ホビースクエア秋葉原

実演アフターレポート!「アルティマATでモーターツールチャレンジ!」

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皆様こんにちは、用品担当の★野です!

2月17日(土)開催の「アルティマATでモーターツールチャレンジ!」工作実演にご参加頂きありがとうございました!

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さて今回は、話題の高性能ハンディモーターツール「アルティマAT」と、それに付属して

「持っているとマジで便利だぜぇ!!」

というアイテムをご紹介させていただきました。

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さて、それではのっけからご紹介すると、

まずは本体の「アルティマAT」!

これは軽量でリーズナブルなハンディマシンながら、世界でも初めて「据え置き式のモーターツール」で装備されている

「オートトルク機能」

をこの小型サイズに投入したマシンなのです!

ではそのオートトルクとは何か?
これは、モーターツールをグッと押し当てて削るときに、機会がそれを察知して自動でトルクパワーを調整してくれる機能です。
簡単に言うと、弱い力でも頑張ってぐいぐい回ってくれたり、大まかで力強い切削でも「おりゃあああ!」と頑張ってくれる機能です。

この機能がこの価格とサイズで実現したことで、アルティマATは大ヒット!


それでは続いて、このアルティマATの力をさらに引き出す二つのオススメ品をご紹介!

「精密ダイヤモンド工具30本組」(画像上側)

なんと30本もダイヤモンドビットが入って税込3,080円!安くね!?
しかも、このビットはダイヤモンド砥石が通常の単品の物より大きく、切削性が高いのです。
アルティマATと組み合わせると、さらに力強いお供になってくれますぞ!

そしてこれが本命!
アルティマATを生み出したアルゴファイルの隠れた名商品、模型作業用集塵機

「ラップボード5」(画像のアルティマATを乗せている工具)

モーターツールの扱いを、より日常的に扱いやすくしてくれる集塵機の中でも特に秀逸なアイテム!
これは語ると長くなるので後述だ!!


じゃあ、ラップボードについては少し引っ張って、実際の実演で行った事をご紹介しましょう。

まずはガンプラのちょっとした加工から。


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この手首はHGUC「クスィー・ガンダム」の手首です。
キットにはやむを得ず肉抜き穴が存在しています。
目立つ場所ではないので放っておいても良いのですが、折角モーターツールがあるのなら、楽して処理しちゃいましょう!
予め、肉抜き穴にエポパテを詰めたものを用意して、実際に実演の場で削りました。

先の「精密ダイヤモンド工具30本セット」から円筒状のビットを選び、水平にちゅいんと削る・・・だけであっという間に完了しました。
実際に作業時間はものの1分ほどで、一瞬で作業が終わってしまって

コチラが狼狽えるほどスピーディーな実演風景でした(笑)。

あっという間に実演の一つが終わってしまった私は、おもむろにファンドとレジックスという「樹脂粘土」を取り出し、これらの説明をすることで間を持たせるのであった・・・

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ニューファンドは古の昔より(言い過ぎ)親しまれし造形粘土です。
取り回しが良く、固まるとかなり頑強に仕上がります。
価格も安いので、「基本的な芯材」に使ったり、初心者向けの初めての造形にも向いています。

レジックスは特殊な「でんぷん樹脂粘土」で、ハンドリングの良さが圧倒的!
思うままに造形でき、乾燥後は柔軟性を持ち、アルミ線などを仕込めばある程度可動できるほど弾性があります。
その一方で、硬化後の切削は難しいので、超造形能力を生かして「完成に近い所」まで持っていきましょう。
修正は「盛足し」で対応。盛り足しが難しい場合は、不要部分をカットして再度造形。

かなりの造形力がありますので、価格はファンドより高いですが、それを補って余りある魅力のマテリアルです。


今回は、その二つを使って見本を造形中のクトゥルー(のまだ頭だけ)を形出ししつつ、要所要所をモーターツールで切削する実演ともなりました。


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まだまだ未完成。

クトゥルー(クトゥルフ)の解説っていりますかね?
アメリカの1900年大初頭のホラー小説から始まったのですが、いまやありとあらゆるメディアやアニメなどにも登場する有名神です。

ちなみに頭蓋骨はファンドで作り、細かい体表の形出しやタコの触腕にはアルミ線を入れてレジックスで造形。
ファンド部分は実演のなかでゴリゴリとモーターツールを使って削りまくりましたが、レジックスを使用した部分は粘土をこねて形出しをしただけで、ヤスリ掛けとかは一切していません。
手とスパチュラだけでこのくらいならヒョイヒョイ作れますぞ。

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先に説明したように、レジックスはアルミ線を入れることで硬化後もある程度曲がります。
だから、タコの触腕は多少動かすことができますぞ。


さてさて実演ではこのクトゥルーさんの頭(ファンド部分)をアルティマATでガンガンに削りましたが、本ブログでは改めて

「ガレージキットのゲートやパーティングラインを削る」

というのを画像を通じてご紹介しましょう。

それではいつも通りモーターツールで切削作業をします。
モーターツールというのは非常に削る力が高く、通常のヤスリなどとは比較にならない素晴らしい切削力があります。
精密ダイヤモンド工具セットを使用すれば、性能はなおさら際立ちます。

その一方で、ガンガン削れるので削り粉が目立つのも確か。


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ご覧の通り、削る量が多くなるのつれてモーターツールにも手にも粉が付きます。
そして大変なのは、「粉がパーツに付着して削る面が見えにくくなる」ということです。

ですのでこれまでは、作業の合間に手洗いとパーツ洗浄を差し挟むことが多かったのです。
(粉が床に落ちない様に、洗面所までそ~~っと・・・)

そこで模型作業用集塵機「ラップボード5」の出番ですよ!

これをスイッチオンすると、床側に集塵してくれるので・・・

ご覧の通り!!(只今ラップボード運転中!)


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目に見えて粉塵が少なくなっているのが分かりますでしょうか?
もちろん、このコンパクトなマシンで粉塵のすべてをなくしてくれるわけではありません。
作業を続けると粉も多少は増えてきます。


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しかし、ラップボード5の良さは、

「吸引が底面であること」

に加えて・・・

「金網上のスリットが設けられている」

ことにあります!

スイッチを稼働した状態のまま、作業中時折、金網の上を手のひらでこすると・・・

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金網の上の粉も、手についた粉も床下に一瞬で吸い取られてゆきます!
モチロン、モーターツールに多少残った粉やパーツのついた粉も同様。

作業中、時折金網をこすってあげるだけで長時間作業してもストレスなし!

「吸引」「床面」「金網」の3拍子でラップボード5は最高のパフォーマンスを出すと言えます
(※個人の感想です・・・が、言っていることはだいたい合ってると思います)

これまで「切り札」的な使い方をしていたモーターツールですが、ラップボード5のおかげでモーターツール作業がより身近でより使いやすいものに変貌しました!

当然、通常のヤスリ掛け作業などもラップボード5の上で行うと粉を吸い取ってくれるので、いまや私の作業部屋の作業中進展にまで収まった超便利アイテムです。

「アルティマAT」
「精密ダイヤモンド工具セット」
「ラップボード5」

は、当店にて絶賛お取り扱い中!
お探しの際はスタッフまでお声がけください。


次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!

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