皆様こんにちはっ!『ファレホペイントコンテスト6』お客様作品紹介、第24回は用品コーナーが担当いたします。

今回も素晴らしい塗装技術と熱量のある力作ばかりですっ!!
非常にストーリー性を感じるミニチュア塗装作品から、人気のアニメ、ゲームのキャラクターのペイント作品、

計4作品をご紹介っ!

ではでは張り切って参りましょうっ!

お客様作品紹介始まりますっ!

【黄昏の鍵守】 

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お客様名:aerocholic 様
作品名 :物語の番人
ファレホ使用率:100%
コメント:鍵の番人という事で、物語(本)への入り口を守っているイメージでジオラマ制作してみました。物語を感じてもらえれば嬉しいです暗い部屋で蠟燭の明暗に留意して塗っています。全てファレホ塗装です。

使用キットはブラックスミスさんの「鍵番(Key Keeper)」でございます。
まずは、こちらの画像をご覧ください。

このジオラマは技術と物語性が高い次元で融合しており、見る者を静かに物語の入口へと誘う力が感じられ、作者の「物語への入口を守る」という意図が、造形・塗装・光の扱いのすべてに一貫して反映されており、単なるミニチュアを超えた「場の演出」が大変素晴らしい作品となっています。
鍵番の佇まいと本棚の重厚感がバランスよく収まり、視線が自然に鍵と本の間を行き来するため、鑑賞者が物語の扉を開ける瞬間を想像しやすくなっているのもポイントです。

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続きまして、こちらをご覧ください。

ファレホのみでここまでの質感差を出している点は特筆に値し、背負う鍵の金属感、布の繊維感、巨大な蝋燭の存在感、肌の微妙なトーンがそれぞれ明確に彩られています。
製作者の蝋燭の明暗を意識したというコメントどおり、光源に対する陰影の付け方が素晴らしい仕上がりとなっています。

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続きましては、こちらをご覧ください。

本棚にスポットを当ててみました。
本の並びや埃感、棚板の木目や経年変化の表現が、鍵番というキャラクターと見事に調和しており、背景としての本棚が単なる装飾に留まらず、世界観を支える舞台装置になっている点が非常に粋ですね。

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最後にこちらの画像をご覧ください。

鍵番が背負う巨大な鍵の全てに丁寧な塗装と錆表現を施されているのが流石ですね。
作品裏側の処理が丁寧であることは、作者の制作姿勢の誠実さを雄弁に物語っています!

又、ここまでの高いレベルで多彩な質感と深みを出しているのは高度な色彩理解と技術の賜物で、蝋燭光を意識した明暗付けは、単なるハイライトとシャドウの配置に留まらず、色温度の差や反射光の微妙な色味まで計算されていて感動しました。

技術力、表現力、そして何より「物語を感じさせる力」が高次元でまとまった傑作です!
ここまでの完成度を出せるのは並々ならぬ研鑽の証であり、見る者に長く記憶される作品だと感じました。

一人でも多くの人がこの小さな世界の物語に引き込まれることを願っています。

と、大変素晴らしい作品のご紹介でした。

【店長コメント!】

やってきました!aerocholic様の作品!店長の中では"昭和の引き出しをたくさん持っている"で勝手にお馴染みのaerocholic様ですが、今回は物語性たっぷりのジオラマで参戦してくださいました!

鍵の番人という設定どおり、本棚と扉を組み合わせたベース構成がまず秀逸。まるで物語の世界へ踏み込む入口の前に立たされているような雰囲気で、見た瞬間からストーリーが自然と頭に浮かんできますよね。中心となるお爺さんの造形も、深く刻まれた皺や表情のクセまで丁寧に塗り分けられており、このサイズで瞳のハイライトがしっかり入っているのは本当に神業の一言です。

そして最大の見どころは、蝋燭を起点とした光と影の表現!暗い部屋の中で揺らぐ灯りを意識した陰影が、顔周りはもちろん床や壁面にまで自然に広がっていて、塗装だけで空気感を作り上げているのが見事。ぼんやりとした光のにじみ方が絶妙で、静かな緊張感まで感じられます。

さらに注目したいのがベースワーク。キットは中央のフィギュアのみながら、本棚や扉を組み合わせて四角いベースをひし形に配置することで、視線の流れと奥行きをしっかり演出。消失点を意識した構図づくりはさすがのセンスで、作品全体を一つの"物語の入口"として完成させています。

暗闇の中で静かに灯る蝋燭、その光に導かれるように物語へ踏み込みたくなる――そんな世界観を見事に形にした、aerocholic様らしい雰囲気満点の一作でした!

 

 【束の間の休息】

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お客様名:aerocholic 様
作品名 :窓辺のフィオ
ファレホ使用率:100%
コメント:キットを使用して、窓辺で製図の好きなフィオをジオラマにしています。フィオ以外は全てフルスクラッチして製作しました。アニメイメージを壊さない様に塗装しています。全てファレホ塗装です。

使用キットは、ファインモールドさんの「寝不足のフィオ」でございます。
まずは、作品全体のお写真をご覧ください。

フィオというキャラクターへの深い理解と愛情が作品全体から滲み出していますね!
セミスクラッチにて作られた部屋の窓辺にて作業疲れにより、フィオが背を伸ばすワンシーンを切り取った構図が、一枚の絵画のような表現が成立しており、見る者を自然に作品の世界観の中へと吸い込んでしまいます。

又、ファレホのみでここまで豊かな色調と質感を引き出していること自体がまず称賛に値します!

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続きまして、こちらの画像をご覧ください。

机の配置、窓から差し込む光の想定、周囲の小物の配置が一目で把握でき、空間設計の巧みさが伝わります!
ファレホ100%で統一された塗装は、色の統一感と素材感の再現に大きく貢献しており、机、窓枠、ミニチュア製図などをすべてスクラッチで制作したという点は、技術力と表現意図の両面でストーリー性が感じられました。

又、木目や金属の質感、紙の薄さや折れの表現など、スケール感を崩さずに再現されているのも見所ですね。

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次は、こちらの画像をご覧ください。

小物のクローズアップはスクラッチ工作の腕前を最もよく見せる場面の一つです!
製図道具や紙の質感、道具の金属感など、素材ごとの塗り分けが鮮やかに表現されており、小物類の配置も無駄がなく、視線の導線が自然に設計されているため、正面から見ても上から見ても、細部を追う楽しさがあります。
製図のミニチュアは特に目を引き、スケール感のコントロールと細密工作の両立が見事です!

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最後は、こちらの画像をご覧ください。

ミニチュアサイズの製図は遊び心と技術の結晶!
縮尺感の正確さ、線の細さ、紙の折れ表現など、ここに注がれた時間と集中力が伝わってきます。

寝不足という設定は表情や姿勢、小物の散らかり具合など随所から精巧に表現されており、アニメのイメージを崩さないという方針が、原作ファンにも新規の鑑賞者にも等しく響く表現になっているのが素晴らしいです。

全体として、技術力・表現力・構成力が高い次元で融合した傑作です!
ファレホのみでここまでの色彩表現と質感再現を成し遂げ、さらにスクラッチ工作で世界観を自作している点は、模型制作の醍醐味を余すところなく示されていますね。

細部に宿る愛情が、フィオを模型から生きた物語へと昇華させていて大変お見事です。

と、傑作のご紹介でした。

【店長コメント!】

遂に来た!店長の中では"昭和の引き出し多すぎ問題"でお馴染み(勝手に)のaerocholic様、2作品目は窓辺で製図に没頭するフィオのジオラマが登場!いや~この空気感、たまりませんね...!

まず目を引くのは丁寧すぎる人物塗装。洋服のチェック模様や靴下のストライプまでしっかり筆で描き込まれていて、小スケールながら情報量が凄い!アニメの雰囲気を崩さず、それでいて立体としての説得力を持たせているのが流石です。

そして驚きなのがフルスクラッチ部分の作り込み。製図台まわりの小物や真鍮を用いた表現が、模型というより"本当にそこにある作業机"のようなリアリティを演出していて見応え抜群!思わず「このキットにこんなパーツあったっけ?」と二度見してしまう密度感です。

個人的にグッと来たのはやっぱり窓の表現!経年で塗装が剥げた木枠の質感、少し開いた窓の空気感までしっかり再現されていて、まるであのシーンがそのまま切り取られたかのよう。皆様も一度あの豚さんの映画を見て欲しい!開けている窓の位置まで一緒だからっ!その世界観への理解と研究量がビシビシ伝わってきますね!

キャラクター愛と工作力、そしてファレホ筆塗りならではの優しい質感が絶妙に噛み合った、物語性たっぷりの素敵な作品でした!

 

【正義、それは私だっ!!】

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お客様名:aerocholic 様
作品名 :ストライク男
ファレホ使用率:100%
コメント:逮捕しちゃうぞのストライク男です。プライズフィギュアを改造して製作してみました。アメコミ風のマッチョな感じにしてます。初めてアニメセル画風塗りに挑戦してみました。全てファレホ塗装です。

漫画家「藤島康介」氏の人気コミックから劇中に登場するヴィラン?「ストライク男」でエントリー下さいました。
プライスフィギュアの改造との事ですが、製品版と言われてもおかしくないクオリティです。
塗装もファレホ100%で塗装されているとの事。
塗り方も、いまSNSなどでも注目度の高い「アニメ塗り」でキャラクターの陰影を重視した塗装を行っているのも新しい事へのチャレンジ精神が旺盛で素晴らしい!

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初めに顔のアップを見ていきましょう。
使用カラーを変えて唇や頬の皴などの表情変化を加える事で、劇中通りの不敵な笑いの表情を見事に再現。
モヒカンと眉毛?も色を変えてグラデーションをすることで毛髪特有のうねりを生み出しているのもGood!

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おそらくパテを使って制作した、プロテクターの造形がお見事!こちらの塗装もしっかりとアニメ塗りを施して陰影を表現しているのが、非常に上手い!

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最後に展示の都合上見えない後ろ側を見ていきましょう。
こちらもおそらくパテでスクラッチしたであろう、マントをただ板状にして取り付けるのではなく、布特有の"うねり"が加えられています。
そのうねりのディテールに合わせて、色分け塗装をする事で立体感を持たせる創意工夫がお見事です。

素晴らしい作品でのコンテストご参加ありがとうございました。
次回のエントリーも心よりお待ちしております。

【店長コメント!】

aerocholic様、怒涛のラスト3作品目は...名作に登場したあのライバル!正義の使者!ストライク男様の降臨です!!

元キットを知っている方ほど「ですよね~!」と思わず頷いてしまう仕上がりですが、これはもう完全に"ホームラン女(夏実)"の永遠のライバルそのもの。プライズベースの雰囲気を活かしながらも、各部の造作やシルエットの調整でストライク男のキャラクター性をしっかり再現しているのが本当にお見事です。もう今後プライズ化される事はなさそうなキャラだからこそ...この一体に込められた愛と熱量がビシビシ伝わってきますね!

そして今回の最大の見どころは、初挑戦というセル画風塗装!大胆に入れられたグレーの影が白いボディをグッと引き締め、筋骨隆々なフォルムを一発で成立させる圧巻の塗り分け。まさに当時のアニメ画面からそのまま飛び出してきたかのような存在感で、あの高笑いが聞こえてきそうな仕上がりです。

迫力・愛・そして遊び心...aerocholic様らしさ全開の一作、最後まで楽しませていただきました!
いつも懐かしさを感じる作品を沢山ありがとございます!最高過ぎる~!

 【夢疾風】

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お客様名:錆田ピアス
作品名:煌めき駆ける天馬
ファレホ使用率:95%
コメント:下地とゴールドとチーク以外ファレホです。コートなし。サタデーナイトフィーバーをイメージにTMMグリーンを使いました。全て筆塗りで仕上げました。Umazing!!

引き続きご紹介するのは、CREAMODEさんの「ウマ娘ミスターC.B」レジンキットを使用した作品のご紹介です。
こちらはファレホ95%で作成された作品となっております。 では早速見ていきましょう。

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ではまずは、お顔をみていきましょう。
表情と肌の質感がまず目を奪います。肌の微妙な色調やチークの乗り方に繊細さをもたらしており、筆塗りでしか出せない柔らかなグラデーションが頬や顎のラインに自然に溶け込んでいます。
顔立ちの輪郭や目元のシャープさが際立ち、チューブトップや衣装の鮮やかな緑黄と相まって視線を引きつけます。全体として、キャラクターの内面を感じさせる表情表現が非常に高い完成度でまとめられています。凄い!

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後ろから見たときのシルエットの美しさに目が奪われます。ロングヘアの流れとパンタロンの落ち感、ベルトの金色装飾が一体となって、立体的な動きと重心の置き方が明確に伝わってきます。裏地の緑がスリットから覗く演出は後ろ姿でこそ生き、歩き出しそうな躍動感を生み出しており、ファレホの色味で統一された布の陰影が自然な布感を作り出しています。
錆田ピアス様の細部の設計意図と塗りの技術が噛み合っていることがよくわかります。後ろ姿だけでキャラクターの物語性を想像させる、完成度の高い仕上がりです。

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足元の造形と塗りは作品全体の説得力を決定づける要素ですが、ここも抜かりがありません。ヒールの形状と塗り分けが脚線を美しく見せ、パンタロンとの接続部の陰影処理が自然で、足元から上半身へと視線がスムーズに流れます。ファレホのマットな質感を活かしつつ、トゥルーメタリックメタルの金属的な光沢を持つ裏地との対比を筆塗りでコントロールしているため、足元が単なる土台ではなくデザインの一部として機能しています。
キャラクターの魅力を余すことなく表現され、見るたびに愛着が増すそんな素晴らしい作品でした。

【店長コメント!】
さぁ登場しました!みんな大好きウマ娘から、錆田ピアス様のミスターシービーちゃん!
今回はなんとサタデーナイトフィーバーをイメージした大胆アレンジということで、最初に目を奪われるのはやはり胸元のTMMグリーン(新商品!ありがとございます!)。金属感をただ出すだけではなく、しっかり陰影を入れて角度で表情が変わる仕上がりは本当にお見事です。派手さの中に上品さがあり、調色センスが光っていますね...!

そしてフィギュアの命とも言えるお顔。頬や鎖骨周りに入った繊細なシャドーが、アニメ的な可愛さを崩さずにしっかり立体感を演出していて思わず見入ってしまいます。さらに白衣装の処理も秀逸!単調になりがちな白を、うっすらとした影色とエッジの締めでキリッと引き締め、清潔感と情報量を両立させているのが流石の筆致です。

コートなし・筆塗り主体という潔さも含めて、塗りの説得力がダイレクトに伝わる一作。Umazing!!の一言に尽きる、色気と技術が共存した完成度の高い作品でした!
愛があるからこその完成度!素晴らしき愛の力です!

 以上、4作品をご紹介しました!

『ファレホペイントコンテスト6』はまだまだ続きますっ!
次回のSRニュースもおたのしみに~!!

ボークス ファレホペイントコンテスト6
■参加申込書配布期間:2025年11月15日(土)~ ←配布中です!
■作品受付期間:2025年12月27日(土)~2026年2月1日(日)←エントリー受付中!
■作品人気投票:2026年2月7日(土)~2月22日(日)←投票受付中!
■結果発表&表彰式:2026年3月1日(日)
■作品返却期間:2026年3月1日(日)~3月22日(日)まで
その他詳細はこちらをご覧ください→「ボークス公式ホビー総合サイト

ファレホペイントコンテスト6まとめは以下の通りです!

□前回までのあらすじ↓
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