みなさまこんにちは!DPHS秋葉原、スケールモデルフロアです!
早くも作品紹介は今回で第4回ッ!
今回は、コンテストご常連様方が己の得意分野を見せつけるかたちで鎬を削り合う大熱戦地帯となっております。
今回も張り切って参りましょう・・
お客様作品紹介、始まりますっ!
【カレンチャンカワイイヤッター!】
作品名:KAWAII カレンチャン
ファレホ使用率:100%
コメント:黒未使用、青で黒を表現して深みを目指しました。重くならないグラデーションを目指し、少ない色数の中に情報量を詰めました。全て筆塗りで仕上げました。
・ファレホの持つ高隠蔽力と発色を活かしつつ、水彩的なグラデーションを施した作品。
各色がしっかりと主張を行いつつ全体のバランスを保った存在感のある仕上がりといえます。
・武芸百般、フィギュアを完成させるには組み立て/塗装に限らずデカールやトップコートといった様々な工程が求められます。
これらの作業経験は後半の仕上げ段階で初めて蓄積される部分ですので、完成させることの重要さが伺えます。
・黒に色味や明度を配すことで、黒の中に最も暗い黒で陰影を加えられております。
ヒストリカルミニチュアやスケールモデル等でも用いられる演出でありますが、作品の中に自然と練り込まれており、暗色の間延びする印象を上手く解消されています。
・しっかりと発色した白や赤に、淡く入った陰影が映えております。
ファレホの濃度を用途にあわせてコントロールし、狙った絵作りを行った手練れ感が感じられます。
今回もご参加ありがとうございます!
錆田ピアス様といえば、店長の中ではすっかり【ウマ娘の人!】として認識されておりまして、今回も楽しみにしておりました!ということで登場しました...みんな大好きウマ娘より、「可愛いの権化!」カレンチャン!
ポージングも相まって、可愛さ全開の一作ですね!
そしてまず何より語らねばならないのが今回の塗装アプローチ!黒を使っていない"黒表現"!
青を使って組み上げた黒、これがとにかく秀逸です...!単なる暗色ではなく、わずかに青みを感じることで空気感と深みが生まれており、しかも重くなりすぎず、しっかりと立体感が成立しているのが本当にお見事!
光を含んだ"軽やかな黒"として成立させているあたり、色の理解度の高さが光ります。
さらにこの黒表現に対しての、髪やしっぽのグラデーションがまた絶妙!
淡いピンクや白へ抜けていく自然な色の繋がり、そしてエッジに向かっての繊細なぼかし...
この柔らかいタッチがキャラクターの可愛らしさを最大限に引き出しています!しかもこれがすべて筆塗りという事実...!面の均一さ、グラデーションの滑らかさ、どれを取っても非常に高いレベルでまとまっており、
筆塗りならではのコントロール力と技術の高さを強く感じます。
そして白部分の表現も素晴らしい!
単なる白ではなく、青みを乗せたグラデーションによって立体感と清潔感が共存しており、黒とのコントラストでより印象的に仕上がっています。少ない色数でここまで情報量を持たせる構成力、本当に見事です!
全体を通して、
"色数を絞りながらも密度を上げていく"という非常にストイックな塗装設計が感じられ、
まさにカレンチャンのキャラクター性ともリンクするような完成度の高さ!
筆塗りとは思えない繊細なグラデーションと、青で作り上げた深みのある黒表現が光る、可愛さと技術力を兼ね備えた素晴らしい作品でした!
【大人気ディーラーキットを筆塗りで美しく!】
作品名:甘さは控えめのバレンタイン
ファレホ使用率:100%
コメント:TMMが出て100%ファレホで塗装できました。全体をシックに、髪色は各媒体の中間を目指しました。全て筆塗りで仕上げました。
錆田ピアス様の2作品目はCREAMODEさんのミホノブルボンです!
落ち着いた雰囲気が魅力的で可愛らしさと上品さをたっぷりと詰め込んだ作品となっております!
スカートなどの縁のゴールド、衣装のアクセサリーにファレホ・TMMを使用し煌びやかを演出。
メタリックカラーのバリエーションが広がり、キャラクターの衣装にも抜群の相性。
高級チョコレート菓子をイメージさせる仕上がりで、ミホノブルボンの可愛さを更に引き立てております!
髪の毛のグラデーション塗装も非常に綺麗ですね!
陰影を強調させた塗装でイラストのような仕上がりが魅力で、筆塗りグラデーション塗装という匠の技をじっくり見れるのがこの後ろ姿!
是非、このメリハリの効いた塗装をご覧ください。
台座も美しく、まるで金箔の舞ったチョコレートケーキのよう!
題材に合わせた台座を作り上げ、作品の魅力を更に引き立てているのは流石です!
錆田ピアス様、2作品目のご参加ありがとうございます!
そしてまたまた来ましたウマ娘!!今回はなんと...
ミホノブルボン(バレンタイン衣装)!!これはやられた方も多いのではないでしょうか...!
まず全体を見た瞬間に感じるのが、このシックでまとまりのある色構成。ブラウン〜ゴールドを基調とした、まさにチョコレートを思わせるカラーリングが非常に秀逸で、テーマ性と視覚的な楽しさがしっかり両立されています!塗装面も見応え抜群!同系色でまとめながらも、面ごとにしっかり明度差・彩度差をつけることで、ドレスの布、装飾、金属部分それぞれの質感がきちんと描き分けられています。単一色に見えて実は情報量が非常に多い塗り構成は本当にお見事です!
さらに今回のポイントでもあるTMM!
ファレホ100%での仕上げということで、新色TMMの使い方も完璧!金属部分の発色が非常に美しく、ギラつきすぎず上品な輝きに収まっており、塗膜の均一さ・発色の安定感ともに非常に高い完成度です。
新しい塗料でここまでコントロールできているのは流石の一言!
そしてやはり驚きなのが...これが全て筆塗りという点!広い面のムラの無さ、グラデーションの自然な繋がり、エッジの締まり...どこを見ても筆塗りの限界を感じさせない、非常に滑らかな仕上がりです。筆でここまで密度と完成度を出せるのか...!と唸らされます。
さらに目の表現も秀逸。
ほんのり焦点が合っていないような、少し無機質で感情が抑えられた視線...このあたりのニュアンス再現が非常に巧みで、キャラクター理解の深さと愛情がダイレクトに伝わってきます!
全体として、テーマ・配色・塗装技術すべてが高次元でまとまった一作。
ファレホとTMMを駆使した美しい塗装と、筆塗りとは思えない完成度でキャラクターの魅力を最大限に引き出した、非常に完成度の高い素晴らしい作品でした!
【雄々しく飛び上がるネッソス】
作品名:地獄篇、ゲートイン
ファレホ使用率:100%
コメント:初めてのミニチュア塗装です。午年なので出走してもらいました。
スイス「アラディアミニチュア社」のレジン製ミニチュアキットの中でも、とても人気の高いシリーズのネッソスをエントリーしていただきました。
巻き上がる炎までとっても塗りごたえのあるキットで、初めてのミニチュアでこの作品を作られるとは、とても素晴らしいです‼
血の川を易々と飛び越え追跡し、決して、何人も逃さぬように鋭く光る眼光。
浮き上がる血管まで描き分ける隆起した筋肉の陰影表現が、地獄の獄卒の存在感を引き上げます。翻る布に反射する火が力強く燃えています。
数え切れないほどの血をすすり、とても鈍く、残虐な刃がおどろおどろしく表現されています。
1つのミニチュアの中で、ケンタウロス特有の、人間的な張りのある肌と馬の艶やかな毛並みが、見事に質感の違いとして塗り分けららえています。
渦から立ち上がるネッソスを照らす炎。
面を巧みに捉える技術によって、尻尾の先まで施された光の表現が、グッと惹き込まれる作品のリアリティをもたらしています。
今にも動き出して飛び掛かってくるんじゃないかと思うような、迫力のある作品でした。
錆田ピアス様、怒涛の3作品目!ここに来てまさかのミニチュア参戦!!しかもアラディアミニチュアとは...店長も大好きジャンルです!コメントも含めて"午年なので出走"...ブレなさが最高です!思わずクスッときてしまいました!
そして何より驚きなのが、これが初ミニチュア塗装という点!
それでこのサイズ、この密度のキットを塗り切っている時点で本当にお見事...まずはガッツリお疲れ様です!!
これまでのウマ娘作品で培った技術がここでしっかりと活きていますね!
特に塗装面の完成度が非常に高い!
複雑に入り組んだ造形にも関わらず、細部までしっかり筆が届いており、塗り残しや破綻が一切ないのがまず素晴らしいポイント。さらに面ごとの塗りも非常に滑らかで、筋肉の起伏や翼の反りなど、立体をしっかり感じさせるグラデーションが丁寧に入っています。
そして最大の見どころがこの炎表現!
角や足元から立ち上る炎の発光表現が非常に秀逸で、暗色ベースのボディに対してオレンジ〜黄色の発光がしっかり映え、まるで内側から光っているかのような説得力のある塗りになっています!光の当たる部分・当たらない部分の明暗の付け方も的確で、特に胴体や翼にかかるわずかな照り返しが効いており、視線を自然と顔や上半身に誘導する構成力は流石の一言です!
武器や細部パーツも抜かりなし!
質感の変化もしっかりつけられており、単調にならない色構成で情報量も非常に豊かです。
全体として、暗→明へのグラデーション設計、発光表現、立体把握、すべてが高水準でまとまっており、初ミニチュアとは思えない完成度に仕上がっています!コンセプトの「出走」も含めて、見ていて楽しく、そしてしっかり魅せてくれる一作。
それでは...
堂々の出走です!!塗装の密度と光表現の巧みさで見る者を惹きつける、初挑戦とは思えないハイレベルな素晴らしいミニチュア作品でした!
【西遊記】
作品名:斉天大聖 孫悟空
ファレホ使用率:100%
コメント:たかちんさんの「斉天大聖 孫悟空」をファレホ筆塗りでペイントしました。ドライブラシでパサつかない様に気をつけました。楽しかったですっ。
孫悟空と聞くと超人気漫画のキャラクターを思い浮かべる方が多いことでしょう。
しかし!孫悟空といえば本来は「西遊記」のキャラクターですよね。
私も子供のころからドラマなどの影響で大好きなキャラクターです!
ツレロンゲ様、いつも力作をありがとうございます!
ファレホの筆塗りで仕上げられた「斉天大聖 孫悟空」見どころ満載ですね!
顔のシワや頭髪、毛並みと造形を活かした多彩な塗装表現は、生物感漂う見事な仕上がりです。
ドライブラシでパサつかないよう気を付けたというご本人のコメントも納得です。
如意棒や頭から外した緊箍児など、装飾品の数々もそれぞれの素材感を活かした塗りでアクセントとして大変素晴らしいものになっています。
細部に魂が宿ることで、全体がぐっと引き締まった印象を受けます。
身体の毛並みや筋肉などのしっとりとした柔らかい表現と、ノンメタリックメタルや宝石表現などかっちりと硬質な仕上げで彩られた如意棒や装飾品。
肌触りや温度までもを感じさせる素材感の対比がお見事ですね。
ツレロンゲさん、ありがとうございます!最高の孫悟空です!
ちっちゃいものからおっきいものまで!塗装レンジの広さがとにかく凄いツレロンゲ様のご登場です!
今回も素敵な作品お持ち込み、誠にありがとうございます!
当店でもお馴染み、純国産オリジナルガレージキットブランドArsenal Di様「斉天大聖 孫悟空」でのエントリー!たかちんさんならではの渋く力強い造形に対して、彩度をあえて抑えた落ち着いた塗装が抜群にマッチしていますね!
まず目を奪われるのがやはり顔周りの情報量!
細かく入った皺や骨格の起伏に対して、丁寧に陰影を積み上げた塗装で立体感がしっかり強調されています。
ギラっとした瞳のグラデーションも非常に印象的で、静かに存在感を放つ視線がたまりません...!そして個人的にグッときたのが、無骨な指先に施された艶やかなネイル表現!
しかもわずかに入った剥がれのニュアンスまで再現されていて、細部の遊び心とリアリティのバランスが絶妙!
このワンポイントでキャラクターの"生活感"や"個性"まで感じさせてくれるのが本当に素晴らしいです!
塗装全体も非常にハイレベル。
ドライブラシでパサつかないように意識されたとのことですが、まさにその通りで、ハイライトが自然に乗りながらも塗面はしっとりとした質感をキープしており、毛並みや肌の質感がリアルに表現されています。
ドライブラシ特有の粉っぽさが全くなく、コントロールの高さが際立っていますね!
さらに各部の質感表現も抜かりなし!
如意棒の装飾部分のTMMはしっかりと金属らしい輝きを放ち、岩のマットな質感、布の柔らかい陰影、装飾玉のツヤ感など、パーツごとに光の当たり方と仕上げを変えることで素材感を完全に描き分けているのが見事すぎます!色味も統一感がありながら単調にならず、情報量の多い造形をしっかり活かす塗装設計になっているのも素晴らしいポイント。
造形の魅力を最大限に引き出しつつ、細部にまでこだわり抜かれた塗装でまさに"イケオジ孫悟空"が爆誕した一作!繊細かつコントロールされた塗装で、造形・質感・キャラクター性すべてを高い次元で引き出した、見応え抜群の素晴らしい作品でした!
【Lass uns um den Panzer herum eine Party machen!】
作品名:1944/9/26
ファレホ使用率:90%
コメント:フィギュアは100%ファレホです。ローガンズには1/16は迷彩服の様な細かいパターンがファレホにはベストマッチで、どんどん塗れました!!
コンテストご常連の 黒山杜松彦 さん!今回はAFVを中心としたジオラマ作品でご参戦くださいましたッ!
Ⅱ号戦車L型 ルクスという1/16ながら小ぶりな車体を主役に、8人ものフィギュアが登場することでとても賑やかなジオラマに仕上がっていますね。
早速 見て参りましょう!
まずは砲塔まわりから。
真っ直ぐ前を見据えるドライバーと、対照的にガールズトークに忙しそうな かしましドイツ三人娘。
肩章から、そこそこの階級の高さがわかる三人娘に振り回されがちな部隊なのでしょうか・・?
一体でも大変なM44迷彩服の再現を、ここだけ見ても四人分。お見事です。
車体そばにはさらに三体!
ここでは頼りになりそうな戦車猟兵のアニキと戦場の癒し・看護婦さんが目を惹きますね。
戦車兵との装備の違いや、それに伴う塗装表現の違いも流石のひとことです。
しっかりと汚し塗装が施された足回りにも注目!起動輪の塗装剥がれなども技ありです。
最後に車体後部をガッツリ!
予備転輪をはじめとした剥がれ塗装、この時代の戦車ならではの錆び錆びマフラー、履帯に凝り固まった泥汚れなどなど見どころ満載ですね。
フィギュアのみならず、AFVモデラーとしても確かな知識と技術をお持ちの 黒山杜松彦 さんならではの作品といえます。
1/16 スケールのAFVという目を惹く素材に、90%ファレホでしっかりと施された塗装。見ごたえのある作品です。エントリーありがとうございます!
黒山杜松彦様、いつもながらのレアキットでのご参加ありがとうございます!
そして今回は圧巻!1/16スケールというビッグサイズでのエントリー!見応えが段違いです!
まず注目すべきは、この大スケールにも関わらず隅々まで行き届いた塗装!
広い面積の車体に対しても一切単調にならず、色のムラやトーンコントロール、ウェザリングが非常に丁寧に重ねられているのが素晴らしいポイントです。特に車体の塗装は見事の一言!ベースカラーの上に薄く重ねられた汚しや退色表現が非常に自然で、実際に運用されている車両の"空気感"まで感じさせるリアリティをしっかり再現しています。エッジの擦れや錆の入り具合もやりすぎず的確で、説得力抜群です!
そしてフィギュアも圧巻!
すべてファレホ仕上げとのことですが、1/16サイズならではの細かい迷彩パターンを、筆でここまで正確に描き切っているのは本当にお見事です!細かいドット迷彩も破綻なく配置されており、しかも単なる模様ではなく、
陰影や立体に合わせて描かれているため、しっかり"服として成立する迷彩になっているのが流石です!顔や手の塗装も丁寧で、それぞれに個体差が感じられる仕上がり。ここが揃ってしまうと人形っぽくなりがちですが、しっかりと"兵士それぞれの存在"として描き分けられている点も見逃せません!
そして本作の大きな魅力がこのストーリー性あるジオラマ構成!
戦車上での指示・連携・緊張感のある動きが、フィギュアの配置とポージングで見事に表現されており、
「撤退支援」というシチュエーションがしっかり伝わってきます。視線の向きや手の動きから生まれるストーリー性が非常に自然で、見ていて引き込まれます!そして何より、ここまでのボリュームでありながら、どの角度から見ても情報量が途切れないというのが本当に凄い...!ベース・車体・フィギュアすべてが高いレベルで融合しています!塗装に関しても、単なる色塗りに留まらず、質感・時間経過・環境をすべて表現するための塗装として機能しており、ファレホの特性を完全に活かし切った完成度の高さに脱帽です!
大スケールを活かした圧倒的情報量と、精密かつ説得力のある塗装で戦場の一瞬を切り取った、非常に完成度の高い素晴らしいジオラマ作品でした!
以上、5作品をご紹介しました!
次回のSRニュースもおたのしみに~!!
■参加申込書配布期間:2026年04月24日(金)~
■作品受付期間:2026年6月6日(土)~2026年7月12日(日)←作品受付中!
■作品人気投票:2026年7月18日(土)~ 8月2日(日)
■結果発表&表彰式:2026年8月9日(日)
■作品返却期間:2026年8月9日(日)~ 8月30日(日)まで
その他詳細はこちらをご覧ください→「ボークス公式ホビー総合サイト」
ファレホペイントコンテスト7まとめは以下の通りだっ!