皆様こんにちはっ！
今回のファレホペイントコンテスト2作品紹介ブログ、今回はエアガン担当がお届けします！

ギリギリ桜を見に行くことができました、何故かお休みの日に限って春の嵐・・・
でも粘って咲いていた桜に感謝です。

人間何か美しいものを見ると、それだけで心が満たされます！
模型作品は、作者の皆さんの「この様に作りたい」「ここを見てほしい」「この表現に気が付いてほしい」という部分に気が付けた時に、やっぱり模型制作は楽しい趣味だなぁと感じますね。

いよいよファレホペイントコンテスト2の作品紹介も後半戦、それでは

お客様作品紹介始まりますっ！

【周りが瓦礫だらけなのに美しい...】

ことりさんは、今回が初めてのファレホカラーご使用ということで、主にウェザリングにご使用いただいたとの事です。
私自身もこの方法、ファレホ初めての方にオススメしています！
最初にウェザリングに使用していただけると、ファレホカラーの良さを感じていただきやすいのです。

良さ①発色の良さ！
狙った個所に、狙った分塗料をおいた場合、発色が良い塗料だとそのままイメージ通りに仕上がります。

良さ②乾燥の速さ！！
どんどん作業を進めることができます。

良さ③乾く(硬化)前だと、水で落とせちゃう！！！
塗料がつき過ぎた場合、湿っている段階だと水で吹き落とすことが可能です。下地の塗膜や素材へのダメージを気にする必要がないのが良いですね！

ということで、ことりさんのアーバレストを見てゆくと、足元（膝下）は硬いものと擦れてアーバレストの表面塗装が剥がれた状態を緩急のバランスを取られて描かれており、周りの建物との破損表現と共に「激戦」を繰り広げられている状態である事が表現されています。
そして、コックピット周辺は、パイロットや整備兵が足や手を掛けるところ中心に塗装剥がれが描かれており、脚部との違いが出されていますので、見ていて楽しいです。

ことりさんの描かれた「傷」は、一色で描かれてはおらず、傷の深さを表現するためにアーバレストの素材～塗膜表面までの「各面」が断層で描かれており、このアーバレストの生産工程さえも思い浮かべることが出来る作品です！本当、見ていて発見の多い作品ですね！

【バランスのとれた優雅な機体 ウイングガンダムゼロ】

色味が調整されているので、清潔感を感じる作品になっていると感じます。

ガンダムは白、赤、青、黄と、強い色味の集合体で、何にも考えず塗装するとドギツクなり易いのですが、うぇるこさんのウイングガンダムゼロは、各色の彩度が調整されており優雅さを感じる色味になっています。

また各色に施されているシャドーも彩度を失わない色にされておられるので、立体感を失うことなく、高潔な仕上がりになっています。塗り重ねに能力を発揮するファレホカラーの特色を上手く利用していただいています。

【海面の反射の映り込み？絵画的アプローチ】

シャドウにブルー系の塗料を使用されることにより、ドラグナー1の航空機っぽさが強調されています。
私は特に機体下部に強めにブルーのシャドウが施されているので、海面からの照り返しだと思いました。ドラグナーといえばアニメのオープニングの空母からの発艦シーン！D-1のイメージに沿った色使いで、作品の周りの状況も想像させますね。

そして、夢屋トイ太郎さんの塗装の特徴として細かなタッチでグラデーションを作っておられます。遠目から見ると普通のグラデーションに見えるのでるが、近くでよーくみると、細かなタッチで一気に情報量が増加して、作品の深みに繋がっています。

それではまた近々！本当に最後までお付き合いありがとございました！

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ファレホペイントコンテスト2まとめは以下の通りだっ！