V.K.M.ペイントコンテスト10　参加作品紹介！パート13

2023年1月 7日　横浜ショールーム　お客様作品紹介イベントツールアンドマテリアルフェア店舗情報

皆様、こんにちは！
横浜ショールームのスタッフ青木です。

現在、ボークス全店にて水性塗料の祭典「V.K.M.ペイントコンテスト10」の作品受付を実施しております！
参加部門にもよりますが、水性ホビー塗料の「Vallejo(ファレホ)」、「キメラカラー」、「MMP」のいずれかを、一部にでもご使用頂ければ、全塗装、部分塗装問わずご参加いただけますので、是非お気軽にご参加ください！

今回のご紹介する作品も製作者のこだわりがしっかりと反映されていますので、どうぞ最後までじっくりご覧ください！

それではまずはこちら！

エントリーNo.37
参加部門：C・ロボメカ　部門
作者名：アーサー様
作品名：RX-78BD
コメント：無料配布のエコプラを筆塗りで全塗装しました。

V.K.M.ペイントコンテストに何度も参加しているアーサー様が2作品同時にエントリー！
まず一機目はエコプラ 1/144 RX-78-2 ガンダムをブルーディスティニーカラーで塗装。
グレー1色であるエコプラを筆塗りでここまで塗装されるとは...実に見事！

エッジの部分の剥がれ表現もいいですね！
シルバーの塗料を上手くエッジに乗せる事で塗膜の剥がれを表現。
細いラインを綺麗に引いているので非常に自然な仕上がりです！

グレーへの筆塗り、となると下地等の影響による発色が気になる所ですが実に綺麗な発色！
筆ムラすら感じさせない塗装でブルーディスティニーの装甲を飾ります。
アンテナやメインカメラなど細かい箇所の塗り分けもバッチリ、塗装テクニックの素晴らしさは次の作品でも光りますぞ。

お次の作品もアーサー様です‼

エントリーNo.38
参加部門：D・フリー　部門
作者名：アーサー様
作品名：Hi-νガンダム
コメント：スミ入れをシャーペンでメインカメラをつまようじで塗装しました。細かくて難しかったです。

今度はガンダムのミニチュアと呼べるガンダムアーティファクトのHi-νガンダムがロールアウト！
このサイズ感に詰め込まれた情報量、アーサー様の塗装テクニックが光りますね！

白と紫のHi-νガンダムはやはりカッコイイですね！
このカラーリング、私も大好きでございます！
サイズもサイズなのでメインカメラや細部の塗り分け、スミ入れと言ったら...針の穴に糸を通すような作業です。
アーサー様の集中力に感動を覚えますぞ！

既に購入された方や作った事のある方ならお気づきかもしれませんが下処理の丁寧さが素晴らしいですね！
腕や脚部などあらゆる箇所が分割されているのですが、その隙間さえも見えないぐらい丁寧に作り込まれております。
塗装だけでなく下処理の丁寧さがあるからこそ、サイズを感じさせない高密度な情報量を誇っているのです！

今回ラストとなる作品はコチラ‼

エントリーNo.39
参加部門：D・ミリタリー　部門
作者名：ぐうすか様
作品名：未成装甲艦高千穂
コメント：金以外は全てファレホ筆塗りです。色が豊富なので甲板の表現が楽しく、とても塗り易かったです。

こちらの高千穂は...結局注文取りやめとなり実現をみなかった装甲艦でしたか...？
英国仕様への改造工事後、HMS NEPTUNEとして就役することになった少々複雑な経緯を持っていたと思います。
こちらのキットは存在していなかったような...フルスクラッチなのでしょうか！？

細部に至るまでディテールアップされた甲板の時点で既に見応え抜群の情報量ですが、リノリウムの表現が特に目を引きます。
本当の木材と思えるレベルで「塗装から質感が伝わってくる」のは色のチョイスや艶のコントロールも考えなければならないので実にハイレベルな作品と言えるでしょう。

張り線の精度と情報量が凄すぎて、何と言えばよいのか～！
ここまで美しく張るのは...私には到底出来ない！素晴らしすぎる！
しかし...私の知る限りHMS NEPTUNEの写真というのは殆ど見たことが無いのですが、ここまで情報量を詰め込めるぐうすか様の手腕に感動を覚えます！
こちらの作品は目を凝らして見ていただくと、その高密度の情報量を楽しむことが出来るでしょう。