「美プラの冬、到来」。『LASCIVUS Decor』でお手軽メイク！

2023年12月 1日　横浜ショールーム　商品情報工具・用品・用材

皆様こんにちは!スタッフMです。

近年稀に見る急激な気温の移り変わりに体が付いていかない今日この頃。
こうも寒暖差が激しいとエアブラシでの塗装も難航しがちですね。
スタッフMも可愛い美プラたちの作業が停滞気味......(汗)
申し訳なさを嚙み締めつつ売り場を眺めていると、おや.........、こんなところに手軽に肌のグラデーション表現が出来る便利アイテムがあるじゃぁありませんか!?

GSIクレオス　　　LASCIVUS Decor マシュマロ type　　　￥1,650(税込)
　　　　　　　　　LASCIVUS Decor ピーチ type　　　￥1,650(税込)
　　　　　　　　　LASCIVUS Decor ミルクティー type　　￥1,650(税込)

そう‼
こちらのアイテム、キャラクターモデルをお化粧感覚で手軽にメイクアップが出来るのです‼

では早速、基本的な使用法をご紹介いたします!

まずはどこのご家庭にもいる美少女プラモデルを用意します‼
今回はコトブキヤ様から頂いたサンプルの『メガミデバイス兼志谷シタラ Ver.カルバチョート』ちゃんにご協力いただきましょう‼

お次は肌の色に合わせた『LASCIVUS Decor』のピックアップ‼
というのも、『LASCIVUS Decor』は成型色に合わせた3タイプがラインナップされており、肌の色に合わせたベストなグラデーション表現が可能なのです‼
今回はシタラちゃんの健康的な褐色肌に合わせて『ミルクティー type』を使用‼
ぱっと見ではハイライトカラーのパール粒子がかなりギラついた印象を受けるのですがはてさて......。

何はともあれ使ってみなければ始まらない............!
いざ、実践‼

最初につや消しスプレーを吹いて足付け(塗料が食いつきやすくするための下準備)を行います。
※『LASCIVUS Decor』はウェットタイプなので足付けをしなくても問題はありません。必須作業ではなく、お好みでどうぞ!

お次はいよいよ『LASCIVUS Decor』の登場ですが、ここでスタッフMが普段用いているテクニックその①♪

スタッフM直伝、『グラデーションの流法(モード)』‼

ドライブラシ等でグラデーション表現をする際も同様ですが、真っ先にシャドーを入れてあげるのがオススメです!
というのも、立体物であるプラモデルやガレージキットは、(極端な例ですが)関節の裏側やおへそ周りなど「造形的に凹んでいる」ポイントがそのまま「シャドーを入れるポイント」となります。
この辺りが視覚的に凹凸が分かりやすい立体物と、多少陰影を誇張しなければ立体感が出しにくいイラスト(とその技法を立体に落とし込んだ所謂「アニメ塗り」)の違いです。
そして「影の位置が決まる」という事は、(これまた極端な例ですが)「影と影の中間点」がおおよそ「ハイライトの位置」となるため、迷いなくグラデーション表現を行うことが出来ます‼

さて、上述した理屈に則りまずはシャドーを入れていきます。

付属のスポンジを使用し、『シェイドカラー①』を凹部にこすりつける様に塗布‼
シタラちゃんは濃い目の褐色肌なので気持ち多めに塗布してあげます。
続いて『ハイライト(パール)』をのせていくのですが、ここでスタッフMのテクニックその②♪

クレオス様の使い方ガイドでは『ハイライト(パール)』は「ブラシを使ってふわっと全体に」という使い方が推奨の様ですが、スタッフMはスポンジを使い「影と影の中間点」や「最も光が強く当たる箇所」に点(腿などの長いパーツは線)で塗布‼
その後ブラシを使ってシャドー部分に向かって「広げる様に均していく」ことでより自然なグラデーションをかけることが出来ます‼

最後にお腹周りや顔など広く光が当たる箇所にブラシでふわっと『ハイライト(パール)』をのせ、頬に『チークカラー』＆目じりに『シェイドカラー②』をやさしくひいてあげれば............