実演 記事一覧
皆様こんにちは、用品担当の★野です!
4月13日(土)開催の「アニメプラモをエアブラシ塗装してみよう!」実演にご参加頂きありがとうございました!
低圧から高圧まで安定して乱れの無いエアーを供給できるハイパワーマシン「造形村エアフォース」コンプレッサーと、その大パワーを制御して、指先数センチの至近距離からでも綺麗な塗装やグラデーションを施せる「模型専用」に設計された「造形村プロモデルA」エアブラシを組み合わせた、エアフォースコンプレッサーセットを使用して、ガンプラ「HGUC 1/144 クスィ―ガンダム」を半分塗装・半分素組の形で塗装してみました!
造形村コンプレッサーに興味のある方はコチラをご覧あれ
右半分が造形村エアフォースコンプレッサーシステムで塗装。
左半分が未塗装パチ組状態です。
このガンダムの手首も見せ場だと思いますので、ディテールに合わせて塗り分けをしています。
指の付け根や関節の金色部分は、ファレホによる筆塗りです。
ラッカー中心の塗装であっても、こんな時にファレホは重宝しますね!
基本的に今回はディテールアップをしていない(それどころか合わせ目消しすらしていない!)のですが、片方の手首だけ、前回のモーターツール実演で肉抜き穴を埋めて削っています。
前回の実演
背面も、半分だけ塗装して、半分は未塗装のまま!
エアブラシを使うと、自分の好きな配色を、ムラなく綺麗に塗装できますぞ!
『ガンプラは自由』の合言葉の元、今回は『超合金トイっぽい感じ』を目指して製作させていただきました。
アルミの様なバーニアも、ボーンペイントの『マキシマムシャインシルバー』でシュシュッと吹き付け!
ちなみに今回はお客様の前でサッと塗装するスピード塗装でしたので、ツヤありの黒下地すら使用せず、そのままシルバーを吹き付けて仕上げています。(もちろん、黒下地を使用した方が更に仕上がりは良くなります)それでもこのくらいの金属感が出るのは嬉しいですね。
ここでボーンペイント「マキシマムシャインシリーズ」の個人的な豆技。
この塗料は、圧力を高めに(0.3MPPくらい)して、エアブラシのアジャスターを可能な限り絞り込み、『高圧でごく少量の塗料を吹き付ける』ことで輝度が高まります。
そんな塗装方法も、高圧力・高精度のエアフォースコンプレッサーなら楽々クリアー!
シルバーの上にクリアー塗料を吹き付ける「キャンディ塗装」も、吹き付けの強弱で陰影を付けられます。
この滑らかな陰影も、造形村エアフォースコンプレッサーのおかげで表現できました。
首回りも細かい造形が施されていたので、マスキングを施して塗り分けしています。
え?片方のアンテナが無い?
そうなんです。作業中に行方不明になってしまいました・・・
見つかるといいな!
さて、今回の実演の作例は、「エアブラシ塗装したもの」と「パチ組」のものとを分けてお客様にも見比べて頂く事が出来るかと思います。
近々、用品フロアにて展示しますので、エアブラシ導入をご検討の方は是非ご覧ください!
次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!
皆様こんにちは、用品担当の★野です!
3月30日(土)開催の「この春、ファレホでエアブラシ塗装!」実演にご参加頂きありがとうございました!
さて今回は、初心に立ち返りエアブラシの使い方や洗浄の仕方なども交えて、ファレホエアーの性質やグラデーションの塗り方などを紹介しました。
また、実作業を通じてファレホという塗料が匂いが全くしなかったこと、そして海外の厳しい安全基準に則って非常に安全性が高い塗料であることも実感して頂けたと思います。
実演では、アニメモデルの全体塗装や、これまで実演で塗装していた艦船スケールモデルの続きを行いながら、改めてエアブラシ塗装の基本をご紹介しています。
それでは実際に実演でサッと塗装したアニメキット、メカコレクション宇宙戦艦ヤマト2199 No.14 「ダロルド」から行きましょう。
この手のひらサイズのプラモデルを、エアブラシ塗装しました。
使用したのはエアブラシ専用塗料である「ファレホエアー・ゲームエアー」や、筆・エアブラシ両用可能な塗料「メカカラー」「エクスプレスカラー」等を使用しました。
これらは、出力の高いコンプレッサーならば希釈無しでそのまま塗装OK。カップ内調合も可能です。
使用したコンプレッサー
ならば、非常に高い圧力を出せるので、水性塗料のスペックを存分に引き出せますぞ。
メカカラーでサッと塗装した後、エクスプレスカラーで下地を生かしつつお手軽グラデーション。
船体横の発光表現も、軽くマスキングをしてから「白」→「エクスプレスカラーの黄色」→「エクスプレスカラーの赤」の順番でボカシを入れています。
船体艦首の上下の部分で、上の部分の影になる部分は、下の部分(円筒状の部分)にマスキングを軽く当てて、エクスプレスカラーの茶色でモジュレーション塗装をしています。
艦首上下の境目がくっきりしているのは、マスキングして色分けしているためです。
地味なところですが、こんな塗装も「エクスプレスカラー」発売のおかげでやりやすくなりました。
スミ入れもお客様の前で実演しました。
ファレホにエナメルのスミイレは出来るの?という質問がありましたが、ご覧の通りエナメル塗料のスミイレとふき取りがバッチリ出来ます。
また、甲板の白ラインについても質問が集まりました。
この塗装は少し手間がかかるので、実演に先んじて塗装を済ませていた部分です。
こちらは、最初に甲板を真っ白に塗ってしまってから、デザインナイフと定規で細切りにしたマスキングテープを「白ライン・ガミラス文字」になる部分に貼り付けます。
それから甲板色の濃い赤を塗装。グラデーションなども全てかけ終わったらマスキングテープを剥がすと「白ライン」がくっきりと表れるのです。
ちなみにこの作業で一番活躍した道具は、細切りしたマスキングテープをキレイにつまんでピタッと貼って、塗装後に塗膜を傷つけずキレイに剥がした
さあ、ここまで塗装が済んだところで(まだ未完成ですが)、続いての教材は、たびたび実演で少しずつ完成に近づいている艦船模型です。
今回も、そこそこに作業が進みました。
前回の実演から今回の実演の間にエクスプレスカラーが新発売されましたので、少々エクスプレスカラーで「グラデーションの後付け」を行っています。
これはどちらかというと、すでにエアブラシを所持している方が「既に塗装され、スミ入れも施されている状態で、その上から色調を変化させる塗料を上掛けする」というエクスプレスカラーならではのお手軽表現に驚かれていました。
また、ファレホエアーの筆塗り能力にもご注目ください。
ファレホエアーはエアブラシ用に調合済みですが、だからと言って全く筆塗りが出来ないという訳では決してありません。
濃いブルーグレーの上の淡いホワイトグレー(四角いツブツブみたいな部分ね。)は、ファレホエアーの筆塗りです。
このくらいの面積ならしっかり発色してくれるんですよ!
ボカシもエクスプレスカラーでシュッシュと追加。
船体の横にもモジュレーションで継ぎ目を入れてみました。
ちょっとわざとらしくなってしまったので、もう少し修正した方がイイかな?
でも、そんな修正もファレホならそんなに難しい事ではありません。
今回使用した塗料やエアブラシ、コンプレッサーは、全てボークスが自信を持ってお客様に御案内しているモノばかり!
みなさんも、この春にエアブラシデビューをするときは、是非私達ボークスにお手伝いさせてください!
次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!
皆様こんにちは、用品担当のしらがメガネです!
そろそろ春の新生活。
新しい門出に、模型の世界でもステップアップを果たして一層ホビーを楽しもうではありませんか!
という訳で、今回はエアブラシの「華」であるグラデーションを、ストレスなく楽しく塗れる「エフェクト」の塗装をしてみました。
造形村のエアフォースコンプレッサーセットは、圧倒的な大パワーで、タフな「造形村エアフォースコンプレッサー」と、模型専用に作られた繊細な「造形村エアブラシ プロモデルシリーズ」の組み合わせによって、様々な模型シーンをハイレベルにこなすエアブラシシステムです!
お客様の用途やスタイルに応じて色々な組み合わせがありますぞ。
そんな造形村エアフォースシステムを使用して、今回は
をお手軽塗装してみました!
太陽のフレアの様に伸びる炎のエフェクト。
一見なんだか難しそうに見えますが、じつはこれ、「マスキングなしに、ただただグラデーション塗装の醍醐味を味わう」事ができる、ごちそうのようなパーツの塗装なんです!
なんというかですね、全然大変じゃない(マスキングとか一切いらないでフィーリングだけで塗れる)のに、「あれ?なんだかいい感じになっていくぞ?」という「オイシイ部分」だけ楽しめるというか・・・
造形村のプロモデルシリーズは非常に繊細なエアブラシなので、滑らかなグラデーションがとても得意!当然このような塗装もお手の物。
それではひとつ、塗装の順を追ってゆきましょうか。
塗る方のイメージによって、炎の基本色を様々に対応できるように最初は「黒っぽいカラーレジン」で成形されています。
実際に過去の見本作例や塗装済み完成品、お客様が各々製作された完成品は、様々な色が試みられており、実に色とりどりで独自性のある塗装を見る事ができます。
それでは今回私がやって見ようと思うのが、ちょいと明るめで、熱そうな「オーソドックスな炎」で行こうと思います。
まずは明るくするために、下地を白っぽくしようと思います。
ここでオススメな「白」が、エアブラシ用に希釈済みな上、圧倒的に隠ぺい力が高い、
「ともかく白く塗りつぶしたい」
という方には断然オススメな、超絶隠ぺい力の高い塗料です。
今回は「おおよそ白っぽく」なればよいという事で、一回吹き付けだけで終了。
それでもいちどきに、ここまで黒パーツを白くする事ができます。
この時、圧力は結構高め(0.2MP以上)で、エアブラシのアジャスターも気持ち開き気味にすると、快適にプァ~っと下地塗装が進みます。
下地が終わったら、カップに残ったビギニングホワイトに黄色を足して(ものぐさなだけです)、レモンイエローっぽい色を下から吹きます。
この部分は、市販の黄色系の塗料、あるいはクリアーイエローでも問題ありません。
この時の吹き付けは、パーツを寝かせて、エアブラシも寝かせて、パーツの半分くらいのところから「上から下に」とやると、勝手に上が濃く、下が明るくなります。
この辺ではまだ炎っぽくもなんともないですね。
ほんとにこんな調子で大丈夫なの??
次に、上からさらに濃い色を重ねます。
今回使用したのは「蛍光クリア―オレンジ」です。
これは通常の「クリアーオレンジ」でも構いません。
白の上から「クリアー系」の塗料というのは、グラデーションの強弱を自分で付けやすくてイイですぞ!
このあたりから、フィーリングで思うままにグラデーションを付けてゆくわけですが、今回は「下が明るく、上に行くにつれて赤っぽくなる炎表現」と考えたため、
としています。
クリアー塗料は、通常の顔料系塗料と違って、色を重ねれば重ねるほど濃くなる習性がここでは活かされ、「楽しくてストレスが無い塗装」に繋がります。
ちょっと炎っぽくなってきました。
この辺から塗装工程が面白くなってきます。
続いてダメ押しです。
クリアーレッドで、炎の先端や濃い影が落ちる部分を色付けしましょう!
この辺になると「うへへ」という変な笑いや「いいんじゃない?コレいいんじゃない!?」という意味不明な独り言が増えて来ます。
最高にハイというヤツでしょうか。
ここら辺の塗装はコンプレッサーの圧力もエアブラシのアジャスターもかなり絞り気味にして、パーツとの距離3~4センチくらいと超至近距離で塗装しています。
このくらいの繊細な塗装が出来るのも、造形村プロモデル-Aの繊細な精度のおかげです。造形村エアフォースシステムなら、パワーの強弱・塗料の吐出量のコントロール自由自在!
さて最後に仕上げ、という訳ではないですが、クリアーブラックで焦げた感じや凹みの更なる強調をしてみました。
特に先端部分や巻きあがる部分の影の強調をしました。
それでは、この塗装したエフェクトパーツを組み込んでみましょう。
実はこれ、お店の塗装実演で度々登場し、少しずつ完成に近づいて行っている、我が社自慢のガレージキット
の足元のエフェクトパーツだったのです。
(「絶対領域 綾波レイ」は期間限定商品です。)
こちらのキットも、あとは足元のエヴァ初号機の頭蓋骨の塗装と、綾波レイの足元を
塗装表現をしたら完成、という所です。
こちらの展示品も、秋葉原ホビースクエアの「塗装実演のウインドウ(用品フロアにあります)」にて展示中!
ご質問もお気軽にどうぞ!
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皆様こんにちは、用品担当の★野です!
3月9日(土)開催の「グラデーションや透かし塗装、エアブラシならではの塗装を楽しもう!」実演にご参加頂きありがとうございました!
さて今回は、ガレージキットのストッキング塗装と各メーカーのクリアブラックの色味比較、そして1/144戦車にエクスプレスカラーでモジュレーション塗装をご紹介しました。
今回は、ご紹介した用品も含めてご案内させていただきます。
実演では、
という手順で行いました。
その際、クリアブラックは一般的な物では
があるわけですが、各々どんな色味なのかをご紹介しました。
ではまず、ガイアノーツのクリアブラックから。
こちらは手順で言うところの「つや消しでのコート」をしていない状態になります。
ガイアノーツのクリアブラックは濃い茶色系の色味になり、一般的なストッキングを塗るのに向いていそうです。
それでは続いてフィニッシャーズのものをご覧ください。
こちらは、ガイアノーツのものと比べて茶色味が強く出ます。
「茶色っぽいストッキングのキャラクター」の場合はコレを選ぶと良いかもしれませんね。
次はストッキングではなく下着になってしまいますが、GSIクレオスのクリアブラックの色味をご覧ください。
こちらは他の物に比べてより黒く、若干青みがかった所もある焦げ茶色です。
かなり黒味のあるストッキングに向いていますし、ツヤを消さなければラバー系の色味にも見えます。
三社のクリアブラックの色味の違い、お分かりいただけますでしょうか。
これらはいずれもラッカー系の塗料で、同じ扱いで塗装が出来ますので、この3色を持っていると塗装の幅が広がりますね。
さて、ここでサポート役として重要な塗料をおひとつご紹介。
クリアブラック各色は、各社ともユーザーで調整できるようにしているためか、少し「濃いめ」で調整されています。
そこで、使い慣れていないうちは、少し「クリア塗料」で割ってあげると、色味が薄くなり、少しずつ色味を乗せる事ができるようになります。
(このあたりは、使い慣れるとそのままの方が塗り易かったりもします。色々試してみましょう)
今回ご紹介しているのはフィニッシャーズの「オートクリア」。
ぶっちゃけ、本当はクリアならクリアブラックを薄めるのにどのタイプでも支障はきたさないのですが、このオートクリアは
・塗膜がめちゃくちゃ固くなる
・乾燥が非常に速い
ということから、作業効率がグンと上がるので重宝しています。
ガイアノーツのパールシルバーをごく少量混ぜたトップコートを吹き付けた状態です。
右がフィニッシャーズのクリアブラック、左がガイアノーツのクリアブラックを使用したものです。
ツヤが消える代わりに、パールのキラキラが主張してサテンっぽくなります。
写真で分かるかな??
つや消しクリアーに混ぜるパール塗料をガイアノーツのパールシルバーにした理由は、
「輝度が非常に高い」
ためです。
パールを加えると白みが増しますので、少しだけストッキングの色味を濃い目に塗ると良いかもしれません。
ストッキングの様なまばらにキラキラした感じが出しやすいと思って選びましたが、これが正解という訳ではありません。
皆さんもぜひ色々試してみて下さい!
また、左側のストッキングはシームラインなどが入っていますが、これは、クリアブラックを塗装して乾燥させた後、横巻のラインに合わせてマスキング。
そしてそこに更に一層、クリアブラックで色を濃くします。マスキングを剥がすと、この横巻ラインが出来ています。
続いて、縦の縫い目もマスキングして、またもう一度クリアブラックを吹き付けます。
剥がしたらパールシルバーを少量混ぜたつや消しクリアーを吹き付けることで、これが出来上がり。
つまり、このストッキング部分は肌色の上に「クリアブラック」一色しか使っていないのです。
「クリア系塗料は色を重ねれば重ねるほど色が濃くなる」という特徴が使われています。
という訳で、今回はラッカー塗料でのご紹介でしたが、水性塗料である「ファレホ・エクスプレスカラー」を使用してのストッキングの塗装なら、以下のブログも合わせてご覧ください。
さて、実演はグラデーションの紹介だったこともあり、
をご紹介しました。
という訳で、使用した塗料は今大変話題となっているエクスプレスカラー!
モジュレーション塗装とは、パネルラインごとに簡単なマスキングを施し、面毎にグラデーションを付けることで、「ゲームのCGモデリングのような演出」をする塗装方法です。
アメリカのモデラーさんが実際にゲームのCGを見て考え付いた技法なんだそうです。
今回は、基本色であるサンドカラー(手持ちの色から適当に選びました)に、エクスプレスカラーの「ドワーフスキン」を混ぜることで「近似色の濃い色」を簡単に作り出しています。
今回の戦車本体色は、ゲームエアーのサンドカラーとエクスプレスカラーの茶色、そして白の三色だけで塗られています。
モジュレーション塗装については以下のブログをご覧ください。
次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!
皆様こんにちは、用品担当の★野です!
2月17日(土)開催の「アルティマATでモーターツールチャレンジ!」工作実演にご参加頂きありがとうございました!
さて今回は、話題の高性能ハンディモーターツール「アルティマAT」と、それに付属して
というアイテムをご紹介させていただきました。
さて、それではのっけからご紹介すると、
これは軽量でリーズナブルなハンディマシンながら、世界でも初めて「据え置き式のモーターツール」で装備されている
をこの小型サイズに投入したマシンなのです!
ではそのオートトルクとは何か?
これは、モーターツールをグッと押し当てて削るときに、機会がそれを察知して自動でトルクパワーを調整してくれる機能です。
簡単に言うと、弱い力でも頑張ってぐいぐい回ってくれたり、大まかで力強い切削でも「おりゃあああ!」と頑張ってくれる機能です。
それでは続いて、このアルティマATの力をさらに引き出す二つのオススメ品をご紹介!
なんと30本もダイヤモンドビットが入って税込3,080円!安くね!?
しかも、このビットはダイヤモンド砥石が通常の単品の物より大きく、切削性が高いのです。
アルティマATと組み合わせると、さらに力強いお供になってくれますぞ!
そしてこれが本命!
アルティマATを生み出したアルゴファイルの隠れた名商品、模型作業用集塵機
モーターツールの扱いを、より日常的に扱いやすくしてくれる集塵機の中でも特に秀逸なアイテム!
これは語ると長くなるので後述だ!!
まずはガンプラのちょっとした加工から。
この手首はHGUC「クスィー・ガンダム」の手首です。
キットにはやむを得ず肉抜き穴が存在しています。
目立つ場所ではないので放っておいても良いのですが、折角モーターツールがあるのなら、楽して処理しちゃいましょう!
予め、肉抜き穴にエポパテを詰めたものを用意して、実際に実演の場で削りました。
先の「精密ダイヤモンド工具30本セット」から円筒状のビットを選び、水平にちゅいんと削る・・・だけであっという間に完了しました。
実際に作業時間はものの1分ほどで、一瞬で作業が終わってしまって
あっという間に実演の一つが終わってしまった私は、おもむろにファンドとレジックスという「樹脂粘土」を取り出し、これらの説明をすることで間を持たせるのであった・・・
ニューファンドは古の昔より(言い過ぎ)親しまれし造形粘土です。
取り回しが良く、固まるとかなり頑強に仕上がります。
価格も安いので、「基本的な芯材」に使ったり、初心者向けの初めての造形にも向いています。
レジックスは特殊な「でんぷん樹脂粘土」で、ハンドリングの良さが圧倒的!
思うままに造形でき、乾燥後は柔軟性を持ち、アルミ線などを仕込めばある程度可動できるほど弾性があります。
その一方で、硬化後の切削は難しいので、超造形能力を生かして「完成に近い所」まで持っていきましょう。
修正は「盛足し」で対応。盛り足しが難しい場合は、不要部分をカットして再度造形。
かなりの造形力がありますので、価格はファンドより高いですが、それを補って余りある魅力のマテリアルです。
今回は、その二つを使って見本を造形中のクトゥルー(のまだ頭だけ)を形出ししつつ、要所要所をモーターツールで切削する実演ともなりました。
クトゥルー(クトゥルフ)の解説っていりますかね?
アメリカの1900年大初頭のホラー小説から始まったのですが、いまやありとあらゆるメディアやアニメなどにも登場する有名神です。
ちなみに頭蓋骨はファンドで作り、細かい体表の形出しやタコの触腕にはアルミ線を入れてレジックスで造形。
ファンド部分は実演のなかでゴリゴリとモーターツールを使って削りまくりましたが、レジックスを使用した部分は粘土をこねて形出しをしただけで、ヤスリ掛けとかは一切していません。
手とスパチュラだけでこのくらいならヒョイヒョイ作れますぞ。
さてさて実演ではこのクトゥルーさんの頭(ファンド部分)をアルティマATでガンガンに削りましたが、本ブログでは改めて
というのを画像を通じてご紹介しましょう。
それではいつも通りモーターツールで切削作業をします。
モーターツールというのは非常に削る力が高く、通常のヤスリなどとは比較にならない素晴らしい切削力があります。
精密ダイヤモンド工具セットを使用すれば、性能はなおさら際立ちます。
その一方で、ガンガン削れるので削り粉が目立つのも確か。
ご覧の通り、削る量が多くなるのつれてモーターツールにも手にも粉が付きます。
そして大変なのは、「粉がパーツに付着して削る面が見えにくくなる」ということです。
ですのでこれまでは、作業の合間に手洗いとパーツ洗浄を差し挟むことが多かったのです。
(粉が床に落ちない様に、洗面所までそ~~っと・・・)
これをスイッチオンすると、床側に集塵してくれるので・・・
目に見えて粉塵が少なくなっているのが分かりますでしょうか?
もちろん、このコンパクトなマシンで粉塵のすべてをなくしてくれるわけではありません。
作業を続けると粉も多少は増えてきます。
しかし、ラップボード5の良さは、
に加えて・・・
ことにあります!
スイッチを稼働した状態のまま、作業中時折、金網の上を手のひらでこすると・・・
金網の上の粉も、手についた粉も床下に一瞬で吸い取られてゆきます!
モチロン、モーターツールに多少残った粉やパーツのついた粉も同様。
「吸引」「床面」「金網」の3拍子でラップボード5は最高のパフォーマンスを出すと言えます
(※個人の感想です・・・が、言っていることはだいたい合ってると思います)
当然、通常のヤスリ掛け作業などもラップボード5の上で行うと粉を吸い取ってくれるので、いまや私の作業部屋の作業中進展にまで収まった超便利アイテムです。
は、当店にて絶賛お取り扱い中!
お探しの際はスタッフまでお声がけください。
次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!