皆様こんにちは!本日のブログ担当は用品フロアでお送りします!
ファレホコン5ブログも40の大台となりました。
9月なのにまだまだ厳しい暑さが続きますが熱中症にならないよう、水分と塩分をこまめに補給するようにしましょう。
それでは早速、「ファレホペイントコンテスト5」の作品紹介をして行きましょう!今回も力作ぞろいなので、楽しんでください!
それでは、今回のお客様作品紹介スタート!
【夏休み最終任務】
作品名:アンブッシュ
ファレホ使用率:20%
コメント:機体の白の部分とジオラマの着色に使用しました。迷彩塗装した機体以外は〆切ギリギリの3日間で作りました。 少し早いですが夏休みの宿題を終わらせた気分です。
使用キットはバンダイの「HG ギラズール」でございます。
まずは全体の写真を御覧になってください。
グリーン系迷彩のボディラインに白パーツがアクセントとして鮮烈に浮かび上がっていて最高にかっこいい!
特に胸部やスカート部に配されたホワイトの部分塗装が、濃淡の効いたグリーン迷彩の深みをぐっと引き立てられていて、膝立ちポーズによって低重心を強調したシルエットは、狙撃手のひそやかな臨戦態勢を完璧に表現されています。
小さな木箱ジオラマのフレームが、まるで劇場の舞台装置のように機体を包み込み、その世界観をストーリー仕立てで切り取られていて情報量の多い作品となっております。
次に御尊顔をご覧ください。
上半身アップはまさに本作のハイライト!
内側に流れた塗料跡を意図的に残すことで「塗り重ねの痕跡」をリアルに表現。
胸部装甲のエッジ部分に向かってファレホを巧みに使いこなし、深みと立体感を同時に引き出していて芸術点がかなり高く完成度の高さが窺い知れます!
この色彩感覚の精度と濃淡具合は「模型としてここまで見せていいのか」と驚く程です!
続きまして側面をご覧になってください。
脚部~全体へと流れる迷彩は、一見ランダムに見えて実は緻密に計算されており、機体の動線を強調しながら視線を誘導する表現が本当にお見事!
膝装甲の塗り分けが絶妙なアクセントとなり、迷彩の中で視覚的な「休息点」を作り出している点が非常にスタイリッシュ。
手作りジオラマの地面には、小木や草むらが混在し、膝立ちしたギラズールの脚部周りに自然な「影」と「接地感」を生み出しており短期制作ながらも手間暇を惜しまない作者の熱意が伝わってきます。
最後に背面からの写真をご覧になってください。
ファレホによる微妙なドライブラシとウォッシングのような重ね技で、金属部の焼けや経年変化をさりげなく再現されているのが凄い!
足の裏に付く小石などが、迷彩一色の単調さを回避し、後姿にまでドラマチックなコントラストが生まれているのがお洒落ですね。
3日間のタイトな制作スケジュールとは思えない仕上がりは、まさに「夏休みの宿題を早々に片づけた爽快感」を具現化した傑作です。
と、素敵作品の紹介でした。
ガンプラは自由だ!ということで、ノダソラ様ありがとうございます!今回は、なんといっても迷彩塗装が圧巻。一色で仕上げてしまうとどうしても単調になりがちなところを、しっかりと迷彩にすることでグッとリアリティを高めています。しかも迷彩の縁取りまでブレなく綺麗に塗り分けられているのが本当に凄い!さらに注目はジオラマ。森というかジャングルを思わせる濃い緑の中で、随所に施された汚しが作品全体の締まりを生み出しています。そして緑一色にならないように、ランチャーの赤を差し色として入れるセンスも抜群!小さいながら臨場感にあふれた箱庭のような仕上がりです。〆切ギリギリで完成とのことですが、とてもそうは見えない完成度!夏休みの宿題どころか、立派な"夏の自由研究発表"になっております!素敵!
【妖光のELS GN-X】
作品名:ELS GN-X
ファレホ使用率:75%
コメント:下地にPRIMERの黒、紫部分にMagic Dustから二種類使用しました。 ELS GN-Xをイメージして妖しく光るように仕上げてみました。
ご紹介するのは、バンダイスピリッツさんの機動戦士ガンダムOO「ジンクス」を使用した作品のご紹介です。ファレホ75%で作成された作品となっております。では早速見ていきましょう。
ではまずは正面から見ていきましょう。
下地にPRIMERの黒を用いることで、紫の発色が際立ち、暗闇から浮かび上がるような神秘的な印象がステキ!また、Magic Dustを使うことで、光量や角度を変えると表情が劇的に変化し、まるで生命体のような動きを感じさせます。
次に脚部を見ていきましょう。
粒子感がありながらも滑らかな塗膜は、金属光沢と深みを両立。また繊細なブラシコントロールによって、エッジや装甲ラインが際立ち、立体感が強調されています。お見事!
次に背面を見て行きましょう。
凄い!各所にうっすらとのせたMagic Dustが見事に煌めいています。また粒子感が見る角度で変化することで妖しさを演出しています。素晴らしい!
shike様の作品に込めたコダワリを感じる、そんな素晴らしい作品でした。
量産機って、どうしてこんなにも心惹かれるんでしょうか......!shike様よりご出品の「ELS GN-X」、じっくり拝見いたしました!まず目を奪われるのは、黒を下地に立ち上げた偏光カラーの仕上がり。Magic Dustを重ねることで、ただの黒紫ではなく、妖しく光を受けて表情を変える独特な色合いを実現されています。角度や光の強さによってまるで別の機体のように見えるこの効果、まさに玄人好みの塗装です。さらに注目は丁寧な塗り分け。こういった特殊な偏光カラーは、少しでもはみ出せば一気に雰囲気を崩してしまう難しい素材。それを見事にコントロールし、各部をバシッと仕上げているのは本当にお見事!暗さと妖しさを兼ね備えた存在感に、見るたび新しい表情を楽しめる「動くアート」のような作品。量産機好きならずとも必見の一作です!
【紅き砲兵】
作品名:軽キャノン
ファレホ使用率:1%
コメント:手首回りのパイプ等オレンジと黄色パーツに使用。 お手軽に部分塗装できるのはファレホの良いところですね。
バンダイスピリッツ、HG1/144『軽キャノン』でエントリーくださいました。
キット本来の鮮やかなレッドから落ち着いた色合いのレッドオレンジ風に変更しかつメタリックカラーを選択したことでメカものの重厚感が加わってGood!
全身をメタリック仕上げにするのではなく足首や胸部のカメラユニットをつや消し仕上げにしている所がリアルさを補強しています。
続いては頭部の塗装を見ていきたいと思います。
頭部全体のメインカラーとなっているホワイトはつや消し仕上げなのに対して中央のパーツはメタリック仕上げでボディ同様メリハリの効いた印象が◎。
モールドやディティール部にグレー系の差し色をプラスしているのも細やかなとてもいい仕事っぷり。
展示上見えない背面側を見て行きましょう。
後ろも正面同様メタリック仕上げの美しい仕上がり、見えにくいところでも手を抜くことなく満遍なく塗装が施されています。
バックパックのコアファイターのメタリック系もシルバー、ガンメタ、メタリックグレーで細かく塗り分けまでされている所にこだわりも感じます。
さて最後はコメントにある様に今回ファレホを使用した箇所にも焦点を当ててみたいと思います。
手首や手の甲にあるパイプ部分、キットのままだと塗装やパーツ分けがされてなく、グレー一色の成形となっていますが塗装する事で劇中の仕様を再現できます。
むにゅ様の作品もしっかり原作の仕様をファレホを使って再現されています。
太もも正面にあるダクト部分もファレホによる塗装が施されています。
この部分も色分けがされていないパーツなので、ファレホによるピンポイント塗装が活きる箇所ですが、狭く塗装しづらい所でも溢れることなく狙った場所への塗装が出来ている事が、むにゅ様の技術力の高さを物語っています。
全体的に美しい仕上がりと見えにくい所にも手を抜かない塗装技術の高い作品でした。
次回のエントリーも心よりお待ちしております。
ガンプラが続くぞ~!そう、まさにガンプラ祭りだぁ~!🎉
むにゅ様からエントリーこの機体、スタイリッシュなフォルムに赤と黄色を基調としたカラーリングが映えまくってますね。もともとのメインカラーも赤と黄をメインにすることで、どこか某"2号機"を彷彿とさせる雰囲気もありますが!メタリック感をプラスすることで一気にモビルスーツらしい重厚さがアップ。まさに「戦場で光る赤」という存在感です。さらに注目は差し色の使い方。手首まわりのパイプやオレンジ・黄色のパーツに効果的にファレホを使用することで、単調さを回避しながら全体の完成度を引き上げています。他塗料を侵さないファレホの特性を最大限に活かした仕上げ方、ナイスチョイスです!
今回の作品紹介はここまで!また次回をお楽しみに~!
その他詳細はこちらをご覧ください→「ボークス公式ホビー総合サイト」
ファレホペイントコンテスト5まとめは以下の通りです!
□前回までのあらすじ↓