ホビースクエア秋葉原

皆様こんにちはっ！
今回のファレホペイントコンテスト2作品紹介ブログ担当は用品フロアのしらがメガネ★野です。

総数162点に上った、沢山の参加作品で彩られたファレホペイントコンテスト2！
コンテストそのものは終了しましたが、作品紹介のファレホ坂はまだまだ続くぞ。
その作例を余すところなくご紹介してゆきますぞ！！

今回は製作者「Scar Snake」様による、半魚人三連発だ！！

それではお客様作品紹介開始！

【エクスプラスの半魚人に背景を添えて！水槽の色の反射まで込められたヴィネット作品！】

1955年の名作SF映画「半魚人の逆襲」より、エクスプレス社が昨年夏に出したばかりのプラモデルをオリジナル背景付で製作！
最新キットだけに見事な造形ですが、それを存分に生かした圧倒的な塗装で演出。
光と影、生物的な表皮、背景そのものに至るまで見どころ満載の作品に仕上がりました！

生物的な体表表現。
その「縁の部分」や「側頭部」などに、背景の赤が映り込んでいるかのように塗装されているのがお分かりいただけますでしょうか？
生々しい表皮と相まってヴィネットとしての一体感がいや増し、水槽の中でうごめくシーンの一部であることがよりダイレクトに伝わってきますね。

足元の色調変化、沈んだ小物、そして抜かりなく塗りこまれた魚や海藻など、一つ一つを切り取っても決して飽きさせません。
もちろん、半魚人本体の表皮の継ぎ目部分の塗装も見逃せませんね。
濃淡の配色が巧みで、「一枚一枚皮が重なっている」ように見えます。

続々映画のワンシーンを輩出するエクスプレスの最新キットでした。
さあ、続いても半魚人ですよ。
今度は半魚人の逆襲と言えば「女の子」だ！！

【ハセガワのカワイ子ちゃん！後ろ！後ろ！！】

続いてもScar Snake様の作品。
こちらも半魚人です。
半魚人の逆襲といえば、「ヒロインのヘレンをさらう」ワンシーンが有名。
クリーチャー×美女の構図を、ちょっと違った形でオマージュしたのが本作品という事でしょうか？

女の子は、ハセガワの1/24レジンフィギュア。
コチラは当然未彩色のキットなので、ファレホによる全塗装が行われています。
手のひらサイズにも満たない小さなキットですが、表情に至るまできっちり描きこまれていますね！

半魚人ギルマンのヌラヌラ感もスゴイ！
さきのエクスプレス版とは打って変わって、魚類らしい軟質な質感がさりげなく見事です。

デフォルメですし、シチュエーションも異なっていますが、しかし「半魚人の逆襲」とひと目で分かるエッセンスが込められた愛情あふれるヴィネットでした。
さあ、最後の作品もScar Snake様の作品。
当然モチーフは半魚人ですよ！

【白黒映画時代をほうふつさせる、モノクロカラーの半魚人半身像】

実は前回のファレホペイントコンテストでも半魚人の半身像貯金箱を出展してくださいましたScar Snake様。
その時は、上にある作品の様に、半魚人を色鮮やかに写実的に塗装してくださいました。
今回は1955年公開映画の白黒映画のイメージそのままに、モノクロ塗装にて参戦です！

光と影を、白と黒で強調。肩回りは極めて黒に近い配色ですが、その下の腕周りは明るいハイライトで表皮の表現を施し光陰が交互に差し込まれています。

ホラ、手のひらから胴体まで袈裟懸けにするように光がさしているような表現になっています。
絵的に配置された「白」が大胆なライン取りをしているのが分かりますね。

Scar Snake様による、半魚人ギルマン三連発でした！
いずれ劣らぬクオリティで、製作者様の「半魚人の逆襲」に対する思い入れと愛情が伺える作例ですね。
往年のファンの方も見ごたえある満足な内容だったのではないでしょうか。

今回も素晴らしい作品が続々でしたね！
それではまた近々！本当に最後までお付き合いありがとうございました！

ファレホペイントコンテスト2まとめは以下の通りだっ！

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