ホビースクエア秋葉原

みなさんこんにちはッ！

ホビースクエア秋葉原、用品工具担当ですッ！

7月半ばに差し掛かりより暑さが厳しくなってきました。
こまめな水分、塩分補給は勿論、少しでも体調に異変を感じたら涼しい屋内にいって休むようにしましょう。
この暑さはもう我慢とはそんなレベルではないのでっ！

ではでは雑談はこの辺で、今回の作品紹介をはじめて参りましょう！

第16回お客様作品紹介始まります！

【新緑のさえずり-Emerald Melody-】

使用キットは原型師「ほね氏」様の「メジロのメロちゃん」でございます。
まずは全体の写真を御覧になってください。
一際、目を引くのは黄緑のクリアな発色！
ファレホ90％の筆塗りだけでここまで鮮やかなグリーンを出せるとは驚きです。
まるで新緑の葉の上でさえずる小鳥のような軽やかさが、フィギュア全体から伝わってきます。
各部のグラデーションは緻密そのもの！
全体を通して色のつながりが自然で、陰影も筆致を感じさせずにすっと溶け込んでいます。
ファレホの薄膜性を生かし、何度も重ね塗りして作り上げたであろう肌理の繊細さが際立ち、青葉。様の職人技に脱帽です。

続きまして御尊顔を御覧ください！
ワンポイントの髪色イエローが大正解。
全体がグリーン基調だからこそ、黄色が差し込まれた瞬間に"生命の息吹"のような躍動感が生まれています。
髪の毛の新緑に近いグリーンが根元のシャドウと見事に調和しているので、どの角度から見ても立体感ばっちり。
もう、なにより最高に可愛いです！

続きまして側面からパシャリ！
見る角度によって表情が変わるのも楽しいポイント。
デフォルメされた可愛いキットと超絶技法の塗装テクが作品のメリハリを強調し、作品をグルっと回して見たくなる演出効果を生んでいます。
総じて、ファレホ筆塗りの可能性を十二分に引き出した力作で見るたびに新しい発見がある逸品ですね。

最後に背面を御覧ください。
背面から見た瞬間、まず目を奪われるのは非常に丁寧で妥協のない素晴らしい塗り分け！
作品全体に広がる黄緑→イエローや深緑のグラデーションなどファレホ筆塗りで丁寧に重ねられ、ふんわり軽やかさを放っていて繊細な筆のコントロールが見受けられ背面という隠れた画角にも、隙のない彩色のこだわりが光る逸品です。

と、素敵作品のご紹介でした！

【漆黒の鋼】

ご紹介するのは、弊社ボークスの「ダッカス・ザ・ブラックナイト」を使った作品のご紹介です。ファレホ100％で作成された重厚感の再現が素晴らしい作品となっております。では早速見ていきましょう。

装甲は発色の良いエクスプレスカラーによって、黒騎士らしい漆黒が深く濃厚に。そこにエメラルドのエッジハイライトを強めに差し込むアイデアがグッド！まるで光を帯びたかの様にシャープに浮かび上がり、全体を引き締めています。

成形色ベースにドライブラシを重ねることで、まるで古城の鬼瓦や重厚な甲冑フレームのような風合いが生まれています。また凹み部分に自然な陰影が残る事で、さりげないハイライトが輝く様は、粗さの中の繊細さを感じます。

そしてファイブスター物語の世界観を切り取ったかのような台座も最高！
黄土～茶褐色のマットな土色は、黒騎士の漆黒と強いコントラストを生んでいます。
この乾いた大地は、ダッカスの物語を支えるもうひとつの主人公とも言えるかもしれません。

【ブルーゴールドソルジャー】

もうすっかりご常連の、もっくん様がホットゴブリンの「兵士」でエントリー下さいました。
今回も大胆かつ独創的な色使いの素晴らしい作品となっています。

作品のキットは非常に小型のモデルながら、光のあたる側にゴールド、影の側にガンメタルブルーを使用し、ハイライトとシャドウの強調を行っている所がお見事な一作。

盾も複数の色を掛け合わせて塗り上げてあり、ファンタジー系作品の魔法の装備を彷彿とさせる仕上がりとなっています。
盾表面のウネリのような模様表現も◎。

最後に展示では見えない背面側を見て行きましょう。
背中ということでブルー系メインでの塗装となっています。
ただ塗りつぶすのではなく、マントの波打っている部分の頂点にハイライトを入れる事で、柔らかさの演出を加えているのもGood。

今回も大胆な塗装による素晴らしい作品でのご参加ありがとうございました。

次回の参加もお待ちしております。

今回は以上！
お付き合いいただきありがとうございます！

次回のＳＲニュースもお楽しみにッ！

ファレホペイントコンテスト５まとめは以下の通りだっ！