みなさんこんにちはッ!
ホビースクエア秋葉原、スケールモデルフロアですッ!
梅雨入り・・梅雨入りですって・・。
じめっとした毎日、いかがお過ごしでしょうか。
こんなにじめっとした空気と気分を吹き飛ばすには、熱いホビー魂の燃焼が不可欠ですねッ!
というわけで・・・ッ!!
いよいよ『ファレホペイントコンテスト5』が始まりましたッ!
今回も早速、みなさまの『魂』のこもったたくさんの力作たちがエントリーしてくれています!
さぁ!早速はじめて参りましょう!
ファレホコン5作品紹介第一作は!メガミデバイスやFAガールをミキシングして、アズールレーンの加賀さんを再現し、ファレホ100%にて仕上げてくださった作品となります!
細かいパーツや塗り分けが多い美少女プラモとファレホ筆塗りの相性はバツグン!ファレホの持つ可能性を存分に魅せてくれる亜堂紅丸様から作品紹介スタートとなります!
加賀さん特有の目尻のメイクや、印象的なキツネのお面は手描きにて再現していらっしゃいます!
ファレホ特有の落ち着いたツヤ感が上品な雰囲気を醸し出しており、加賀さんらしいクールで大人な印象を与えてくれます!
服装や艤装、それぞれの質感にもこだわりを感じるだけでなく、指先のネイルもオシャレポイントです!
劇中では「お札状のものが艦載機に変化する」シーンもあり、そのお札らしさも感じる色合いの艦載機です!
甲板も筆塗りにて綺麗に塗り分けられており、それぞれのツヤ感と各所に施されたデカールのバランスも綺麗にまとまっております!
左側の艤装にはCIWSもあり、護衛艦要素もバッチリです!
メカメカしいグレー系と金属感のあるゴールド部分で重厚感もしっかりと演出されており、美少女プラモとメカ部分のコントラストを楽しむことのできる作品に仕上がっております!
ウルトラマン好き、いや特撮好きなら誰もがご存知でしょう。
実相寺昭雄 監督!
その実相寺監督が「ウルトラマンダイナ」で演出したのが第38話「怪獣戯曲」。
登場怪獣がこの『ブンダー』です!
この「怪獣らしからぬ色」これこそが「ブンダー」の特徴です!
テクタイトさんのコメント通り、錆びたブロンズまたは粘土のような質感。
この渋い怪獣の佇まいを、見事に再現された作品です!
一見、白にも見えますが、青銅色やアイボリーで独特の質感を完璧に再現されています。
映像の「ブンダー」そのものともいえる姿ですね!
この「ブンダー」決して資料に恵まれた怪獣ではない印象があります。
恐らくは映像をもとに再現度を高めていったであろう、テクタイト様のブンダー愛と卓越したセンスが見てとれますね!
令和の時代に見事に仕上げられた「怪獣ブンダー」を鑑賞できるまたとない機会です!ぜひ、ご自身の肉眼でご覧頂きたいッ!
TAKOM製のグライフをヴィネット風に仕上げたジオラマ作品です!
グライフの塗装はもちろん、フィギュアの塗りも抜かりなく、それぞれのストーリーを感じさせてくれる仕上がりとなっております!
長方形のベースに役者を上手に配置した、手練れ感の漂う様はまさにスケールモデルといった風格が漂います。
あまりにも絵になる一枚!
視線の先が伺えるほどに、人物たちが生き生きと描かれております。
リュックのベルトやケーブル等、素材毎に置き変えられた細部のディテールアップが映えております!
背面は個々の機能や役割によって加えられたダメージ表現が集中し、見ごたえの多い部位です!
部品にリアリティや物語性を加えられる、一番楽しい作業を存分に味わった形跡が見られます。
作品の主役とも、舞台ともとれる車体の前面。
覗き窓や投げ出された折りたたみ椅子など、キットを活かした演技が光ります!
塗料がパリパリに剥がれたエッジや布袋の張り具合も見事に描かれており、作品を彩ってくれております。
フランスに拠点を構え、特徴的なラインナップが魅力のノーチラスミニチュアより、イグアーノをエントリーいただきました!
考え抜かれたライティングと色の深さがとても印象的な作品です。
知的なその瞳はナニヲ見ているのか...
コメントにもございます、とても澄んだ、聡明な瞳のリザードマンです!
立っているクレストの根元など、そこに長く生きている貫録を感じることができるリアリティあふれる塗り、ぜひ実物を見に来て頂きたいナマ感です。
おでこの周りの色の乗せ方もとてもカッコイイです!口先の少しテカリのついたようなシーンも自然の風を感じます。
ウロコの一枚を見ても、多くの色が緻密に使われているのを感じて頂けると思います!
そして喉袋の独特のドットのような起伏としわになっている部分、首飾りについている飾り羽の鮮やかなグラデーション、爬虫類特有の冷たい肌の質感と、鳥類の骨から感じるそれとは少し違った冷たさが、強く生きるリザードマンの誇りを表しているように映ります。
鼓膜下にある他の鱗とは毛色が違う形状をした大きな鱗からは、大自然から差し込む光が見えます!
バディのカメレオンの模様がとても鮮やかで作品としてのバランスをグッと引き締めるアクセントになっております。
首の後ろにある少したるんだ皮膚など、細かな所に散りばめられたリアルな塗りが作品の息遣いを感じさせる素晴らしい作品です!
この威風堂々としたドラゴンはおっ侍様の赤き大ワイバーン!
ホットゴブリンというディーラーのキットですね!
毎日30分という限られた時間で丁寧に色を重ねて仕上げた筆塗りの技術が素晴らしくスケール以上の存在感があります!
ハイライト~シャドウの変化が大胆かつ繊細で立体感をさらに際立たせております。
鱗一枚一枚の描き込みや光源を意識した明暗のコントロールで迫力ある仕上がりになっています!
全て鱗を塗り分けようとすると莫大な時間がかかるのですが、どの方向から見ても丁寧に塗装されているのがよくわかります。
ベースに注目!
マグマが溢れ出る岩場になっており赤きワイバーンのイメージにピッタリな塗装!
ベースはキャラクターや世界観を伝えるのに大事な要素。
作品を引き立てるように作るのも大変な作業ですが、ここも一切手を抜かず綺麗に仕上げる塗装スキルと時間配分、実に見事です!
そして大事なポイントである「瞳」
近くで接写しても輪郭が綺麗で描き込みも素晴らしく、その情熱と緻密さが作品にしっかり映し出されていてカッコいいです!
今回は以上!
お付き合いいただきありがとうございます!
次回のSRニュースもお楽しみにッ!
ファレホペイントコンテスト5まとめは以下の通りだっ!
□前回までのあらすじ↓
■『 ボークス ファレホペイントコンテスト5 』6月7日(土)より作品受付開始ッ!!