ホビースクエア秋葉原

エアブラシ所有者必見!実演アフターレポート・ 各メーカーのメッキ塗装を楽しんでみよう!

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皆様こんにちは、用品担当です!


6月10日(土)開催のファレホ塗装実演にご参加頂きありがとうございました!

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さて今回は、「各メーカーのメッキ塗装を楽しんでみよう!」というテーマで実演を行わせていただきました。


たくさんのお客様にお越しいただきありがとうございます!

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さて、今回はエアブラシの使い方も含めて、配布テキストを用意しての実演となりました。


エアブラシのアジャスター(エアブラシのお尻のバルブ。塗料の出る量を調整できます)と、コンプレッサーのエアー圧の関係図の目安をご紹介しています。


(実演でもお伝えしておりますが、表はあくまで目安であり、使う塗料や個人のスタイルによって変動します)

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このテキストに応じて、各種塗料を吹き付けました。

まずはシャドウプライマーマルチ。


面の平滑性と、塗料の定着や溶剤からのプラ素材の保護の役割があります。
(現在、役割を「アンダーブラックⅡに引継ぎ、メーカー生産は終了して、現在は市場の在庫のみとなります)

こうしたプライマータイプの塗料を吹くときは、クリア塗料の吹き付けと同じく圧力とアジャスターを両方とも開き気味にして

「濡らすように吹き付ける」

とツヤが出やすくなります。(塗料の「タレ」に注意)


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シャドウプライマーマルチは、液体は黒っぽいですが、白い成型色に吹き付けても色が殆ど付きませんね。

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やや高圧気味で、アジャスターも開き気味にすると、「テロテロに濡れたような塗装」が手早く決まります。
繊細なニードルやノズルを備えたプロモデル-Aと、ハイパワーなエンジンであるエアフォースコンプレッサーならではの合わせ技ですね!

続いてこのショールームニュースではおなじみのアンダーブラックⅡ

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これまた、シャドウプライマーマルチと同じく、アジャスターと圧力をやや高めにして吹き付けると・・・

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ほら、ご覧の通り一発でピカピカ!


さあ、ここで本命のメッキ塗料を吹き付けてみましょう。

今回のショールームニュースではボーンペイントのボーンクロームⅡの塗装をご紹介!


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(ちなみに次回はガイアノーツの「プレミアムミラークローム」の塗装の仕方をご紹介。
同じメッキ塗料でも、全く塗り方やエアブラシの扱い方が異なっていますのでお見逃しなく!)


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同社のボーンミラーと異なり、ボーンクロームは下地によって色味の変化がある塗料です。
今回は白下地の上から塗装してみました。

ボーンクロームⅡは、低圧塗装にも対応できるように改良されていますが、やはりベストコンディションは

「圧力やや高めで、アジャスターはかなり絞り気味!」

が扱いやすいです。

また、この先フィニッシュクリヤをオーバーコートすることを考え、メッキ塗料が浸食されないように、
「圧力やや高めで、アジャスターはかなり絞り気味!」
のまま、何度か繰り返し薄っすらうっすらとメッキを重ね吹きしましょう。
(あんまりボーンクロームが薄すぎると、クリヤがメッキを浸食してしまうことがあるのです)


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という訳で、最後にフィニッシュクリヤでオーバーコート!


(ちなみに、今回の実演ではお客様の前でチャカチャカと作業してしまいましたが、実際の塗装では、各々の塗料を吹き終わった後、十分な乾燥時間を取ってから重ね吹きして下さい。欲を言えば、各々一日ずつ!)

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さて、このフィニッシュクリヤのオーバーコートも少しコツがいります。
確かに「クリア塗装」ですが、最初からアジャスターやエアー圧を高めにすると、メッキ塗膜が浸食されることがあります。

最初は圧力弱め、アジャスターもほどほどにしておいて、うっすらと吹き付けて
「フィニッシュクリヤの薄い膜を張る」
イメージで塗装します。
この時、表面がやや曇りますが、ここはぐっと我慢。
これで「メッキ塗膜の防御幕」を張っている段階なのです。


ある程度乾いたら、手早く圧力とアジャスターを開き気味にして、さっと塗りましょう。
先ほどの曇りがとれて、メッキ調が取り戻されます。
(曇りガラスが濡れて透けるような感じですかね)

さて、今回はここまで。
実演の最後に参観者の皆様にお見せした、メッキ塗装を使った完成品も、次の機会にショールームニュースでもご紹介しましょう!

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足元のアーマーは、ボーンミラーの上からフィニッシュクリヤレッドでオーバーコート!

全身のメッキ塗装の様子は次回のお楽しみです!

次のニュースではエアブラシのアジャスターとエアー圧に触れながら、別の塗料をご紹介しますね。

次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!

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