皆様こんにちは!ホビースクエア秋葉原用品コーナー担当★野です。
さて今回は、塗装実演で製作途中だったファレホの塗装作例が出来上がりましたのでご紹介します。
前回の記事はコチラ
・実演アフターレポート!「ファレホでメカモデルを塗ってみよう!」編
・ファレホコンも開催中! エクスプレスカラーでお手軽発光表現!その手順をご紹介!!
そしてこちらが完成状態になります。
前回の実演で、船体の塗り分けはおおむね終わっていたのですが、今回は全体に行き届く夥しいライトを筆塗りで表現してみました。
作中の発登場シーンや、イラスト一枚絵で描かれている小さな舷窓の光の数々を、ハリウッド映画の宇宙船をイメージしてデフォルメしつつ塗装してみました。
完成後にはあまり見えない底面も気の向くままに光をともしています。
さて、一見大変そうなこのおびただしい光点の塗装ですが、コレが超お役立ちです!
造形村スペシャルブラシ ZMUTFN(ウルトラファイン)!
この筆は、毛先が細いのは勿論のこと、「短くまとめられ」「硬質なオスのテン毛」を使用することで、毛がへたり難く、「描き込み」がめちゃくちゃ得意!
(私はフィギュアの面相にももっぱらこの筆を使っています)
これで描くと凄く楽に「描き込み」ができますぞ!
また、黒い船体に明るい色は、通常の塗料だと発色がしにくいものですが、そこは筆塗りが無茶苦茶得意な世界のファレホ!
この窓の塗料は全て一発描きでキレイに発色してくれています。
これはファレホの隠ぺい力と発色の良さのお手柄ですね。
ところで、今回ちょっと面白い塗料を試してみました。
側面に青白い光が灯されているのがお判りでしょうか??
じゃじゃん!
これが秘密兵器です!
グリーンスタッフワールド インテンシティインク OSLホワイト 税込660円
これはファレホと互換性のある水性塗料で、当店にて取り扱い中!
OSLとは「オブジェクト・ソース・ライティング」の略で、「光源」のように演出する塗料下地です。
非常に輝度が高い白で、この上からファレホの蛍光カラーやエクスプレスカラーを重ねると、通常の白よりもさらに一段階明るさを感じる演出をしてくれます。
今回はエアブラシと筆塗りを併用し、エクスプレスカラーのミスティックブルーを重ねて青白い光の演出を船体に描きこんでみました。
すんごい簡単に出来てビックリ。
ぼんやり光っているような演出になっていると良いのですが。
ちなみにOSLホワイトは海外輸入商品にして当店でも人気の商品。
入荷と品切れを繰り返し、売り切れると再入荷までお時間をいただきますのでご了承ください・・・。
正面のライトにも、このインテンシティインク OSLホワイトを上塗り。
以前の通常のホワイトの塗装より心持ち明るさが増したように見えるかな??
さて、お店では先に実験台として、より小さなキットを予め塗っていました。
同じ「超巨大戦艦」というモチーフながら、こちらは手のひらサイズ!
小さなボトルとさほど変わらないサイズのキットです。
こちらも「造形村スペシャルブラシ ZMUTFN(ウルトラファイン)」で窓を描きこんでいます。
一緒に並べると、まるで親子のようですね。
いずれも昭和のプラモデルで、今から45年以上前に発売されたものですが、全くの無改造。
当時としても良く出来たキットではありましたが、最新塗料を駆使して中々に楽しませていただきました。
ファレホの持つ表現力の高さとお手軽さ(エアブラシ塗装も窓の描き込みも、今回のような塗り方の場合、ラッカー塗料と比較すると圧倒的に楽ちんな作業でした!)が伝わると嬉しいですね。
今回ご紹介した超巨大戦艦の親子は、両方ともお店に展示中!
ファレホの試用方法でご質問があれば、「しらがメガネ」の用品担当★野までお声がけください。
次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!