ホビースクエア秋葉原

■HS秋葉原!ファレホペイントコンテスト5参加作品紹介 !その8 (No.31~32 No.39)

 ホビースクエア秋葉原 

みなさんこんにちはッ!

ホビースクエア秋葉原、用品工具担当ですッ!

ここ数日はすっかり夏の陽気となり暑い日が続いています。
水分、塩分補給をこまめに行い熱中症対策をしっかりしておきましょう。
模型活動問わず、集中して作業していると補給を忘れがちになりますからね。

ではでは、今回の作品紹介をはじめて参りましょう!

お客様作品紹介始まります!

【黒銀に舞う朱の詩】

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お客様名:ZERO様
作品名:LYDIA
ファレホ使用率:30%
コメント:肌と金属の下地はファレホ、深く考えすにシンプルに仕上げました。

使用キットはNeko Galaxyさんの「LYDIA」でございます。
まずは全体の写真をご覧になってください。
肌と金属部分の下地をファレホで仕上げたという点が、特に丁寧さを感じ黒銀の鎧は力強さと美しさを兼ね備えていて、キャラクターの勇ましさを際立たせていますね!

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続きまして少し角度を変え側面からご堪能ください!
側面にスポットをあてると、赤い布部分のグラデーションが絶妙で、色彩に深みを与えていて素晴らしい完成度でございます。
深く考えずにシンプルにというコメントにも関わらず、仕上がりからは製作者のセンスと技術の高さが感じられますね!

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続きまして武器のアップをご覧になってください!
色の対比とグラデーションが見事なバランスを取っており、あえて余計な装飾を排除したことで、それぞれの色彩が際立っていてシンプルを突き詰めた至高の作品となっています!

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そしてこちらも御覧ください!
全体として、ZERO様が「深く考えずにシンプルに仕上げました」とコメントしている通り、無駄を省いたミニマリズムが、むしろキャラクターの個性とドラマティックな雰囲気を引き立てる素晴らしいアプローチに感じられます。
細部に渡る塗装のこだわりと、絶妙な色彩のバランスが、LYDIAに独自の魅力を与えている作品だと思います。
この作品を見ていると、シンプルな美しさの中にも製作者のセンスと情熱がにじみ出ていて、見る人それぞれに様々な物語を語りかけるような、そんな引力を感じますね♪

と、素敵作品のご紹介でした!

【店長コメント!】
⚔️きたぞ〜!ZEROさんの作品が来たぞ〜!
今回も圧倒的ディテール!まさに「指先サイズの奇跡」✨
このスケール感でこのクオリティ、特に黒鋼を思わせる重厚な鎧表現には思わずうなってしまいます......!肌や金属部の下地にファレホを使用し、あえて"深く考えずにシンプルに仕上げた"とのことですが、だからこそ出せるこの潔さと洗練された雰囲気が最高です!🖌️足元からのランプ照明も相まって、空間に立体感と陰影がしっかり生まれていて、作品全体がグッと引き締まっています。静けさの中に強さを秘めた、作品!素敵です!💫

【パステルメロディー】

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お客様名:大森つくも様
作品名:ヘルキャット・キャリコ
ファレホ使用率:95%
コメント:下地とトップコート以外ファレホ使用。本体にモデルエアーの白を塗り、名前の由来の三毛柄はゲームカラー、差し色はメカカラーを使用しました。

ご紹介するのは、タカラトミーさんの「リアライズモデル ヘルキャット」を使った作品のご紹介です。遊び心がバシバシ伝わってくる作品となっております。では早速見ていきましょう。

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全体にモデルエアーの白をベースに、ゲームカラーの三毛柄→差し色のメカカラーと、それぞれ異なるモデルを使い分ける色のリレーは、カラーコーディネートの妙が光ります。
また粒子が細かいモデルエアーを選んだことで、ふわっとした"生き物感"も感じ取ることができます。

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顔から尻尾の先まで描かれた三毛柄は、ひとつひとつ丁寧に描かれているのがGood!!

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耳や関節部には、メカカラーによる差し色を塗ることで、メカ部分を自然に強調してくれていて、視線誘導の巧みさを感じました。上手い!!

【担当者コメント!】
ということで、今回もゾイド担当が失礼いたします!
リアライズモデルは塗装や改造もしやすく、大森つくも様が楽しんで制作していらっしゃる様子が目に浮かびます!元々は黒系がメインのヘルキャットを、ふんわりと温かさも感じるホワイトにて塗装!三毛猫ちゃんの誕生でございます!本当の猫のような、愛らしい雰囲気はもちろんですが、メカ部分や爪先へゴールドを入れることで、「ゾイドらしさ」も感じる事のできる逸品に仕上がっております!首元の鈴もとってもチャーミング!カッコいいメカ物も、かわいらしいユニークな作品もお任せあれ!な大森つくも様、ありがとうございます!

【ジュラ紀最凶の捕食者】

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お客様名:つぶがい様
作品名 :アロサウルス
ファレホ使用率:99%
コメント:身体の全てを、ファレホの筆塗りで仕上げました。眼球のみ、クリアーのエナメルでコートしてあります。生物らしい質感をお楽しみ頂ければ幸いです。

フリーランスの造形作家「ogyhara」さん原型制作の1/35アロサウルスでエントリー下さいました。
キット自体のディティールもさることながら、つぶがいさんの繊細な塗装技術により非常にリアルな仕上がりの作品です。

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顔のアップから見て行きましょう。 肉食恐竜とは思えない程穏やかな表情をしたアロサウルス。
濃淡の塗りは分けがハッキリとしている上にシャドウを目のくぼみ、口元や首のシワに施すことで立体を出しているのもお見事っ!

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続いて体側も見ていきたいと思います。
鱗や模様の描き込みがしっかりされており、およそ肋骨の位置であろう箇所にシャドウが入っている所がリアリティさを引き上げています。
前述の顔の塗装と同じく緑中心の色使いですがしっかりグラデーションがされているので体表の境目が分かりやすく実際に今も生きているかのように感じる仕上がりになっています。

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大型の肉食恐竜と言えば見上げてみたいもの。アロサウルスも全長約8.5mという巨体なのでせっかくだから煽りアングルも撮影してみました。
いや~迫力があるっ!
塗装具合を見ても、通常展示では見えづらい下側のシワの描きこみまで丁寧に施されています。
全身の鱗が湿っているようなしっとりとした印象を受ける仕上がりを妥協無く全身、細部に至るまで行っているのが非常にGood!!

ロマン溢れる素晴らしい仕上がりの恐竜キット、アロサウルスでのエントリーありがとうございましたっ!


次回の参加もお待ちしております!。

【店長コメント!】
🦖秋葉原では初登場でしょうか?ようこそお越しくださいました、つぶがい様のアロサウルス!
いやもう......そのリアルさ、まさに博物館級!✨🧠ファレホの筆塗りのみでここまで"生きている"質感を再現できるとは......まさに職人技👏爪や頭の突起の硬さ、首元や腹部の柔らかそうな皮膚感、バランスをとるためにスッと伸びた尻尾の緊張感――全身の塗り分けと質感のコントロールが完璧で、引きでも寄りでも破綻がないのが本当に凄い!恐竜に対する深い愛と知識、そしてそれを表現できる技術力の融合...これはもう、圧巻の"生物造形アート"と呼ぶべき逸品です!🖌️

今回は以上!
お付き合いいただきありがとうございます!

次回のSRニュースもお楽しみにッ!

ボークス ファレホペイントコンテスト5
■参加申込書配布期間:2025年4月26日(土)~ ←配布中です!
■作品受付期間:2025年6月7日(土)~7月13日(日)←エントリー受付中!
■作品人気投票:2025年7月19日(土)~8月3日(日)
■結果発表&表彰式:2025年8月10日(日)
■作品返却期間:2025年8月10日(日)~8月31日(日)まで
その他詳細はこちらをご覧ください→「ボークス公式ホビー総合サイト

ファレホペイントコンテスト5まとめは以下の通りだっ!