皆様こんにちは!ホビースクエア秋葉原用品コーナー担当です。
本日も皆様に耳よりの情報をお伝え致します!
さて今回は、大人気のボークス「フローセメント」の力を見ていただきましょう!
フローセメントは2種類が発売中。
一つは
フローセメント スタンダード
ボークス フローセメント (流し込みタイプ) スタンダードタイプ 440円(税込)
そしてもう一つは
フローセメント ウェルネス
接着性能はスタンダードと変わらず、臭いを抑えたタイプです。
好みでチョイスしてくださいね。
ボークス フローセメント (流し込みタイプ) ウェルネスタイプ 550円(税込)
いずれも流し込み・溶着タイプの接着剤で、ABSでもプラスチックでもお使いいただけます。
凄いのは、「ABSとプラスチックの溶着」も可能としている事です!
強力な接着力・速乾性・合わせ目消し能力のスペックが格段に高いままに、プラとABSの異種素材でも自由自在に溶かし付けが可能です。
(他社の製品において、ABS樹脂の材質や配合が異なる場合があり、本来の性能が発揮できないこともあり得ます。
予めご了承ください)
さあ、それではフローセメントが出来る事をお伝えしましょう。
1,流し込みで接着面が大きなキットもピッタリ貼り付け!!
スケールモデルの艦船キット・航空機の胴体や翼・実車同様に分割されたパーツを箱組接着するタイプの戦車など、接着面積が大きいキットは、従来型の接着剤だと
「塗った傍から乾いてゆき、接着剤を塗布し終わるころには、最初に塗った接着剤が乾いている」
なんてこともありましたが、最新溶着型の接着剤ならラクラク接着作業が完了!
2,塗装前に、「溶接」するように接着剤を多めに塗ってパーツを削ると合わせ目消しも出来る!
色を塗らずに合わせ目消しもOK!
右側が加工前、左側が接着後にヤスリ掛けをして合わせ目消しをした状態ですね。
一般に「ムニュ付け」と呼ばれる接着の力も素晴らしい!
乾燥スピードも速く強度も強い、高性能な溶着型接着剤なのです!
ちなみにガンプラなどの可動部があるプラモデルには、関節部に接着剤が回らないように慎重に接着して下さいね。
べちゃッとつきすぎた場合は、すぐに「ふっ」と意気を吹き付けると一瞬で揮発してくれることが多いぞ(本来の使い方ではないので自己責任で頼む)。
3,塗装後の接着もキレイ
塗装したキットを接着する場合は、接着剤をビンのフチで軽くしごいて、目立たない所にそっと接着剤筆を当てましょう。接着剤がスッと流れて接着されます。
強度が必要な時は、何か所か点々と付けると接着剤が浸透してさらに強度が増すぞ。
接着剤は塗膜も溶かすのでじっくり慎重にね。
ちなみに、この写真は演出ではなく本当に「アンテナ部分」を接着しました。2~3か所の点付けで完了。
展示の移動時にうっかりパーツが外れる事もあるので、これで一安心。
4,ABSとプラスチックの異種接着をしてみた!
ポピュラーな昭和の艦船模型に、ボークスのABSランナーの押しピン部分をイモ付け接着してみました。
(イモ付け接着とは、ダボ穴などを用意せず、ただただ接着剤の力で接着する方法です。
・・・なんでイモなんだ・・・?)
思いのほかガッチリ!
そりゃ力を入れて「フンヌ!」とか言いながら押し曲げればパーツも取れるでしょうが、通常考えられるイモ付け接着から考えるとかなりの強度です。
ましてプラスチックとABSのマリアージュとは・・・!
5,ABSのフェイスパーツを接着剤だけで(パテなしで)改造してみた!
こちらが改造前のパーツ。弊社の美少女プラモデル、ブロッカーズFIOREの「プリムラ」のフェイスです。
このパーツの口元に、同じ色のABSのランナーの切りくずを散らして、接着剤を投入。
スパチュラやピンセット(今回私は造形村ピンセットを使いましたが)などで、口の形を整えて、余った部分は完全乾燥後にヤスリ掛け。
すると・・・
こんなオリジナルの表情がパテを使わずにできてしまいました!
ABSのパーツでも自由自在だなこりゃ!
(改造には、多少の慣れと失敗のリスクがあります。いきなり大切な物からは始めずに、まずはテストからをお勧めします。)
上がスタンダードでお試し。
下がウェルネスでお試し。
うむ、接着能力の違いは私にはわからないレベルでした。
本当にどっちかを選ぶのは、臭いへの拘りだけでOKのようです。
いやはや、非常に高性能極まりない優れた接着剤、ボークスのフローセメント!
そのトータルの高性能ぶりにはきっと皆さんも大満足なはず!!
ことにボークスのキットには完全対応しているので、是非是非お試しあれ!!
また次回もお得な情報をお届けいたします!