皆様こんにちはっ!『ファレホペイントコンテスト6』お客様作品紹介第12回は用品コーナーが担当いたします。

今回も素晴らしい塗装技術と熱量のある力作ばかりですっ!!
ボークス一押しのミニチュアモデル『ワールドミニズ』シリーズから1作品と、異なるアプローチが楽しく、想像力を掻き立てるメカニカルな3作品。

計4作品をご紹介っ!

ではでは張り切って参りましょうっ!

お客様作品紹介始まりますっ!

【贖罪の旅路】 

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お客様名:からしん様
作品名 :泉の騎士ランスロット
ファレホ使用率:80%
コメント:ほぼ全体をファレホで塗っています。寒いので赤ら顔です。ワシはしっかりと手袋を掴んでいます。

ボークスワールドミニズでもお馴染み、『ビッグチャイルド』から「エコーズ・オブ・キャメロット」の『泉の騎士ランスロット』でエントリー下さいました。

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さて、作者コメントにもある赤ら顔を見ていきましょう。
王妃グィネヴィアと不義の関係をもってしまったうしろめたさから、自ら放浪の身となったランスロット、という設定のこのキット。
放浪の末、辿り着いた雪山の厳しい寒さで露出している鼻の先端や、頬が赤くかじかんでいる表現を塗装によって上手く再現されています。
髭も所々白くなっているのは、霜がこびり付いている様に見える表現でしょうか?何にせよ作品の説得力が補強されていて◎。

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三枚目はお供のワシに焦点を当ててみましょう。
本物のワシを彷彿とさせる見事な色使い!翼の根元から内部、そして先端までしっかり色分けがされ力強い躍動感が表現されています。
鋭い目つきもしっかり表現されリアリティの追求に余念がありません。

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最後に展示では見えない背中側を見ていきましょう。
背負っている剣の鞘の革の塗りが非常にリアル、単色ではなくしっかりハイライトとシャドウが施されています。
矢筒も体側はシャドウを濃くしてあり、剣の鍔側はハイライトの明るさを際立たせていて陰影をしっかり意識した塗り分けになっていてGood。
身に纏った毛皮の外套はホワイトとグレーを使い、激しくうねっている造形に動きを加え、ランスロットのいる場所が猛烈な風にさらされていることを一目で理解させています。

75mmというミニチュアに様々な技法を使いストーリー性を感じさせる仕上がりに完成させた素晴らしい作品でした。
次回のエントリーも心よりお待ちしております。

【店長コメント!】

【店長コメント】
ワールドミニズ好きにはおなじみ【BIGCHILD】の円卓の騎士が登場!

まず目を引くのは、全体を通して徹底された素材感の塗り分け。
金属、革、布、毛皮――それぞれが「同じ色」に見えないよう、トーンと質感を巧みに変えながら塗装されており、装備一式が実際に身に着けられているかのような説得力があります。

特に毛皮部分は、内側と外側で色味とタッチを変え、柔らかさと厚みを同時に感じさせる仕上がりが見事。

顔の表情も素晴らしいポイント。フードの奥に沈みがちな造形ながら、しっかりとハイライトが入り、鋭い視線と寒さにさらされた赤ら顔が強く印象に残ります。「寒いので赤ら顔」というコメント通り、環境まで想像させる表現力が光ります。

そして何より存在感を放つのが、腕にとまる鷲。羽根一枚一枚が丁寧に描き分けられ、広げた翼のボリューム感と立体感が圧巻です。単なる付属物ではなく、作品全体の主役級の存在感を放ち、構図としても非常にドラマ性のある仕上がりになっています。
ファンタジー世界の英雄像を、塗装表現だけでここまで"生きた姿"として成立させている一作。

 

 

【空飛ぶ電子要塞】

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お客様名:K-Zo.様
作品名 :シュトルヒアントラー‟(1st)ウィンダム
ファレホ使用率:52%
コメント:下地と細部にファレホ使用。直接戦闘力こそ非力ながら、‟空飛ぶ電子要塞"として偵察、近接航空支援等で活躍します。

ご紹介するのは、タカラトミーさんの「シュトルヒ 」とコトブキヤさん「プテラスボマー」を使用した作品のご紹介です。ファレホ52%で作成された作品となっております。では早速見ていきましょう。

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ではまずは上面から見ていきましょう。
鮮やかなターコイズブルー系の塗装が光を受けて柔らかく広がり、機体全体の「軽やかさ」と「機能美」が同時に表現されています。
また、羽や尾の部分は、パーツごとに細かく丁寧に塗り分ける事で、パーツごとの組み合わせが表現されており、兵器としての密度感が伝わってきます。凄い!

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次にボディーフレームを見ていきましょう。
鈍く光るシルバーはウエザリングの効果も加わり、金属としての質感がうまく表現されています。
また、各種パイプ部分は差し色として赤や黄色を使うことでメカとしての情報量が増えており、作品全体としてメリハリを生んでいます。

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最後に武装を見て行きましょう。
これでもか!と言わんばかりのミサイル(数えてみたらなんと24本!!)は、ひとつひとつが
丁寧に塗り分けやウエザリングもされており正に圧巻です!
K-Zo.様の作品にかける熱意と愛情が、見るもに伝わってくる、そんな素晴らしい作品でした。

【担当者コメント!】
K-Zo.様!いつもゾイド作品でのエントリーありがとうございます!
赤を基調としたシュトルヒアントラーを青系メインの機体に塗り替えていらっしゃり、一気にクールな雰囲気へと変化しております!
搭載されたミサイルの数も凄まじく、往年の公式改造ゾイドのような強力なチューンナップがされているのも魅力的ですね!
また、光沢感のあるボディと、兵器感あふれる落ち着いた武装類のコントラストも美しく、ファレホを用いた細部まで施された部分塗装がそれらをより引き立てます!
今回もK-Zo.様ならではの、「兵器感」と美しい「生物感」が融合した作品です!改めましてありがとうございます!

 

【漆黒の共鳴者】

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お客様名:K-Zo.様
作品名:サイレント・セィレイン
ファレホ使用率:58%
コメント:下地、腹部のパイプ、側線にファレホ使用。実在の両生類‟サイレン"をモチーフにしたヘキサギアで戦闘力は凡庸ながら量子共鳴システムであらゆる物の状態を知覚&干渉できます。

ご紹介するのは、コトブキヤさんのヘキサギア「ウィアード・テイルズ」と、M.S.Gヘヴィウェポンユニット「デモニックアーム」「エグゼニスウイング」を使用した作品のご紹介です。ファレホ58%で作成された作品となっております。では早速見ていきましょう。

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ではまずは頭部から見ていきましょう。
見た瞬間に目を奪われるのは、エグゼニスウイング由来の頭部パーツとヘキサギア ウィアード・テイルズの胴体部の接合が生む独特のシルエットです。光沢のある黒塗装が面のつながりを滑らかに見せつつ、角度によって深い陰影を作り出している為、単なる「黒い構造体」でなく、生物体としての雰囲気・存在感すら見るものに感じさせます。

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次に腕周りを見ていきましょう。
蛍光ピンクで塗られた鋭い爪が、黒光沢で光る腕パーツに対して強烈なコントラストを作り、見る者の視線を一気に引き寄せると同時に、攻撃性とデザイン的な装飾性を両立させています。
また塗り分けも丁寧に塗り分ける事で、近接で見ても作り込みの密度が落ちない点が素晴らしいです。

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最後に尾の周りを見て行きましょう。
側面に引かれた偏光レッドゴールドのラインが角度によって色相を変え、黒光沢面に流れる様なアクセントを与えている為、静止しているはずなのに、動きと生命感が伝わってきます。
まさに「量子共鳴システムのエネルギー伝導」を視覚的に示唆しているように感じました。
ミキシングの発想、素材選択、塗装技術が三位一体となっている、そんな素晴らしい作品でした。

【店長コメント!】

【店長コメント】
K-Zo.様の作品、コトブキヤのヘキサギアが到着です!これは機体生命体かっ!

一見するとメカ、しかしよく見ると"生き物感"がにじみ出る不思議な存在感。まず目を引くのは、主装甲の深い濃紺カラー。メタリック寄りの質感ながら、どこか湿り気を感じさせる色調で、水棲生物の皮膚を思わせるリアルな雰囲気に仕上がっています。

腹部パイプや側線に施されたファレホ塗装も見どころ。

一節ごとの色分けが丁寧で、メカフレームの無機質さと、有機的な外装の対比がとても美しいですね。量産機とは一線を画す、"生体機械"らしい説得力があります。これは技術力が合ってなせる業!

そしてポージングも秀逸。足を持たず、手と長い尾で構成されたフォルムを活かし、機体全体がしなやかに反った姿勢は、水中を滑るように進む姿を想像させます。手があるのに足が無い謎多き生物サイレンを見事に表現!
機械でありながら、確かに「生きている」と感じさせる一作。設定と塗装、ポージングが見事に噛み合った、世界観の完成度が光る作品です!

 

【跳躍するハロ】

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お客様名:筆塗りのけん様
作品名:跳躍
ファレホ使用率:95%
コメント:ウェザリングマスター使用以外はファレホ筆塗りです。ハロの躍動感が出せるように、タミヤのカスモサウルスを使って制作しました。

使用キットはバンダイさんの「モビルハロ」でございます!
まずは作品全体をご覧になってください。

まず感じたのは、金属の質感や色の統一感が明確に表現されており、見る者に「手作業の温度」と「模型としての完成度」の両方を強く印象づけ、技術と表現意図が高い次元で一致した傑作だと思いました!
ハロの丸みと機体の存在感に施された美麗の塗装は、光の当たり方で微妙にトーンが変わるため、正面から見たときに「球体としての立体感」と「素材感」が両立しているのも見所ですね!
薄緑のマシンの汚しは自然で、視線を受け止める力が強く、作品全体のバランスを引き締めておられます。
カスモサウルスを飛び越えようとしている構図も非常にユニークで遊び心に満ち溢れていますね!

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次にご尊顔をご覧ください。

顔アップはこの作品の見せ場の一つです!
筆塗りならではの微細なグラデーションやエッジの処理が、ハロの表情(機体の"顔")に生命感を与えてられており細部の塗り分けや汚しの入れ方が非常に丁寧で、技術力の高さが窺い知れました。

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次に側面からの写真で御座います。

横向きのカスモサウルスとハロの配置が、静止した写真の中に確かな「動き」を作り出す構図になっています。
薄緑のマシンの汚しも大変お見事で、エッジの擦れやパネルライン周りの汚れが立体感とリアリティを感じさせ、物語性が強く最高の仕上りとなっていますね♪
色彩、汚し、筆致、そして配置のすべてが噛み合い、見る者に「今まさに動いている」という錯覚を与えるほどの躍動感が感じられ思わず、ずっと眺めてしまっていました。

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最後に背面からの写真をご覧になってください。

作品の裏側まで手を抜かない丁寧さは、言わずもがな塗膜の均一性、塗り重ねによる深みや、背面の処理がしっかりしていることで、後ろ姿からも素晴らしい完成度が見て取れます!
ハロの柔らかい球体感と薄緑マシンの金属感・使用感の両方を巧みに表現されており、エッジの擦れや微細な表現も自然でいて、ウェザリングマスターもポイント使いに留められており、全体の塗装表現と見事に調和しています。
タミヤのカスモサウルスを躍動の軸に使った構図選択もセンス抜群で、模型としての見せ場作りが非常に上手です。

総評として、技術力・表現力・構成力の三拍子が揃った完成度の高い作品です!
ファレホの筆塗りを主体にした色味の統一、ウェザリングの抑制された使い方、そしてカスモサウルスを活かしたダイナミックな構図が、模型としての魅力を最大限に引き出しています。

と、素晴らしい作品の紹介でした。

【店長コメント!】

【店長コメント】
筆塗りのけん様、今回も楽しくて完成度の高い作品をありがとうございます!

おなじみ"精密筆塗り"が光るハロですが、今回はまさかの恐竜ライドという発想が最高ですね。

まず目を引くのは、その圧倒的に整った塗装面。
シンプルな形状のハロだからこそ、ムラや筆跡が出やすいところを、ここまで均一で美しく仕上げているのは本当にお見事です。

発色の良さに加え、陰影の付け方や塗り分け、そして控えめなウェザリングが絶妙で、情報量をしっかり増やしつつも可愛さを損なっていないのが素晴らしいポイント。

恐竜側の質感表現も自然で、肌のトーンや陰影がハロとの対比をより引き立てています。

さらに注目したいのがポージングとベース構成。
ウッドチップを岩に見立てた地面表現と、恐竜の配置によって「跳ね回るハロ」というワンシーンがしっかり伝わってきます。
ほんわかしたモチーフの中に、確かな塗装技術と構成力が詰め込まれた、見ていて思わず笑顔になる一作ですね。最高です!

 以上、4作品をご紹介しました!

『ファレホペイントコンテスト6』はまだまだ続きますっ!
今後も、みなさんの『魂』のこもった作品をお待ちいたしておりますッ!


次回のSRニュースもおたのしみに~!!

ボークス ファレホペイントコンテスト6
■参加申込書配布期間:2025年11月15日(土)~ ←配布中です!
■作品受付期間:2025年12月27日(土)~2026年2月1日(日)←エントリー受付中!
■作品人気投票:2026年2月7日(土)~2月22日(日)
■結果発表&表彰式:2026年3月1日(日)
■作品返却期間:2026年3月1日(日)~3月22日(日)まで
その他詳細はこちらをご覧ください→「ボークス公式ホビー総合サイト

ファレホペイントコンテスト6まとめは以下の通りです!