皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!
皆様「ファレホウェットパレットセット」はご存知でしょうか?水性塗料の潤いを長時間保ったまま快適に筆塗りができる「ウェットパレット」にファレホ社製アイテムが登場し、ボークスでも2026年1月より販売開始となりました。密閉性と防水性に優れたABS製ケースにより湿気を長時間保持、ファレホを長時間保湿しながら塗装をすることが可能。そしてパレットの表面積が広い為、一度に多数の色を出したり、調色して色を徐々に変化させたりととても使いやすいアイテムとなります。ファレホユーザーの皆さんはもちろん、これからファレホを始められる方も、ぜひこのファレホの強い味方を使ってみて下さいね!
それではコンテスト作品の紹介へと参りましょう!
今回も様々な力作が登場していますよ!「ファレホペイントコンテスト6 エントリー作品紹介⑭」皆様是非ご覧下さい!
作者名:東山ゆっきー
メーカー名:ボークス
作品名:破烈の人形
ファレホ使用率:100%
コメント:バーニッシュまで全て筆塗りで仕上げています。トゥルーメタリックの色調が難産でしたが、上手くいったかな・・と。
スタッフコメント:ファイブスター物語よりIMS 1/144 S.S.I.クバルカン ザ・バングが登場。設定に沿った色彩を全てファレホで塗られており、メインカラーにはトゥルー メタリックメタル(TMM)を使われて仕上げられた作品となっています。
まずはTMMで塗られたメインカラーの紫色を見ていきましょう。「東山ゆっきー」様は、ウルトラマリンブルーとルビーレッドのベース色を混色されて紫色を作り出されています。色味の調整に苦労されたとのことですが、その甲斐があって理想の色にたどり着けたのだそうです。バングの濃すぎず薄すぎない難しい色味を混色によって作り上げられているとは、素晴らしい色彩感覚をお持ちですね。
そしてバングに施された色彩は、その塗膜の薄さも注目ポイントとなっています。「東山ゆっきー」様は、混色された紫色をエアブラシシンナーで筆塗りしやすいように希釈し、しっかりと発色するまで何度も重ね塗りをされたのだそうです。筆塗りでありながらも塗料を薄く希釈して重ね塗りされているため、筆ムラを抑えつつMHの細かいモールドもしっかりと表現されています。
TMMの絶妙な混色でメインカラーを表現し、MHの細かいモールドまで美しく施された作品でした。
作者名:まなと
メーカー名:リンボディビジョン
作品名:ターニャ・シャドウベイン
ファレホ使用率:70%
コメント:下地からファレホで塗装しています。光源を足とメカの設置面に設定しています。そこからの熱と光の拡散、アーマーの硬さと肉体の温かさを対比させました。
スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテスト5にて海外ミニチュアメーカーセレクト賞を受賞された「まなと」様が、今回もご参加してくださいました。ありがとうございます!
リンボディビジョンよりターニャ・シャドウベイン(75mm)が登場。公式設定の黒をメインとした色彩を反転させたような白を基調とした色彩で塗られており」、ファレホやアクリル絵の具 U-35を使われて仕上げられています。全体に見られるNMM(ノンメタリックメタル)塗装やつま先の発光表現などが見どころの作品となっています。
まずは作品全体に施されているNMM塗装から見ていきましょう。ターニャはサイボーグ義肢を持つバウンティハンターとなっており、纏っているスーツや武器には機械的な造形が見られます。
「まなと」様は各面に対するハイライト、シャドウ、シェーディングを絶妙に使い分けてターニャのスーツにNMM塗装を施され、メタリックの輝きを表現されています。台座となっている巨大な機械の手も同様に塗装されており、金属のシャープさや硬質感がアーティスティックに描かれています。
そしてつま先の発光表現も見逃せないポイントとなっています。サイボーグの義肢と機械の手が激しくぶつかりあって火花が飛び散った瞬間を描かれていて、光源として一番強い光をつま先に当てると同時に、摩擦の温度が一番高い表現を描いています。また台座となっている巨大な機械の手にも、指の間に塗られた色濃い陰影から、光源の強さが読み取れるように描かれています。戦闘による一瞬の光景を陰影のコントラストを巧みにコントロールし、ドラマチックに表現された作品でした。
作者名:まなと
メーカー名:ブラッククロウ
作品名:カランシール
ファレホ使用率:70%
コメント:下地からファレホで塗装しています。エルフらしい緑の衣装に下方からの青のライティングを入れ、上からの光で筋肉のボリューム感、金属感、マントの流れを意識しました。
スタッフコメント:続きまして「まなと」様の2作品目をご紹介いたします。ブラッククロウよりカランシール(胸像)が登場。森のエルフをイメージされた色彩となっており、ファレホやアクリル絵の具 U-35を使われて仕上げられています。色彩センスや陰影表現、弓矢に施されたOSL(オブジェクト・ソース・ライティング)塗装が見どころの作品となっています。
そして本作品は「スタッフセレクト賞」と「海外ミニチュアメーカーセレクト賞」を受賞されました!おめでとうございます!
まずはカランシールの色彩や陰影表現を見ていきましょう。「まなと」様は森のエルフをイメージされて色彩を決められており、緑、青、茶系をメインカラーとして塗られています。また通常の光源を頭の斜め上に設定し、コントラストを強くした陰影からは、カランシールの威厳ある表情が描き出されています。更に、下から森をイメージした青いライティングが施されています。両肘の高さあたりには双方からのライティングが交差した色彩が施されていて、筋肉質な両腕を力強く表現されています。
そしてインパクトのある弓矢も見どころとなっています。よく見ると鏃(やじり)が青白く発光していて、魔力が込められていることが分かります。鏃(やじり)の魔力光からOSL(オブジェクト・ソース・ライティング)塗装が弓矢全体に施されていて、淡い光が、細身のシャフトを伝わって弓にうっすらと届いてる表現がみられますね。カラーリングやコントラストをつけたライティングと陰影、OSL塗装によって力強く描かれた作品でした。
作者名:haku
メーカー名:左手工房
作品名:春霞
ファレホ使用率:98%
コメント:門出の春を迎える少女の愁いと憂い、そして希望。春の霞を前にした少女の淡い微熱をイメージしました。肌の一部の塗装以外はファレホです。
スタッフコメント:左手工房より妹子が登場。新たな門出を迎える少女のセンチメンタルな心情を色彩で表現されており、塗装のほとんどをファレホの筆塗りで仕上げられた作品となっています。
そして本作品は「スタッフセレクト賞」を受賞されました!おめでとうございます!
まずは肌塗装から見ていきましょう。光源を斜め上に設定された肌の陰影は、お年頃の少女らしい肌艶のある色彩で塗られています。少し赤みを帯びた肌色は、少女の新生活への期待や不安といった心内に秘めた、自覚のない情熱を表しているようですね。そして鼻筋に入れたハイライトと両側の薄いシャドウによって、しっかりとした立体感を描かれています。また顎下のシェーディングによってシャープなフェイスラインを作りあげています。
そして髪のライティングも注目ポイントとなっています。頭の斜め上に設定された光源は、少女の髪を正確に照らしており、造形に沿ったハイライトが輪っかを描くように描き込まれています。ハリのある髪艶を表現されていることからフレッシュな印象が感じられますね。お年頃の少女の心情を色彩で表現された、柔らかくも熱量を感じさせる作品でした。
作者名:haku
メーカー名:マックスファクトリー
作品名:風との語らい
ファレホ使用率:5%
コメント:マントの色味調整と細部のリタッチにファレホを活用しました。明るくて落ち着いた雰囲気になるよう、配色を淡めていきました。
スタッフコメント:続きまして「haku」様の2作品目をご紹介いたします。PLAMAXミニマムファクトリーよりディードリットが登場。ファンタジー作品の王道「ロードス島戦記」のメインヒロインをファレホとタミヤアクリル塗料で塗られ、質感表現を重点に仕上げられた作品となっています。
「haku」様は、ディードリットを設定に沿った色彩で塗られており、その中でもマントの質感には特に気を付けられたとのことです。冒険者が纏うマントのため丈夫な生地をイメージしながらファレホでリタッチと色調補正をされ、薄すぎず厚すぎない生地になるように塗られたのだそうです。コントラストを強くつけられたシャドウとハイライトによって、動きが大きくつけられたマントは、ウールのように丈夫でありながらも見た目以上に軽い印象で描かれています。
また細かな装飾も見逃せないポイントとなっています。鎧や肩当ての模様と装飾品、ベルトの金具、レイピアにはメタリック塗料を使われており、華やかなアクセントを施されています。ファンタジーワールドにおけるエルフの原点キャラクターを、こだわりの質感表現と細やかな塗装によって描かれた作品でした。
作者名:ASA
メーカー名:コトブキヤ
作品名:輝鎚・甲 体育祭ver.
ファレホ使用率:100%
コメント:急遽手に入ったので1日で作成。肌は透け塗装しました。全てメカカラーを使っています。手首ジョイントも塗りたかったのですが、POM素材で焼き付け塗装する時間無く無念。
スタッフコメント:コトブキヤよりフレームアームズ・ガール 輝鎚・甲が、武装を外した軽装仕様で登場。体育祭をイメージされて制作されており、塗装は全てファレホ メカカラーを使ったエアブラシ塗装で仕上げられています。
「ASA」様は本作品において肌塗装に注力されています。下地の色をうっすらと透けさせながら上塗りする「肌透け塗装」を施されています。薄めたグロスメディウムを下地と肌色の間に丁寧に重ね塗りすることで血色を感じさせつつ透明感を表現されています。
そして輝鎚・甲のカラーリングも注目ポイントとなっています。「ASA」様はカスタマイズなどはされずに、塗装表現のみで輝鎚・甲の体育祭ver.を仕上げられています。モールドを利用されてうまく塗り分けられており、絶妙なバランスで体操服のカラーリングを表現されています。肌透け塗装のテクニックで質感あふれる肌色表現と、抜群のカラーリングセンスによって仕上げられた作品でした。
作者名:4G63
メーカー名:ハセガワ
作品名:激突!日本海海戦
ファレホ使用率:15%
コメント:1905年の日露戦争で勝利した日本海海戦を再現しました。有名な東郷ターンに入った直後で、ロシア艦隊から猛烈な砲撃を受けるシーンです。ファレホは台座部分で使用しています。
スタッフコメント:ファレホペイントコンテストに毎回ご参加くださっており、数々の受賞歴をお持ちの「4G63」様が、今回もご参加してくださいました。ありがとうございます!ハセガワより1/700 日本戦艦 三笠が登場。日露戦争における日本海海戦を舞台としており、立体的な海面や着弾による水柱によって迫力の海戦シーンを描かれたジオラマ作品となっています。
そして本作品はミリタリー部門「銅賞」を受賞されました!おめでとうございます!
まずは戦艦三笠から見ていきましょう。Mr.カラーをメインに塗装されており、ウォッシングなどのウェザリングにエナメル塗料を使われています。的確に塗分けされた船体と、隅々まで施されたウェザリングによって細かなモールドが引き立ち、三笠にリアリティな立体感を生み出しています。
またメタルリギングやエッチングパーツによるディテールアップだけでなく、1/700でありながら乗組員まで緻密に表現されており、「4G63」様の情熱とこだわりを感じさせる仕上がりとなっています。
大きな波のうねりをつけた台座や動きのある三笠の旋回も見逃せません。波表現には岡本企画 なみいたくんを使われており、ドライヤーで温めてうねりを付け、大波の立体感を表現されています。
そして三笠の旋回は、日露戦争の日本海海戦で連合艦隊司令長官・東郷平八郎が用いた戦術「東郷ターン(丁字戦法)」を表現しており、水槽用のフィルターを航跡波に使用されて立体的な飛沫を作られています。また航跡の内側にはファレホのホワイトで薄くグラデーションを施されて、波に動きのある表現をつけられています。難易度の高い海戦シーンを、こだわりのディテール表現や波の立体表現で大迫力に描かれた作品でした。
作者名:蒼不動
メーカー名:バンダイ
作品名:巨神の一撃
ファレホ使用率:100%
コメント:ファレホは全体に使用。ドライブラシを主体として数回塗り重ねることで全体が単調な印象にならない様にしてみました。全て筆塗りになります。
スタッフコメント:ファレホペイントコンテストに毎回ご参加くださっており、前回のファレホペイントコンテスト5にて、モンスター部門 銀賞を受賞された「蒼不動」様が、今回もご参加してくださいました。ありがとうございます!遊☆戯☆王デュエルモンスターズより、Figure-rise Standard Amplified -三幻神降臨- オベリスクの巨神兵が登場。塗装は全てファレホの筆塗りとなっており、石像をイメージして仕上げられた作品となっています。
そして本作品は「スタッフセレクト賞」を受賞されています!おめでとうございます!
全体の色味から見ていきましょう。オベリスクの巨神兵は様々な場面において単色で描かれることが多いため、「蒼不動」様はゲームカラー ストーンウォールグレーをメイン塗装に使われたのだそうです。陰影においてもストーンウォールグレーとの混色で色味を作られていて、ライティングによって出来る自然な影が一層強く表現されるように工夫されています。全体に見られる溝の深さに強い立体感が生まれ、迫力ある表現となっていますね。
そしてドライブラシで塗られたテクスチャー表現も見どころとなっています。「蒼不動」様は、オベリスクの巨神兵が石で構成されていると解釈され、石像をイメージしながら造形に沿ってドライブラシを施されたのだそうです。濃淡をつけて施されたゲームカラー ストーンウォールグレーは、単色でありながらも石のようなテクスチャーを生み出していますね。イメージに沿ったカラーリングを絶妙なドライブラシ塗装によって石像のように表現され、立体感の強い陰影を施された迫力の作品でした。
作者名:MASA
メーカー名:アルナウミニチュア
作品名:エルフ
ファレホ使用率:100%
コメント:全てファレホ塗りです。
スタッフコメント:アルナウミニチュアより夜明けのイスリルが登場。全てファレホを使った筆塗り塗装となっており、公式見本に沿った色彩で仕上げられています。肌色表現に注力されており、陰影や質感が見どころの作品となっています。
まずは肌色を見てみましょう。「MASA」様は、アルナウ氏の動画をご覧になられて感銘を受け、本作品の制作に臨まれたとのことです。特に肌色に注力されており、動画と同じように複数色を重ねながら肌色を表現されたとのことです。単色塗りでは見られないリアルな肌の質感や、血色を感じさせる色彩が描かれていますね。
そして「MASA」様は、服の質感表現にも力を入れられています。イスリルはエルフ族であるため、着ている服も人間の物よりは薄手であると「MASA」様は解釈されて塗装されたのだそうです。白い服に肌色がうっすらと塗られ、生地の薄さや服の軽さを描かれています。複数色を使った肌色表現や、服の質感表現が見どころの作品でした。
参加部門B:ロボ、メカ部門
作者名:カイトラ
メーカー名:アワートレジャー
作品名:破烈の人形
ファレホ使用率:40%
コメント:青の部分をアズール(70902)で塗装。トップコートはポリウレタンサテンバーニッシュを使用して、少しツヤを抑えています。イメージ通りの色味で気に入っています。
スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテスト5にご参加くださった「カイトラ」様が、今回もエントリーしてくださいました!ありがとうございます!アワートレジャーより、ファイブスター物語 1/144 破烈の人形 リッタージェット・マーク3 ダルマスが登場。塗装にはファレホやラッカー塗料を使われており、HM ザ・バングに寄せたカラーリングをエアブラシ塗装で仕上げられた作品となっています。
まずは全体の色味を見てみましょう。「カイトラ」様はMH ザ・バングに思い入れがあるとのことから、破烈の人形のカラーリングをMH ザ・バングのカラーに寄せた色彩で塗られています。メインカラーの灰色がかった青紫色はファレホの混色で作られていてエアブラシ塗装で塗られています。コーティングにはファレホ ポリウレタンサテンバーニッシュを使われていて、半光沢の上品な輝きがメカニック特有の金属感やリアルな重量感を感じさせています。
関節部を中心に施されているメタリック塗装も注目ポイントとなります。シェーディングを施されたメタリック塗装には金属のリアルな重量と質感が生まれ、メタリックの輝きがアクセントとなり、メリハリのある仕上がりとなっています。思い入れのあるカラーリングと重厚なメタリック塗装によって仕上げられた作品でした。
さて、今回のご紹介はここまで!
次回はいよいよ「ファレホペイントコンテスト6」最後の作品紹介となります。名残惜しいですが、皆さん是非次回をお楽しみに!
申込用紙配布:2026年4月24日(金)~絶賛配布中
作品受付期間:2026年6月6日(土)~2026年7月12日(日) ←今ココ★
人気投票受付期間:2026年7月18日(土)~8月2日(日)
結果発表&表彰式:2026年8月9日(日)
作品返却期間:2026年8月9日(日)~8月30(日)まで