皆様こんにちはっ!『ファレホペイントコンテスト6』お客様作品紹介第8回は用品コーナーが担当いたします。

今回も素晴らしい作品を4作品ご紹介っ!素晴らしい塗装技術と熱量のある力作ばかりですっ!!

ではでは張り切って参りましょうっ!

お客様作品紹介始まりますっ!

 

【矜持】 

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お客様名:パパン
作品名 :テキサスの攻防
ファレホ使用率:98%
コメント:キシリア少将への男の面子を立てるため出撃したマ・クベ大佐専用機ギャンをファレホを使用し新MAX塗りで再現しました。テキサスコロニーの荒地を再現した荒地は娘制作です。

バンダイのマスターグレード「ギャン」でエントリー下さいました。
アニメ本編ではあまり出番がありませんが、パイロットのマ・クベ大佐ともにガンダムファンの記憶に残る名機を新MAX塗りで仕上げた作品でコンテストにご参加下さいました。

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まずは、上半身もといひし形の頭部周りを見て行きましょう。
新MAX塗り特有のランダムな塗装によるまだら模様ぽさがテキサスコロニーの砂嵐にさらされ塗装が削れている感の演出にもなりとてもリアル!
サーベルを握る手にもしっかり塗装が施されているのもポイント高し。

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ギャンの専用装備である、シールドも見て行きましょう。ミサイルと機雷入りのシールド.........いまだに本当に防御装備か?と疑問が尽きませんが今見るべきは塗装なので設定はむしむし。
アニメやプラモの設定画などでは割と鮮やかな発色のシールドをリアリティのあるカラーリングで塗装されています。
中央はミリタリーイエロー外周周りは、茶色寄りの赤で塗ることでブルー基調のギャンに良いアクセントを付けているのもGood!

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最後に塗装とはまた違いますが、テキサスの荒野を表現したベースを見て行きましょう。
不規則不均等の地面の型取りとモビルスーツの重量を感じさせるへこみ具合など細かい所まで考えられたディスプレイベースとなっています。
パパンさんの娘さんがベースを作成されたとの事ですが、将来性を感じさせる造形力も◎。

親子合作の素晴らしい作品でした。
次回のエントリーも心よりお待ちしております。

【店長コメント!】
さぁ、みんな大好きガンプラ作品がまたやってきました!ギャン、やっぱりこの機体は独特の色気と騎士感があって最高ですね。

一見すると落ち着いた青系の機体色ですが、よく見ると単色ベタ塗りとはまったく違う表情をしています。叩くような塗りで作られた絶妙なムラ感が、装甲に質感と情報量を与えていて、光の当たり方で印象が変わるのがとても魅力的。青という単調になりやすい色を、ここまで"生きた色"に仕上げているのはさすがです。

そしてギャンといえば外せないのが、この黄色のビームサーベル。発色の良さだけでなく、柄とサーベル部分で質感をしっかり描き分けている点が秀逸で、「発光兵器」としての説得力がしっかりあります。全体の落ち着いたトーンの中で、このサーベルが視線をグッと引き寄せるアクセントになっていますね。

そして個人的にグッときたのがベース。テキサスコロニーの荒地をイメージした地面表現は、素朴ながらも機体をしっかり引き立てていて、何より娘さんとの共同制作というエピソードが最高ですね。親子で模型を楽しむ、その時間ごと作品に封じ込めたような、温かさのある一作です。

技術・こだわり・そして愛情。どれもがしっかり詰まった、見応えのあるギャンでした。素敵!

 

【破壊】

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お客様名:パパン
作品名 :初生物
ファレホ使用率:98%
コメント:海洋堂ゴジラRe:イマジネーションをファレホ筆塗り全塗装しました。特にこだわった所は崩壊した構造物の塗装です。

パパン様の2作品目は海洋堂のARTPLA SCULPTURE WORKSの「ゴジラ Re:イマジネーション」でエントリー下さいました。
1954年のゴジラをベースに70年に渡る様々なゴジラのエッセンスを再構築・再創造されたキットを、近代版に近い黒く重厚感の体表に塗装して制作されています。

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正面から見て行きましょう。
電車を咥えわしづかみにする迫力満点のポーズと「ゴジラ×モスラ×キングギドラ大怪獣総攻撃」の感情が一切見えない白目のゴジラを連想させる瞳の塗装が恐怖感もプラスされているのもGoodっ!

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展示の都合上見えない、背面も見て行きましょう。
背びれのグラデーションはモチロンのこと、体表にも細かくハイライトを入れて陰影表現に妥協がありません。
破壊された日劇ビルのガレキ一つ一つもしっかり塗られているのもポイント高し!素晴らしいこだわりです。

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最後にベースを見て行きましょう。
ゴジラの襲来により瓦礫と化した国鉄高架線をこれまたリアリティのある色合いで塗装されています。
建造されてからの年月を感じさせる鉄橋に、広がるサビや高架線の泥汚れなどを丁寧に仕上げる事で無残に破壊された姿に哀愁を感じさせています。

根強い人気のある大怪獣『ゴジラ』の恐怖の部分を塗装により見事に表現した素晴らしい作品でした。
次回のエントリーも心よりお待ちしております。

【店長コメント!】
続きましてもパパン様の作品!もう完全に会場の空気を掴みにきてますね...これは強いです!

まず目を奪われるのは、全身の皮膚表現。シワ、鱗、筋肉のうねりが一体となり、単なる"怪獣"ではなく、そこに実在している巨大生物としての説得力が凄い。黒一色に見えがちなゴジラの体表を、微妙なトーン差とハイライトで丁寧に描き分けており、光の当たり方で表情が変わるのが本当に見事です。

そして今回特にこだわられたという崩壊した構造物の塗装。レンガ造りのトンネル、道床、瓦礫、岩肌まで、素材ごとの質感がきっちり描き分けられていて、「壊れた理由」が想像できる情景になっています。レンガの欠け方や汚れの入り方、経年変化の表現がリアルで、単なるジオラマを超えた完成度。

個人的にグッと来たのは、噛み砕かれている電車の表現。屋根の色味や金属感、少し退色した塗装の雰囲気が絶妙で、「あ、これ見たことある色だ...」と妙にリアル。最近、息子と博物館に行く機会が多いのですが、あの展示車両の質感に近いものを感じました。ここをこの色で、この質感でまとめるセンス...さすがです。

ゴジラ本体・情景・小物、そのすべてに"作るのが楽しかった"という気持ちと確かな技術が詰まった一作。
見れば見るほど発見がある、眺めて楽しい、語れて楽しいゴジラ作品です。素晴らしい作品をありがとうございました!

 

【月光苔雪】

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お客様名:パパン様
作品名:大谷石とコケ
ファレホ使用率:99%
コメント:マシーネンクリーガーの台座(コースター)の大谷石をファレホの筆塗りで再現しました。

パパン様3作品目っ!ご紹介するのは、ウェーブさんのマシーネンクリーガー「S.A.F.S.SPACE TYPE 2C スーパーボール Moon Snowman 」を使用した作品のご紹介です。ファレホ99%で作成された作品となっております。では早速見ていきましょう。

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ではまずは上半身から見ていきましょう。
筆ぬりならではのテクスチャーの表現がお見事!黒を残したまま白を重ねたことで生まれる「剥がれかけの塗膜」のような表現が、単なる色替えに留まらない物語性を与えており、戦場をくぐり抜けてきた機体の歴戦感を説得力を持って伝えています。ファレホ99%で筆塗りされたという塗面は、近寄って見ても均一すぎず、筆跡の微かな凹凸や色の濃淡が光を受けて豊かな陰影を作りリアリティを生んでいます。

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次に背面を見ていきましょう。
黒と白のベースに差し込まれた苔のパターンは、塗り分けのエッジが自然で、人工物でありながら生物的な柔らかさが感じられます。凄い!また、ノズルやパイプが鈍く光る事で、可愛さだけでない、メカらしい重厚感が伝わってきます。

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最後に足元を見て行きましょう。
足元と台座の組み合わせは、この作品の世界観を最も雄弁に語る部分です。大谷石をファレホの筆塗りで再現した台座は、機体の重厚さを受け止めるだけでなく、素材感の対比を生み出して全体の説得力を高めています。足の接地感が自然で、塗装の擦れや下地の黒が覗く表現が地面との摩擦や使用感を想像させ、台座の石目と相まって「ここで実際に立っている」ようなリアリティを与えています。

【店長コメント!】
パパン様、なんと今回3作品目のエントリー!本当にありがとうございます。
ガンプラ、ゴジラ、そしてマシーネンクリーガーとジャンルは違えど、3作品を通して一貫して感じられるのが**「汚し」と「質感表現」への深い理解と遊び心**です。

まず目を引くのは、マシーネンらしい装甲表現。白~グレーを基調としたボディに入り込むグリーンの汚れが、単なるウェザリングに留まらず、苔むしたような有機感とSFメカらしさを同時に成立させています。装甲の隙間や段差ごとに表情が違い、視点を変えるたびに新しい情報が見えてくるのが楽しいですね。

そして今回、特に唸らされたのがベース。「大谷石(おおやいし)を塗装で再現」と聞いて驚きましたが......正直、言われなければ本物だと思います。粒子感、色ムラ、微妙な明暗の揺らぎまで非常にリアルで、本体の苔感としっかり世界観を共有している点が素晴らしい。単体で見ても完成度が高く、作品全体の説得力を一段引き上げています。

マシーネンクリーガーは"自由"だからこそ難しいジャンルですが、パパン様の作品はその自由さを迷わず楽しみ、なおかつ高い完成度でまとめ上げている好例だと感じました。見れば見るほど味が出る、そんな一作です。素敵!

 

【五機の黎明】

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お客様名:ユリパオ様
作品名:アーガマ
ファレホ使用率:95%
コメント:サフ以外は全てファレホで、老眼の限界突破に挑戦しました。

使用キットはバンダイさんの「ガンダムアーティファクト」でございます。
まずは、全体のお写真をご覧になってください。

カタパルトの奥行き感と各機体の配置バランスが大変見事に際立っておられます。
配置にもこだわりが感じられ前景から後景へ視線が自然に流れるように配置されていて、どの角度から見ても各機体がぶれない構成になっているのが素晴らしいです。
ファレホ特有の発色の良い仕上がりが、金属感や装甲の質感をリアルに表現していて、光の当たり方で見せる陰影の深さが伝わってきます。
正面から見たときのシルエットの整い方が非常に美しく、作品としての完成度の高さを強く印象づけています。

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続きまして2機にスポットを当てた写真をご覧ください。

機体の特徴をよく捉えた塗り分けの精度と細部へのこだわりが圧巻です。
目元やセンサー周り、バルカンやスリットの微細な色差まで丁寧に表現されており、老眼の限界突破に挑戦したという製作者の言葉が決して誇張でないことが伝わります。
ファレホでのグラデーションやエッジのシャープネスが、立体感を際立たせ、まるで実機のような臨場感があります。
大変、素晴らしい塗装技術は、模型愛好家としての技量の高さを如実に示しています。

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続きまして3機の写真をご覧ください。

それぞれの機体が非常に丁寧に塗装されておりプロポーションの整合性とパーツごとの塗り分けが光ります。
ファレホでの微妙な色調差が、パネルラインや、武装、可動部の存在感を自然に強調しており、単なる色塗りではなく"素材感"を演出している点が秀逸です。
特にこの極小キットの塗り分けの精密さは特筆に値します!
小さなパーツやモールドごとに色を分け、境界をきっちりと処理しているため、写真で拡大しても破綻が見えないのが職人技ですね。

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最後にこちらの写真をご覧ください。

格納庫に搭載された状態を少し上から捉えることで、各機体の武装や造形の違いが際立ち、個々のキャラクター性がより明確になり非常に格好いいですね!
格納庫という舞台装置を活かした"群像劇"的な演出は、単体キットの塗装作品を超えたジオラマ表現として非常に魅力的です。
製作者の「老眼の限界突破に挑戦しました」という一言が、この作品に込められた努力と情熱を端的に表しておりその挑戦が成功していることを、見る側として感服しました。

このジオラマは、構図の発想力、塗装の精密さ、そして最後まで手を抜かない職人魂が一体となった傑作です。
ファレホを用いてここまでの表現を引き出した技術力と、細部まで非常に丁寧に作品作りに挑んだ姿勢に深い敬意を表します。

と、素晴らしい作品の紹介でした。

【店長コメント!】

ユリパオ様、ご参加ありがとうございます!そしてまず最初に言わせてください......この数、この密度、このサイズ感!本当にお疲れさまです!

アーティファクトは小さい、細かい、逃げ場がない。そんな中で「サフ以外すべてファレホ」「老眼の限界突破に挑戦」というコメントが、作品を見た瞬間にしっかり伝わってきます。単に数を揃えただけではなく、一体一体の塗装密度と完成度を最後まで落とさず仕上げ切っているのが本当に見事です。

機体ごとの個性表現も素晴らしく、百式の陰影は小サイズとは思えない立体感があり、ゴールド系の扱いも非常に上品。一方でスーパーガンダムのくすみ表現は、実機感・運用感がしっかり出ていて、並べた時のコントラストがとても気持ちいいですね。どの機体も「同じ塗り」になっていない点に、集中力と経験値の高さを感じます。そして忘れてはいけないのが、この整備ハンガーの完成度。背面構造物やフレーム補強、金属感のある配色が非常に工業的で、MSたちをしっかりと"現場"に立たせています。

この作品は、派手さ以上に「やり切る力」「積み重ねる技術」「模型を楽しみ尽くす姿勢」が強く伝わってくる一作。最高です!

 以上、4作品をご紹介しました!

『ファレホペイントコンテスト6』はまだまだ続きますっ!
今後も、みなさんの『魂』のこもった作品をお待ちいたしておりますッ!


次回のSRニュースもおたのしみに~!!

ボークス ファレホペイントコンテスト6
■参加申込書配布期間:2025年11月15日(土)~ ←配布中です!
■作品受付期間:2025年12月27日(土)~2026年2月1日(日)←エントリー受付中!
■作品人気投票:2026年2月7日(土)~2月22日(日)
■結果発表&表彰式:2026年3月1日(日)
■作品返却期間:2026年3月1日(日)~3月22日(日)まで
その他詳細はこちらをご覧ください→「ボークス公式ホビー総合サイト

ファレホペイントコンテスト6まとめは以下の通りです!