銀色とか言いますけども、実際そんなに銀色じゃなくないですか(′・ω・`)?こんにちは。
店頭にて制作実演を行っておりました「SWS 1/32 P-51D マスタング」の作例が出来上がったのでご紹介(′・ω・`)ノ
今回はテーマを
「クリアドーブ塗装の機体って結構掠れたり濁ったりでそんなに銀色テカテカじゃないのに全体的なイメージとして透明感があるピカピカ銀色ボディなのあれなんなの(′・ω・`)?どう塗れってのよ」
として、金属地に透明な塗料を塗って磨き上げられた機体の表情を、実機のフォルム/構造再現に特化された「SWS 1/32 P-51D マスタング」を用いて追っていきます。
「あんまり銀色くないよね。」
新車はピカピカ銀なんだと思いますけど、年季の入った機体は表面の透明塗料が掠れや変色、
金属被膜の形成で色味が変わってくるようです。それでもぱっと見銀色っ!に感じるのは、
磨き上げられた光沢の仕業として作業を行いました。
■塗装の段取り
①ファレホ/モデルエアー「71062 アルミニウム」を筆塗り。
・ヘアラインを意識して、タッチを残しながら塗ろう!
モデルエアーのシルバー系は塗り心地としてかすれ難く、伸びが良いため筆塗りで銀を塗るならとてもおススメ。ムラなくベタ塗りするなら凄くスゴイ(←すごい)
②タミヤ/エナメルカラ-のグレーを用いて、パネルに模様を描く。
・深く考えずびしゃっと描こう!
エナメル塗料は下地を溶かさずに滲ませたり拭き取ったりできる便利な塗料!
テクスチャや効果を入れる時に大活躍の頼れる兄貴(←スゴイ)
③半光沢クリアーの缶スプレーでクリアーコート
・表面に透明層を重ねることで、あの濁った様な奥行きを表現しましょう。
広範囲にある程度の厚みで透明層を作るには、噴射面積の広い缶スプレーがおススメ。
なんせ手軽なのがプライスレス(←凄い)
④コンパウンドで磨いてワックスがけ。
・塗装面は、塗膜の厚みや塗料の凹凸の影響によって光沢のラインがうねりがち。
コンパウンドで塗膜をピタピタにし、ワックスで光沢強化と保護をしよう!
この作業は技術や各々の性能云々以上に「やるかやらないか」が重要な工程。やろう。
効果を知れば、もう戻れないぞ(←SUGOI)
出来上がるとこんな感じだぞ!
どんな塗料や工具にも、得意な使い方と秀でた性能がそれぞれございます。
組み合わせによって表現に幅を出したり、作業時間の短縮を図ることが可能です。
色々あそんで、自分だけのテクニックを探してみましょう(′・ω・`)ノシ
制作した作例は店頭にて展示中です。
ホビースクエア秋葉原では、SWSを始め各種スケールモデル、ブロッカーズFIOREや用品工具を
取り揃えてお客様のご来店をお待ちしております。
週末はホビースクエア秋葉原で(′・ω・`)ノ