皆さんこんにちは! 
ホビー天国2-3階担当スタッフです!

長かった秋雨前線がやっと終わり、秋らしい気候になってきましたね
そして、秋と言えばボークス主催のイベント「ホビーラウンド35」の開催が、来月11月に控えています。ホビー天国2では、一足先に「ホビーラウンド35ディーラ―エキシビション」を開催しています。イベントに先駆けて、参加されるディーラー様の作品を直に見られる機会となりますので、ご興味のある方は、ぜひホビー天国2 3F用品工具売り場まで遊びに来て下さいね!

それではコンテスト作品の紹介へと参りましょう!
今回も様々な力作が登場していますよ!「ファレホペイントコンテスト7 エントリー作品紹介⑦」皆様是非ご覧下さい!




HT-033-1.jpg

参加部門F:フリー部門
作者名:raccoon
メーカー名:Village's Hope Miniatures
作品名:鬼ヶ島
ファレホ使用率:98%
コメント:海をみせない孤島、15㎝でどこまでダイナミックな奥行きを見せられるかを課題にしました。少女の物語を想像してもらえるといいですね。人形、ファレホで筆塗りです。

スタッフコメント:「raccoon」様が、2作品目をお持ちくださいました。ありがとうございます。Village's Hope Miniaturesより、Great Sealed Oni Demon emperor(封印された鬼の魔皇)を使われたジオラマ作品が登場。ほとんどの塗装にファレホを使われており、孤島を舞台に「封印」をテーマとして制作された作品となっています。
そして本作品は「スタッフセレクト賞」を受賞されました!おめでとうございます!
HT-033-2.jpg
鬼は、周りの岩や鎖、後ろの壊れた鳥居までがキットのセットとなっています。よく見ると腕や下半身は岩と一体化していて、まさに鬼が動けないように封印されている様子がみられます。「raccoon」様は鬼のメイン塗装に肌色系を使われており、腕には岩に近づくにつれて灰色系の色が濃くなるように塗られています。また鎖にはメタリック系の色を使われているほか、アクリルガッシュ ラメゴールドを施されていて、「封印の魔力」のようなエネルギーの流れを表現されています。鬼が封印されている様子を塗装によって見事に仕上げられていますね。
HT-033-3-2.jpg
舞台となる孤島の作り込みも目が離せません。木粉ねんどで大まかな形を作り、その上にバークチップを重ねて貼り付けることで岩肌を作り上げ、ファレホで塗装されています。更にジオラマ用品を用いた植物のデコレーションは、ファレホ塗装との相性が良く、より自然でリアルな仕上がりとなっていますね。
封印された鬼の島を、バークチップとジオラマ素材で造りあげ、ファレホ塗装によって見事にまとめ上げられた、ストーリー性あふれる作品でした。




HT-035-1-2.jpg

参加部門B:ロボ、メカ部門
作者名:田中りょう
メーカー名:マックスファクトリー
作品名:パトレイバー キュマイラ
ファレホ使用率:90%
コメント:ボディ全体にファレホのモデルエアーを使っています。仕上げにエクスプレスカラーを使って陰影をつけています。躍動感を活かした仕上がりにできたと思います。

スタッフコメント:機動警察パトレイバーより、マックスファクトリー minimum factory グリフォン&キュマイラ(レイバーカラーver.)が登場。ファレホをはじめ、ガイアカラーやエナメル塗料を使われて塗装されています。全高約70mmというサイズでありながら、スケール感を感じさせない緻密な仕上がりとなっています。
HT-035-2.jpg
ガイアノーツ サーフェイサーエヴォ ブラックを下地に使われており、その上にファレホ モデルエアーを筆塗りされています。モデルエアーは、エアブラシ用に希釈された塗料ですが筆塗りも可能となっており、塗りつけると筆ムラが出にくい軽やかな仕上がりとなります。そして光源を的確に捉えたフラットなライティング、ファレホエクスプレスカラーを使ったシャドーイングによって、丸みのあるボディにメリハリある立体感が表現されています。また控えめに施されたウェザリングもいい塩梅の使用感を演出していますね。
HT-035-3.jpg
背面からは、排熱・排気ダクトや関節部のシーリングカバーのモールドも見どころとなっています。正面からは見えなかった腕や脚のダクトモールドが見られるほか、レイバーならではのデザインとなるシーリングカバーも、スミ入れやシャドーイングによってしっかりと立体感を感じさせる仕上がりとなっています。全高約70㎜ほどの大きさでありながら、繊細な陰影塗装によってスケール感を感じさせない立体感や重厚感を表現された作品でした。




HT-036-1.jpg

参加部門F:フリー部門
作者名:田中りょう
メーカー名:海洋堂
作品名:紅の豚アジトのポルコ
ファレホ使用率:90%
コメント:ボディ全体に全てファレホのモデルエアーを使っています。続きが出てほしいシリーズです。

スタッフコメント:続きまして「田中りょう」様の2作品目をご紹介いたします。ファインモールド スタジオジブリヴィネットコレクションより、紅の豚 アジトのポルコが登場。塗装にはファレホ モデルエアーをメインに筆塗り塗装されており、丁寧な塗り分けや陰影塗装によって、ジブリ作品独特の温かさを表現されています。
そして本作品はフリー部門「銅賞」を受賞されました!おめでとうございます!
HT-036-2.jpg
まずはポルコを見てみましょう。肌には明るめの肌色が使われており、ふっくらした体型に合わせてソリッドな質感で表現されています。一方で衣服には、シワに沿った繊細な陰影やハイライトが施され、生地の厚みや質感をリアルに表現。さらにサングラスやゴーグルのレンズはセルアニメ風の塗装で仕上げられていて、硬質感が伝わってきます。アニメの良さを活かしつつ、立体物ならではの魅力を引き出した仕上がりとなっていますね。
HT-036-3.jpg
そしてアジトの小物も注目ポイントとなります。ファレホ モデルエアーで塗られた上に油彩でドライブラシを施されています。ビンの艶や硬質感や素朴で味わい深い陶器のコップ、レトロなミゼット型木製ラジオなど、ひとつひとつの質感の違いが見事に塗分けられています。ジブリアニメ独特の世界観を、立体物ならではの塗装によって見事に表現された作品でした。




HT-037-1.jpg

参加部門F:フリー部門
作者名:bell
メーカー名:ハセガワ
作品名:GunBOY SPECIAL
ファレホ使用率:90%
コメント:トップコート以外全てファレホ仕上げです。きちんとバイクを作るのは初めてでした。色々失敗してますが、それなりに仕上がったのでよかったです。USでグンの復活をまつNSRです。

スタッフコメント:漫画 バリバリ伝説より、ハセガワ 1/12「バリバリ伝説」Honda NSR500 "巨摩郡"が登場。塗装はコーティング以外は全てファレホを使われており、原作に忠実なカラーリングをエアブラシと筆塗りで仕上げられています。
HT-037-2.jpg
やはりバイクといえば、真っ先にカウルへ目が行きますね。メインカラーの赤色には、ファレホゲームカラー ブラッディレッドを使用。デカールとの色味を合わせるため暗めに調色し、エアブラシで丁寧に塗装されています。塗りムラのない均一な塗装面は、「bell」様のエアブラシ塗装の熟練度が高いものだと分かりますね。さらにトップコートのグロスクリアーによる曇りのない艶やかな光沢が、NSR500のシルエットを引き締め、美しい仕上がりとなっています。
HT-037-3.jpg
GunBOY SPECIALの細部の塗り分けや質感表現も注目ポイントとなります。メインフレームやスイングアームなどの内部メカには、ファレホのメタリックカラーを使われたリアルな金属表現となっており、バイクシートはつや消しブラックで塗られ、カーボンファイバーやFRPのような質感で仕上げられています。主人公の巨摩 郡が世界GP(ロードレース世界選手権)500ccクラスで搭乗するホンダNSR500を、原作に忠実に表現されつつ、あたかも実在するマシンであるかのような質感でリアルに仕上げられた作品でした。




HT-038-1.jpg

参加部門F:フリー部門
作者名:シノイヌ
メーカー名:秋東精工
作品名:鮭ワカメおにぎり
ファレホ使用率:100%
コメント:制作には1日程、おにぎりは無塗装の成形色のまま。ファレホは鮭フレークとたくあんです。おにぎりは1時間で作れます。

スタッフコメント:秋東精工より、おにぎりプラモが登場。塗装には全てファレホを使われており、おにぎりの具となる鮭フレークやお漬物などのアレンジを加えて制作されたフードジオラマとなっています。
HT-038-2.jpg
まずはおにぎりを見てみましょう。おにぎりプラモはそのまま組み立てると具材が梅干しになりますが、「シノイヌ」様は鮭フレークへとアレンジを加えています。鮭フレークには100円ショップのフラワーアート用素材を使い、ファレホで塗装されています。また、お米に混ぜ込まれたワカメは、おにぎりに巻かれている海苔の余剰パーツを活用したアイデア表現となっています。
HT-038-3.jpg
そしてお漬物の「たくあん」も見事な工夫が凝らされています。スチロール板を切り取ってファレホで着色されています。スチロール板の断面が、あたかも本物のたくあんのようなリアルなシワを表現していますね。おにぎりの具やたくあん、アイデアを活かして作られた鮭ワカメおにぎりは、まさに食品サンプルのような出来栄えの作品でした。




HT-039-1.jpg

参加部門C:ミリタリー部門
作者名:oka
メーカー名:ハセガワ
作品名:最後のセンチュリー
ファレホ使用率:5%
コメント:別売りのデカールがあったので素組み。筆塗りで作りました。特別な加工はしていません。ファレホは機首に使用しています。

スタッフコメント:ファレホペイントコンテストに毎回ご参加くださっており、前回のファレホペイントコンテスト6にてスタッフセレクト賞を受賞された「oka」様が、今回もエントリーしてくださいました。ありがとうございます!ハセガワより1/72 F-106A デルタダートが登場。塗装にはファレホやクレオス 水性ホビーカラーを使われており、アメリカ空軍 第49戦闘迎撃飛行隊 グリーンイーグルス仕様で仕上げられています。
HT-039-2.jpg
機体全体の塗装を見てみましょう。塗装は水性ホビーカラーをメインに使用し、すべて筆塗りで仕上げられています。カラーリングはキットの指定色ではなく、実機の写真を参考にした青味の強いグレーで塗られており、米軍機などの制空迷彩に沿った色合いとなっています。また、エアインテークの入口は銀色で縁取りされており、実機通り忠実に表現されています。機体表面に見られる光沢感も、実機らしい質感となっていますね。
HT-039-3.jpg
そして機体底面に装備されたミサイルも見逃せません。胴体中央の内部ウェポンベイには、小型(といっても実機サイズなら2mほどの大きさ)のAIM-4 スーパーファルコン空対空ミサイルが4発搭載されています。弾頭が黒く、白と赤の特徴的なカラーリングが忠実に表現されています。こだわりの機体カラーや、細部まで妥協のない塗り分けによって仕上げられた作品でした。




HT-040-1.jpg

参加部門B:ロボ、メカ部門
作者名:caad1229
メーカー名:バンダイ
作品名:ドム
ファレホ使用率:40%
コメント:ファレホは塗りやすく、楽しく作成できました。パープルや細い部分でファレホを使いました。

スタッフコメント:バンダイ ガンダムアーティファクトより、ドム・トローペンが登場。MS-09 ドムのカラーリングで塗られており、塗装にはファレホやシタデルカラー、タミヤエナメルカラーを使われています。全身に施されたウェザリング塗装によって、全高約55㎜とは思えないほどの存在感、重厚感ある仕上がりとなっています。
HT-040-2.jpg
まずはドム本体のカラーリングを見てみましょう。ドム本体の塗装にはファレホを使われており、MS-09ドムの重厚なカラーリングで塗られています。さらに、ガンダムアーティファクトならではの精密なモールドやシリンダーには、アレンジとしてタミヤエナメルカラー メタリック色でアクセントをつけています。ファレホのつや消しの中にキラリと光るメタリックの輝きが、ドム全体の色彩にメリハリを生み出していますね。
HT-040-3-2.jpg
そしてシタデルカラーを使ったウェザリング塗装も見逃せません。機体に施されたドライブラシによって、アーティファクト独特のエッジやモールドが鮮明に浮かび上がり、圧倒的な情報量と密度感を演出しています。わずか55mmほどの手のひらサイズでありながら、スケール感を感じさせない重厚なドムに仕上げられた作品でした。




HT-041-1.jpg

参加部門B:ロボ、メカ部門
作者名:Nakajy
メーカー名:バンダイ
作品名:V2アサルトバスター MSVカラー
ファレホ使用率:100%
コメント:ブラックグリーン、メカのオリーブグリーンを中心に様々な色を筆塗り。フルアーマーガンダムをベースに試行錯誤のアレンジを加えていきました。

スタッフコメント:ファレホペイントコンテストに毎回ご参加くださっている「Nakajy」様が、今回もエントリーしてくださいました。ありがとうございます!BB戦士 Gジェネレーションシリーズ V2ガンダム(フル装備型)が登場。V2アサルトバスターガンダム形態で制作され、塗装はすべてファレホを使われています。カラーリングは独自に考えられたMSVカラーとなっており、FA-78-1 フルアーマーガンダムに寄せた濃い緑色を基調に塗装されています。
HT-041-2.jpg
「Nakajy」様は、V2アサルトバスターガンダムを制作する際、「重武装=フルアーマー」というイメージに結び付き、フルアーマーガンダムカラーに寄せた色で塗ろうと考えられたとのことです。しかし、同じ重武装ではあるもののデザイン性が大きく異なることから色彩設定は難航、度重なる配色のトライ&エラーの末に現在の色彩にたどり着いたのだそうです。
基調となるオリーブグリーン、ダークグリーン、オレンジのほかに赤色をアクセントとして用いられており、メリハリがありつつも自然に馴染む補色ミックスカラーでまとめられています。
HT-041-3.jpg
そして全体の丁寧な塗り分けも大きな注目ポイントとなります。「Nakajy」様は、本作品の塗装をすべてファレホを使った筆塗りで仕上げられています。特に肩や胴体、頭部バルカンなどパーツ分けがされていない複雑な箇所も、まるで別パーツであるかのようにデザインやモールドに沿って綺麗に塗り分けされています。一目でその丁寧さが伝わってきますね。独自に考えられたオリジナルカラーと、丁寧な塗装によって仕上げられた見事なMSV作品でした。




HT-042-1.jpg

参加部門A:ミニチュアペイント部門
作者名:Nakajy
メーカー名:ゼロテ
作品名:ウチのカワイイ番犬(!?)
ファレホ使用率:100%
コメント:ライトグレーにメカのオフホワイトを重ね、それからゲームのダークフレッシュトーン等、最後にゲームのブラックウォッシュを全て筆塗り。あえて飼犬風にしてみました。

スタッフコメント:続きまして「Nakajy」様の作品をご紹介いたします。ゼロテ社よりダイアーウルフが登場。こちらも塗装には全てファレホを使われており、ダイアーウルフの毛並みを茶色系の色彩で塗られています。台座には芝生やデンタルボーンなどを設置され、「家で飼われている犬」をイメージしたヴィネット作品に仕上げられています。
HT-042-2.jpg
ダイアーウルフは、古代アメリカ大陸に実在した大型の絶滅種で、学説では黒・灰・赤・白などの毛色であったと考えられています。しかしメーカー公式の彩色見本がないため、「Nakajy」様は作品コンセプトから「日本の和犬」をイメージされ、茶色を連想してメインカラーに選ばれたそうです。ライトグレーやオフホワイトを下地にし、ダークフレッシュトーンで塗装。仕上げにゲームカラー ウォッシュブラックでウォッシングすることで、造形に陰影の強弱が生まれ、補色効果と立体感が表現されています。
HT-042-3.jpg
そして台座の作り込みにも工夫が凝らされています。作品コンセプトが「家で飼われている犬」であることから、ダイアーウルフには足輪が着けられています。なんとこの足輪の鎖は、ホッチキスの針で作られているのだそうです。身近なものを転用するというアイデアは、模型工作ならではの発想ですね。実在した古代アメリカ大陸の絶滅種を、現代の家庭の一員としてジオラマ表現された作品でした。




今回のご紹介はここまで!
今後もコンテストの作品紹介を順次行なって参ります。是非次回をお楽しみに!

■次回ファレホペイントコンテスト8
10月31日(土)参加用紙配布予定
12月5日(土)開催予定