みなさまこんにちは!今回の『ファレホペイントコンテスト7』、お客様作品紹介は用品用材コーナーが担当いたします!
第3回目の今回は、フリー部門とガールズフィギュア部門を合わせて5作品ご紹介っ!
毎回、最多エントリー数を誇るフリー部門は今回も独創的な作品が早くも集まっています。
対してガールズフィギュア部門も美しい&カワイイ作品が早速エントリーされています。
前置きはこの辺にして今回も張り切って参りましょうっ!
お客様作品紹介第3回スターーートっ!
【あの日のノベルティ、令和の傑作アートへ】
こんにちは!本日は、ある意味で非常に贅沢、そして世代の人には「ブッ刺さる」こと間違いなしの素晴らしい模型作品をご紹介します!
ベースとなっているのは、知る人ぞ知る昭和レトロなノベルティ、旧兵庫相互銀行(ひょうぎん)の「SL貯金箱」。このどこか懐かしいノスタルジックなプラスチック製SLが、製作者様の圧倒的な技術とこだわりによってファレホ使用率100%で塗装された極上のジオラマ風アート作品へと生まれ変わりました!
作品名:Let's Journey!
ファレホ使用率:100%
コメント:塗装は全てファレホ。フィギュアはガチャを部分的に塗ってTV版のパペットに近づけています。見る人を選ぶ作品ですが、人によっては、林家こぶ平さんの声がきこえるかも!?
まず1枚目は、作品の全貌を捉えた正面からのショットです。
一目見た瞬間に、あの夕方のテレビの前へタイムスリップしたかのような強烈な既視感とワクワク感に襲われませんか!?
ベースがかつての銀行の貯金箱だとは到底信じられないほど、全体の情報量と立体感が跳ね上がっています。
何より素晴らしいのが、ファレホ特有の「極上のマットな質感」です。
プラスチック特有のテカリが一切消え去り、まるで本物のパペット劇のセットをそのまま切り取ってきたかのような、優しくも鮮やかな世界観が確立されています。
鮮烈なブルーの車体、アクセントとなる赤や黄色のコンテナ、そして手前の切符を模したプレートまで、一切の妥協がないカラーコントロールに思わず見惚れてしまいますね!素晴らしい完成度!
続きましてこちらの写真をご覧ください。
この角度から見ると、製作者様がファレホ100%での塗装にこだわった理由がハッキリと伝わってきます。
SLの複雑なメカニカル造形に対して、ファレホ特有の上質で均一なマットな質感が完璧にマッチしています。
特に、鮮やかなブルーの車体、車輪や排障器の鮮烈なレッド、そして随所に配されたゴールドの金属感など、質感のコントラストが素晴らしく、プラスチック特有のチープさは1ミリも感じられません!
さらに注目すべきは、細部のエッジやボルトのディテールに施された見事なカラーコントロールです。筆塗りでありながら一切の塗膜の厚ぼったさがなく、SLの立体感が限界まで引き出されています。
次にこちらの写真をご覧ください。
この作品の主役とも言えるキャラクターたちにクローズアップ。
製作者様のコメントにある「フィギュアを部分的に塗ってTV版のパペットに近づけている」という言葉の真髄が、この距離で見ると本当によく伝わってきます!
パペット特有の絶妙な表情、生地の質感、そしてどこかユーモラスで温かみのある佇まいが見事に再現されています!
驚くべきは、これらがすべて「手作業の筆塗り」で部分塗装されているという点です。
ファレホの優れた隠蔽力と伸びの良さを極限まで活かし、キャラクターの瞳や服の細部まで、はみ出しなく極めてシャープに塗り分けられています。
見つめていると、今にも彼らがコミカルに動き出し、あの軽快なテーマソングや、林家こぶ平(現・九代目林家正蔵)さんのあの優しくも特徴的なナレーションが耳の奥で再生されるかのようです......!
最後を締めくくる4枚目は、模型の真価が問われる背面からのアングルです。
正面や側面がどれだけ綺麗でも、裏側が手抜きになってしまっては作品としての魔法が解けてしまいます。
しかし、この作品にその心配は一切不要です!
裏側に回っても、ファレホ100%による均一で美しい塗装面が維持されており、どの角度から光が当たっても破綻しない完璧な仕上がりを見せてくれています。
普段は見えにくいSLの細かなパーツの裏側や、コンテナの後ろ側まで、しっかりと世界観が地続きになっており、製作者様の作品に対する深い愛情と丁寧な仕事ぶりがビシビシと伝わってきます。
製作者様は「見る人を選ぶ作品」と謙遜されていますが、とんでもない!
当時のテレビにかじりついていた世代はもちろん、この作品が持つ「ポップでありながら、どこかノスタルジックで上質なトイ感」は、あらゆる模型好き、アート好きの心を震わせる魅力に満ちあふれています。
深川卿!いつも素敵な作品のお持ち込みありがとうございます!
今回も思わずニコッとしてしまう、子供も大人も楽しめるワクワク感あふれる作品ですね!
そして今回も驚きのチョイス!
なんとこの列車‥‥実は貯金箱!というレア中のレアアイテムでのご参加です!こういった素材を作品へ昇華する発想力、さすがです。
注目すべきはやはり塗装表現!
元々はプラスチック製の玩具らしい質感ですが、全体をマットな仕上げで統一しつつ、要所に金属色を的確に配置することで、一気に"実在感のある模型"へと昇華されています。青い車体の落ち着いた発色、赤い足回りとのコントラスト、そして金色パーツの上品な輝き...色の選び方と置き方が非常に秀逸で、シンプルな構成ながら圧倒的に見栄えする塗装になっています!さらに細部を見れば、煙突や前面パーツにはわずかなトーン差が付けられており、単調にならない工夫もしっかり。"ただ塗る"のではなく、素材に応じて質感をコントロールしているあたり、塗装理解の深さが光ります!
そしてキャラクター達も最高です!
リペイントによってしっかりとTV版の雰囲気に寄せられており、表情や色使いもイキイキ!見ていると自然と声が聞こえてきそうな仕上がりですね。(個人的には...某グッチな料理系タレントの顔も浮かびます...!)
また、深川卿といえば外せないのがベース!
今回も作品全体の世界観をしっかりまとめ上げる見事なベースワークが光ります。木材風の台座や小物配置、奥行きの作り方まで抜かりなく、単体のキットを"ひとつの物語"へ昇華させている点が本当に素敵です。
可愛らしさと技術力、そしてユーモアが見事に融合した一作。
素材の個性を活かしきった塗装力と、唯一無二の世界観構築が光る、見て楽しい素晴らしい作品でした!
【星海の波濤を超えて】
作品名:18代目宇宙戦艦ヤマト
ファレホ使用率:85%
コメント:下地はクレオスのサフを吹き全体にヒュウガの甲板色を吹きパステルブルーを吹きましたが色が濃くUSNライトゴーストグレイでグラデーションを吹きました。赤い部分は赤で吹きました。
ご紹介するのは、OVA作品「YAMATO2520」に登場する主役戦艦「第18代宇宙戦艦YAMATO」を使用した作品のご紹介です。
有名な工業デザイナーであるシド・ミード氏が手掛けた、曲線と近未来的なシルエットが特徴のスタイリッシュなヤマトとなっております。
こちらはファレホ85%で作成された作品です。
では早速見ていきましょう。
では、正面をみていきましょう。
まず目に入ってくるのは、美しいグラデーションとウェザリングです。2層の下地を挟んでUSNライトゴーストグレイで重ねられたレイヤリングによって、実在の戦艦のような深みのある色調を生み出しています。
また甲板や船首に施されたウェザリングは、全体のグラデーションの美しさを決して損なうことなく、細部のディテールを浮き上がらせる絶妙な塩梅で施されており、その様は長大な航海と激戦を潜り抜けてきた戦歴を感じさせ、SFメカとしてのリアルな説得力を高めています。凄い!
続いて側面をみていきましょう。
船体に走る鮮やかな赤いラインは歪みがなく、正確にコントロールされており、作品全体の印象をピリッと引き締める最高のアクセントになっております。またファレホ特有の落ち着いた美しいつや消しの質感が、この赤とライトゴーストグレイのコントラストをいっそう上品に引き立てています。
最後に後ろ姿を見ていきましょう。
機関周りに施されたウェザリングは、排気熱やエネルギーの放出を連想させるリアルな質感が表現されており、いまにも轟音を立てて巡行を始めそうな雰囲気が伝わってきます。
ファレホの特性を熟知しているからこその質感表現や丁寧な赤いラインの塗り分け、そして各部のウェザリングのメリハリなど、ヤマトファン様の「ヤマト愛」とこだわりがビシビシと伝わってくるそんな素晴らしい作品でした。
名前からして伝わってくるヤマト愛!!その熱量そのままに、レアキット「1/1500 YAMATO2520」でのご参加です!OVAはいいぞ...!
まず目を引くのは、この近未来感あふれる独特のシルエット。
直線と曲線が共存する機能美を、塗装によってさらに分かりやすく引き立てているのが非常に素晴らしいです!
塗装面も見どころ満載!
下地からしっかりとサフ処理を行い、甲板色→パステルブルー→さらにUSNライトゴーストグレイでの調整と、色を重ねながら理想のトーンへ追い込んでいく工程がしっかり感じられる仕上がりです。結果として、単なるグレーではない、奥行きと空気感のあるカラーリングが生まれており、SF艦ならではの説得力がぐっと増しています!
さらにグラデーションのかけ方も絶妙!
面の中心とエッジで微妙にトーンが変わることで立体感がしっかり生まれ、大型スケールとしての存在感を塗装だけで演出している点はお見事です。そして赤ライン!このシンプルながらも印象的な色分けを、ブレのないシャープなラインでビシッと塗り分けているのが本当に気持ちいい仕上がり!
シンプルな配色だからこそ誤魔化しが効かない部分ですが、その精度の高さが作品全体の完成度を一段引き上げています。墨入れもしっかり効いており、ディテールを潰さずにデザインラインを強調。
複雑な造形を"見せる塗装"として成立させている素晴らしい仕上がりです!
さらにベースにも注目!
「2520」の表記がしっかり入り、初代から約300年後の世界観を表現。
どこか"大人の戦い"ではなく、少年少女が物語の中心にいるヤマトらしさが感じられる演出がとても熱いです!造形・設定・塗装、すべてに対する愛情が詰め込まれた一作。丁寧な色の積み重ねと高精度な塗り分けで、近未来ヤマトの魅力を存分に引き出した素晴らしい作品でした!
【可憐なる妖精騎士】
作品名:妖精騎士ランスロット チャイナドレス白
ファレホ使用率:10%
コメント:チャイナドレスの縁の紫や金にファレホを使用しています。TMMセレスティアルバイオレットライトがとても素敵な色だったので、メインカラーとしてこのキットを作成してみました!
生みの親のチョコお父様がコミケ107で販売したアクリルフィギュアのイラストを、中国のフィギュアディーラー、Awaken氏製作のFGOサーヴァント、妖精騎士ランスロット・チャイナドレス 白として立体化。
そして、ブヨブヨ丸様の高い塗装技術で、美しく塗装された高クオリティの作品でエントリー下さいました。
まずは、お顔を見ていきましょう。
髪の毛のグラデーション塗装がとても美しい、ランスロットの紫かかったプラチナブロンドの上手く表現されています。
毛先の黒に変わる境目の塗装も、自然な形でグラデーションされているのが流石のお手並み。
耳横のドラゴン風の羽も、皮膜部分は薄く向こう側は透けている様な塗りと、こだわりを感じる表現がされているのも良い感じ。
三枚目はコメントにある、ドレスの縁の塗装に焦点を当てていきましょう
ドレスの縁に当たる部分をTMM(トゥルーメタリックメタル)のセレスティアルバイオレットを使って塗装しているとの事ですがはみ出しや塗りムラなどが全くなく、塗装済みパーツかな?と思う程にキレイな塗りとなっています。
ドレスの装飾部分もファレホの金を使っているとの事ですがこちらも塗りムラは一切なし。
TMMは筆塗りしやすく、発色、塗料の食い付きもいいカラーですがここまでのクオリティに仕上げた、ブヨブヨ丸様の塗装技術には只々感服するしかありません。
最後に展示では見えない背中側を見ていきましょう。
背中が大きく開いたドレスが非常にセクシー。
注目すべきは、髪の分け目の濃淡の表現、影を自然に塗装で表現していてリアリティが上がっています。
膝裏の少し、肌の色が濃くなっている部分も色分け済み。
割と省略しがちな所にも手を抜かないと、こだわりが感じられて非常にGood!
髪の毛のウネリに合わせてハイライトやシャドウをグラデーションで表現しているのも◎。
1/7スケールガレージキットを高い技術と熱量で美しくしあげた素晴らしい作品でした。
次回のエントリーも心よりお待ちしております。
おぉっとこれは...!思わず足を止めて見入ってしまう、超繊細塗装の一作が登場です!
みんな大好き『Fate/Grand Order』より、妖精騎士ランスロット(チャイナドレスver)が華やかにエントリー!...いやこれは本当に可愛い...!
まず語らずにはいられないのが、圧倒的な存在感を放つ髪の毛の塗装!
滑らかで美しいグラデーションはもちろんのこと、ハイライト部分の表現がとにかく秀逸!
単なる明るい色ではなく、まるでパールやオーロラのように光を含んだ塗装表現になっており、一見するとそんな塗料かな?と錯覚するほど高級感ある仕上がり...これは本当にお見事です!思わず見惚れます!
そして今回の主役カラーでもある、TMM セレスティアルバイオレットライトの使い方も素晴らしい!
チャイナドレスの縁取りに使用された紫は、メタリックでありながら上品で、主張しすぎず、それでいて確かな存在感。金色との組み合わせによってより華やかさが引き立ち、作品全体をしっかりまとめ上げるキーになっていますね!ドレス本体の塗装も非常に丁寧で、布の柔らかさを感じるグラデーションや、透け感のあるパーツの色の乗せ方が絶妙。単に塗り分けるだけでなく、素材ごとの質感の違いを塗装で描き分けている点は非常にレベルが高いです!
さらに肌の仕上げも見逃せません。
滑らかで均一、それでいてほんのりとしたシャドウが入ることで自然な立体感が生まれ、キャラクターとしての魅力をしっかり引き出している塗装になっています。細部の塗り分け精度も非常に高く、装飾や模様も破綻なく美しく配置。全体を通して"丁寧"と"センス"が両立した、完成度の高さが際立ちます!
可愛さ・華やかさ・塗装技術、そのすべてが高いレベルで融合した一作。
TMMの魅力を存分に引き出したカラーリングと、繊細極まる表現力でキャラクターの美しさを最大限に引き出した素晴らしい作品でした!
【静寂に刻まれた誓い】
スクウェア・エニックスの可動キット2Bをベースに、あえてその可動関節をすべて埋めて「固定フィギュア」へと昇華させたという、凄まじい執念と技術が結晶した圧巻の作品です!
製作者様が「苦行でした」と語る通り、可動フィギュアの関節を隙間なく埋め、自然な人体ラインや衣装のつながりを再現する造形作業は、想像を絶する労力だったはずです。
しかし、その苦行の先に見事な一本の「美しい彫刻」のような佇まいが完成しており、可動キット特有の分割ラインが消えたことで、2Bが持つ本来の洗練されたシルエットが完璧に引き出されています。
さらに驚くべきは、「ファレホ使用率8%」という絶妙な塗料の使い分けです!
全体をラッカーなどでカチッと仕上げつつ、顔、服、刀といった「マスキングが極めて困難な最重要ディテール」にのみ、筆塗りの伸びが良く隠蔽力の高い水性アクリル塗料「ファレホ」を部分投入する計算高さや全体に対するたった8%のこだわりが、作品全体の解像度と実物感を爆発的に引き上げています。
作品名:2Bとポッド042
ファレホ使用率:8%
コメント:顔、服、刀等マスキングが困難な部分はファレホを使用しました。可動キットの関節部を埋め、固定フィギュア化しています。(苦業でした・・・。)
まずは全体の写真をご覧ください!
この美しい立ち姿に息を呑みます。
可動関節を埋めたことで、肩から指先、そして腰から太ももへと繋がるラインが一切途切れることなく、流れるような美しいシルエットを描いています。
「ファレホ8%」の恩恵がすでにここから現れており、服の細やかな装飾やエッジの効いた塗り分けが、全体の精密感を底上げしています。
静の中に秘められた2Bの力強さと気品が、完璧なプロポーションとなって正面から真っ直ぐに伝わってきます!
次は、御尊顔をご覧ください。
息を止めて見入ってしまうほど、圧倒的な美しさと密度です。フィギュアの命とも言える「顔」の塗装にファレホを使用したことで、機械的な冷たさと、その奥にある2Bの繊細な感情が見事に表現されています。
目元を覆うゴーグル(戦闘用バイザー)の質感や、チラリと覗く肌、髪の絶妙な陰影など、マスキングが不可能な超微細な境界線が、ファレホによる神がかった筆塗りで寸分の狂いもなく塗り分けられています。
この至近距離のアップに耐えられるどころか、見惚れさせてしまう精度には脱帽するほかありません。
続きましてはこちらをご覧ください。
随伴支援ユニットである「ポッド」へのこだわりにも、一切の手抜きがありません。2B本体の美しさを引き立てるだけでなく、メカニカルな無機質さと、作中を共にした旅の重みを感じさせるリアルな仕上がりです。
刀のディテールと同様に、細かなモールドやパーツが密集するポッドのマスキング地獄を、ファレホを用いた巧みな部分塗装でクリアしており、カチッとしたメカニカルな造形の中に、手作業ならではの温かみと精密感が同居する素晴らしいアクセントになっています。
この背中こそ、今回の「固定フィギュア化」という苦行の最大の結実であり、最高の見どころです。
可動フィギュアではどうしても不自然に分割されてしまう背中、腰、そしてスカートのドレープ(シワ)の繋がりが、完全に一つの美しい流れとして繋がっています。
2Bの象徴的なデザインである、背中が大きく開いた衣装の境界線も、ファレホによる精密な塗り分けによって、肌の柔らかさと衣装のファブリック感が見事なコントラストを描いています。哀愁と強さを背負った、完璧な「後ろ姿の美」がここに完成しています。
妥協のない造形へのこだわりと、適材適所の塗料選択が生んだ、まさに「2Bフィギュアの決定版」と呼ぶにふさわしい至高の作品です。
素晴らしいものを見せていただき、本当にありがとうございました!
思わず「これって元キット何だっけ!?」と唸ってしまう完成度...!
NieR:Automataの空気感を見事に再現した一作がやってきました!
まず大前提として、この作品...元は可動キット!
そこから関節部を埋め、固定フィギュア化しているとのことですが...正直改造の痕跡がまったく分からないレベル!造形の一体感が非常に高く、自然なシルエットに仕上げている時点で凄まじい技術力を感じます。
そしてその改造をさらに昇華しているのが、圧倒的な塗装力!ファレホを活用した各部の塗装がとにかく丁寧で、造形を完全に"作品として成立させている"力強さがあります。
特に肌の表現が秀逸!
ニーア特有の少し無機質で機械的なニュアンスを感じさせる質感を、滑らかで均一な塗装面でしっかり再現。
さらに唇の彩度や暖色をあえて抑えることで、作品全体のトーンに合わせた静かで冷たい世界観が見事に表現されています。これは非常にハイレベルな色彩コントロールです!
衣装部分も見どころ満載!
ブラックの衣装は単なる黒ではなく、わずかなトーン差や艶の変化で立体感を出しており、情報量を失わずに"黒を見せる"塗装が成立しています。また分の透け感表現も自然で、境界のぼかしやグラデーションの入れ方が非常に絶妙!
さらに驚かされるのがディテールの作り込み。
ポッドの金属質感やウェザリングは小サイズとは思えないほどリアルで、適度な使用感がしっかり入っているため世界観の説得力が一気に増しています。
刀や小物もそれぞれ素材感を丁寧に塗り分けており、どこを見ても抜かりなし!
そして胸元の透け表現...これも見事!細かな塗り分けと明暗コントロールで自然な透過感を生み出しており、小
スケールながら非常に高い再現度です。
コンパクトなサイズ感の中に、改造・塗装・質感表現すべての技術がぎゅっと詰め込まれた内容の濃い一作。
徹底した造形仕上げと緻密な塗装によって、ニーアの世界をそのまま切り取ったかのような、完成度の高い素晴らしい作品でした!
【船橋の奇跡】
作品名:伝説の逆転優勝
ファレホ使用率:50%
コメント:今は無き"船橋サーキット"での逆転優勝のイメージ。筆ムラで雨天の汚れを表現。フィギュアはメカニックをポーズ変更で歓喜!メガネも自作。人物のみファレホで。
フジミの1/24『トヨタスポーツS800 浮谷東次郎 仕様』にてエントリー下さいました。
1965年7月18日に船橋サーキットで行われた全日本自動車クラブ選手権の際、ライバル生沢のスピンに巻き込まれながらも猛追を続け逆転優勝した瞬間をジオラマ化した熱量のある作品です。
しっかり作品に寄って全体を見ていきましょう。
優勝した喜びの余り、運転席から体を出してガッツポーズを決める、ドライバーの浮谷氏と駆け寄るクルーの躍動感が伝わる構成となっています。
ピットクルーフェンスを飛び越えている、メカニックなんてドライバー浮谷氏以上に喜んでいる様にも見えて、実際のレージ映像を見ているかのようです。
次いで3枚目はトヨタスポーツS800の正面から見ていきましょう。
シルバーに塗り上げられたボディがカッコイイ!実際にレースで走っている姿を再現すべく筆ムラで車体にヨゴレやキズを表現しているのもこだわりを感じます。
フロントガラスのくもり具合が雨天の悪環境でのレースを走り抜ける厳しさを物語っている表現もGood!
最後にドライバーの浮谷氏他メカニック陣に焦点を当てていきましょう。
全身で優勝の喜びを表現している浮谷氏、かけている眼鏡は自作されたとのこと。
浮谷氏に声をかけている、チーフメカニックと駆け寄って来るメカニックも元キットをポーズ変更させる工作して作品全体に躍動感を加えているのもポイント高し。
フィギュアの塗装にファレホを使っているとの事で、色合いの均一さや肌の表現も◎。
劇的な優勝シーンを見事に再現した素晴らしい作品でした。
次回のエントリーも心よりお待ちしております。
なんとも胸が熱くなる...歴史的瞬間を切り取った情景作品がやってきました!
フジミの名キット、【1/24 トヨタスポーツS800(浮谷東次郎仕様)】の登場です!
店長リアルタイム世代ではないものの、資料や模型誌などで何度も見てきた伝説的な名車。
その軽量なアルミ外板ボディが、見事な塗装によってピッカピカの質感と実車らしい説得力で再現されています!まず目を引くのは、このボディ塗装。
単純なシルバーではなく、わずかにトーン差を感じさせる塗り重ねと面の整え方によって、金属らしい"深み"がしっかり表現されています。光の当たり方で見え方が変わるあたり、スケールモデルとして非常に完成度の高い塗装ですね!
そして本作最大の見どころは、やはり雨天表現!
コメントにもある筆ムラを活かした濡れた路面のニュアンス、これが本当に秀逸です!
窓に残る雨粒の表現、ボディにうっすらと残る水気や汚れ、さらにはピット周辺の水たまりまで、一瞬の空気感が完全に再現されているのが素晴らしいポイント!
特にウェザリングのバランスが絶妙で、やりすぎず、それでいて確実に"走り切った後"を感じさせるリアリティ...これは非常に高度な塗装コントロールです!
さらにフィギュアにも注目!
ポーズ変更によって生み出された躍動感、そしてメガネの自作など細かな工作も光りますが、塗装も抜かりなし!人物はファレホでの仕上げとのことですが、衣装の色分けや陰影の付け方が丁寧で、小サイズながらしっかり存在感のある仕上がりになっています。
そしてこの作品の核ともいえるストーリー性!
16位からの逆転優勝というドラマ、その歓喜の瞬間がそのまま切り取られているのが本当に素敵です!
ピットクルーの統一された服装や、勢いよく飛び出す動き、全員で喜びを爆発させている感じ...見ているこちらまで熱くなりますね!背景パネルも効いており、実際のレースシーンを想起させながら作品全体の説得力を底上げしています。塗装による質感表現と情景演出が見事に融合した、歴史のワンシーンを体感できる素晴らしい作品でした!
以上、5作品をご紹介しました!
今後も、みなさんの『魂』のこもった作品をお待ちいたしておりますッ!
次回のSRニュースもおたのしみに~!!
■参加申込書配布期間:2026年04月24日(金)~
■作品受付期間:2026年6月6日(土)~2026年7月12日(日)←作品受付中!
■作品人気投票:2026年7月18日(土)~ 8月2日(日)
■結果発表&表彰式:2026年8月9日(日)
■作品返却期間:2026年8月9日(日)~ 8月30日(日)まで
その他詳細はこちらをご覧ください→「ボークス公式ホビー総合サイト」
ファレホペイントコンテスト7まとめは以下の通りだっ!