ホビースクエア秋葉原

実演アフターレポート!「ファレホでメカモデルを塗ってみよう!」編 

 ホビースクエア秋葉原 

皆様こんにちは、用品担当の★野です!


5月31日(土)開催の「ファレホでメカモデルを塗ってみよう!」実演にご参加頂きありがとうございました!

さて今回は、ファレホを使ってエアブラシ塗装やエクスプレスカラー・細部の筆塗り・お手軽マスキングなどをご紹介しました。

教材となったのは宇宙戦艦ヤマトに登場する超巨大戦艦!

(今回は未完成ですが・・・)

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昭和のプラモデルを、現在の塗料で情報量を増やしてみようと思いました。

今回の実演でまず見せたかったのはエクスプレスカラーの筆塗りの便利さ!

この超巨大戦艦には艦首に無数のライト(?)がいっぱいついています。
作中ではこれが「ビコーン!!」と光りながら出現するシーンが超インパクトありました。

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今回の実演でこのモチーフを選んだのも、「エクスプレス」のその名の通り、お客様の目の前であっという間に塗装完了させる様子をご覧に入れたかったからです。

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大雑把に言うと、造形村の模型専用エアブラシ「プロモデルA」で白を超至近距離で吹き付けてから、その外周にエクスプレスカラーのイエローとレッドを順に塗るだけ。
一瞬でライトっぽくなるそのスピード感にはご覧いただいたお客様も驚いたことでしょう。

あえて数か所、ライトの塗装を途中に残していますので、次回、より詳しく手順をご紹介しましょう!


続いてパネルラインの塗装です。
この戦艦、なんと全長12200メートル(諸説あり)もあります。
そこで情報量を増すためにランダムでパネルラインをマスキング塗装しました。

このマスキング塗装、実演中にちゃかちゃかと済ませています。

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底面もたくさん増やしました。

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が、短い実演時間の中で、どの様にマスキングしたのでしょうか?

この「残骸」は一体・・・?

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じつは、今回のパネルラインはこの3つのマスキングテープを重ねただけの「型抜き」三枚。
これだけを使用して何度も何度も使いまわしているのです!

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お客様の目の前で、型抜きを当てては色を吹き付け、すぐに剝がしては次の場所の塗装に移って実に短い時間で作業を済ませています。0604_08.JPG

巨大感を表すために、スターウォーズなどを意識しつつ「窓の明かり」を描き込みました。
今回の実演では艦首だけで終わりましたが、この灯を船体あまねく灯そうと思います。


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黒の船体の上に明るい光。
ラッカー塗料などの筆塗りでは黒に色が負けてしまうところです。

しかしファレホの高い隠ぺい力ならスムーズな描き込みが一発で決まります!
(しかもこれ、筆塗り用モデルカラーではなく、エアブラシ用のモデルエアーを使用しています。)


ここで実演にご参加いただいたみなさんにご案内したのがこの筆!

造形村スペシャルブラシ ウルトラファイン

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一見何の変哲もない筆に見えますが、これは造形村のプロがオススメする、とんでもなくすんばらしい筆なのです!

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この筆のポイントは3つ!

・ムチャクチャ細い
・毛先が短いので筆が安定しやすい(これけっこう重要)
・オスのテン毛(毛が固い)を使用しているので書き込みやすい

総じてハンドリングが良く、「絵を描くような感覚」で描きやすいのです。
実は私、本当は美少女フィギュアを塗装するのが一番好きなのですが、フィギュアの瞳の塗装(レイヤー塗装)でも、この筆一択となっています。

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上記の作業工程は以下の記事で確認できます。

・実演アフターレポート!「キャラグミンの組み立て・塗装をしてみよう 高町なのは フォーミュラ2」編

・実演アフターレポート!「キャラグミン 高町なのはフォーミュラ2完成!! カラーキャストを活かしたグラデーション」編

話がそれましたが、今回の窓の光はこの「造形村スペシャルブラシ ウルトラファイン」で快適スムーズに塗装しました。


さてさて、今回の実演ではファレホのお手軽さをたくさんお伝え出来たと思いますが、それは一度のブログ記事ではご紹介しきれません。
そこで、何度かに分けて今後もファレホについてご紹介してゆきたいと思います。

次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!