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63系電車の末裔、クモヤ90がKATOから待望の再生産!! そもそも牽引車って何者だ?!

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皆様こんにちは! 鉄道フロアの大和です!!
4月も下旬、気持ちのいい陽気で過ごしやすい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
えっ、花粉症だから外には出たくない? なるほど...それなら自宅で模型を走らせませんか??

というわけで、今週はKATOから久しぶりの再生産となった「牽引車」クモヤ90 0番台についてのご紹介です。

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牽引車とは国鉄~JRにかけて在籍した事業用車の一種で、主に車両基地で機関車の代わりに構内の入換作業を行ったり、工場への入・出場時に先頭に立つ車両です。
運転台や動力を持たない車両が入・出場する際、先頭に立つこともあるためほとんどの牽引車は単行の動力車で両運転台というスタイルが基本でした。

特殊な用途で運用されるため、編成を組む相手も様々です。
通勤型電車、急行型電車、特急型電車の中間車だったり片方の先頭車だけ...といった相手と個性的な編成を組んで走りました。

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今回ご紹介するクモヤ90 0番台は1966年にモハ72形から改造されました。
特筆すべきは初期に改造された23両は元・63系のモハ63形からモハ72形に編入されたグループからの改造車という点。1979年以降に追加で改造されたグループはモハ72からの改造車が種車となっています。

種車の切妻車体をそのままに両端に運転台を追加したため、のっぺりとした表情が特徴です。
側面は3段窓が残り、種車となったモハ72の面影を残しています。

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今回の再生産分から出荷時に片側のカプラーがボディーマウント密連カプラーに、もう片方がアーノルドカプラーに変更されています。
さらに交換用としてボディーマウント密連カプラー(フックなし)が1個付属しています。
合計3種類のカプラーを装備して、実車同様に様々な車両との連結をお楽しみいただけます!!

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こちらはアーノルドカプラー側。
台車は簡単に取り外しができるので、アーノルドカプラーをパンタ側にすることもできます。
他社の製品でアーノルドカプラーを採用している製品との組み合わせも楽しめそうですね!

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手軽にお手持ちの車両と組み合わせて「入・出場列車」を再現してみませんか?
試しにクハ111とクモヤ90だけの編成を作ってみました。
入・出場時には様々な編成が見られましたが、恐らくこんな編成もあったはずですw

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旧型国電といえば屋根上の「グロベン」こと「グローブ形ベンチレータ」が良く目立ちます。
103系等で採用されたタイプとは異なる形状をしっかりと再現しています。

同じくパンタグラフ横のランボードも滑り止めが表現されています。
この辺りは飯田線シリーズからしっかりとツボをおさえていますね...素晴らしい!!

今週ご紹介した商品はコチラ!

■KATO 4865 クモヤ90 0番台(M) 5,742円(税込)
■KATO 4866 クモヤ90 0番台(T) 2,970円(税込)

商品の在庫につきましてはお気軽にお問い合わせください。

というわけで、今週はKATOから久しぶりに再生産となった「クモヤ90 0番台」についてご紹介しました。
実車は最後まで見られた旧型国電として有名ですが、事業用車は特定の編成という概念に縛られない存在ということで様々な遊び方ができます。
お手持ちの車両と組み合わせて個性的な編成で遊んでみませんか?

次回のSRニュースもお楽しみに!! それではまた~~!!

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