皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!

10月になり、ようやく夏の暑さが一段落してきましたね。ですが夜間は20℃を下回る予報もでているので、昼夜の気温差で体調などを崩さないよう気を付けていきましょう。

それでは引き続き、ファレホペイントコンテスト5の作品紹介へと参りましょう!
今回も様々な力作が登場していますよ!「ファレホペイントコンテスト5エントリー作品紹介⑨」皆様是非ご覧下さい!




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参加部門F:フリー部門
作者名:ブルックコバヤン
メーカー名:バンダイ
作品名:すぱっ
ファレホ使用率:95%
コメント:モデルカラーで武者ガンダム風にぬりました。筆ぬりです。カッパーとシルバーで表現をかえてます。

スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテスト4にて、ロボ、メカ部門「金賞」を受賞された「ブルックコバヤン」様が今回もエントリーしてくださいました!ありがとうございます!
妖怪ウォッチより、レジェンド妖怪「ブシニャン」が登場。同じく"武士"をモチーフとした「武者ガンダム」のカラーリングに塗り替えられており、「すぱっ」と両断されてしまったウィスパーとともにコミカルなワンシーンに仕上げられています。
そして本作品はスタッフセレクト賞を受賞されました!おめでとうございます!

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鎧と兜はカラーリングの変更だけでなく、実際の金属の質感を意識したアレンジを施されています。カッパーとシルバーはそれぞれ厚めに塗布されており、重厚感漂う武骨な印象に仕上げられています。ウェザリングカラーによるウォッシングも加えられており、ほどよい汚しが鎧全体に貫録を感じさせますね。また、よく見るとカッパー部分にはリベットを追加されているようで、実際の鎧の装飾を思わせるディテールアップまで抜かりない仕上がりです。

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キットの台座となるウィスパーは、通常状態と真っ二つに両断されてしまった状態の2タイプを選べる仕様となっており、「ブルックコバヤン」様は斬撃の効果音を書き込んだ木製台座を加えてディスプレイされています。左右の体の断面はしっかりと紫で塗り分けられ、接続部分も目立たないよう黒で塗り潰されています。
リペイントに加えてリアル調にブラッシュアップされた鎧はさることながら、妖怪ウォッチらしいコメディ要素も取り入れられた作品でした。




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参加部門B:ロボメ、カ部門
作者名:ブルックコバヤン
メーカー名:バンダイ
作品名:まぶせん
ファレホ使用率:95%
コメント:モデルカラーでRX78、MS06風に塗りました。ディテールを足してウェザリングをひきたてました。

スタッフコメント:続きまして、「ブルックコバヤン」様の2作品目になります。
同じく妖怪ウォッチより、USAピョンとロボニャンが登場。それぞれ"ガンダム"と"ザク"のカラーリングにリペイントされており、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」に登場する戦術『M.A.V.戦術』をイメージしてディスプレイされています。

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まずはトリコロールカラーに彩られたUSAピョン(ベイダーモード)から見てみましょう。各色は明るさ、鮮やかさを控えめに調整されており、面積の広いヘルメット部分にはくすんだ色味を出すためにオフホワイトを使用されています。リベットの追加やサビ・塗装剥がれのウェザリングも施され、モビルスーツに勝るとも劣らないリアルロボット感が強調されています。

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お次はザクカラーのロボニャンですが、左右をそれぞれシャア専用機と量産機のカラーで塗り分けられているようです。ちなみに、淡い色味が特徴の『シャアピンク』は混色で表現されているそうです。こちらもリベットの追加やチッピング等のウェザリングが重厚感を引き立てており、装甲全体がリアルな金属感を帯びた仕上がりです。また、爆炎ディスプレイベースの周りには煙のエフェクトを追加されており、ロケットパンチとともに迫力の戦闘シーンを演出されています。
デフォルメキャラクターの愛らしい外見と重厚な質感表現が独特なコントラストを織り成す作品でした。





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参加部門F:フリー部門
作者名:朝風B特急
メーカー名:マイクロエース
作品名:E926形成田新幹線用検測車
ファレホ使用率:20%
コメント:ウェザリングと屋根にファレホ使用。筆で塗って拭取りの連続でした。成田エクスプレス塗装と新幹線を融合し、計画で終わった成田新幹線が実現。お休みの日が多いのに洗車されず・・・

スタッフコメント:フリー部門より、幻の新幹線『成田新幹線』が登場。かつて東京駅から成田空港までを結ぶ計画であった未成の新幹線を、マイクロエース「E926系 East-i」をベースに制作されています。台座やデカールは全てご自身でデザインされたものだそうで、カラーリングやウェザリングもフィクションの車両とは思えないほどの仕上がりです。

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実物の車両が無いため、「朝風B特急」様は成田エクスプレスの車両カラーを参考に塗装されたそうです。まず一際目を引く鮮やかな屋根のカラーには、トアミル ボーンペイント「エボリューションレッド」を使用されており、ノーズ部分までシャープなラインで塗り分けられています。ファレホはブラック部分の塗り分けに使用されたそうで、カラーリングにメリハリが生まれることで車体全体に引き締まった印象が感じられますね。

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作品名の通り本作品は"検測車"として製作されており、営業列車とは異なり洗浄頻度の低い車両であることをウェザリングで表現されています。屋根の煤汚れから側面の雨垂れ・錆垂れまで施されており、車体カラーの3色(レッド、ブラック、ホワイト)のコントラストが落ち着いた重厚感のある仕上がりとなっていますね。
実在しない架空の車両とはいえ、カラーリングやデカール(ラッピング)、さらには現役車両のようなウェザリングまで施された、まさに鉄道ファンにはたまらない作品でした。




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参加部門F:フリー部門
作者名:如水
メーカー名:グリズリーパンダ
作品名:ちょいもちニパ子
ファレホ使用率:99%
コメント:大福のようなもちもち肌を目指しました。肌にパール、髪留め等にネイル用パウダーを混ぜた他はすべてファレホ筆塗りです。付属のデカールは使わず、アイペイントに挑戦してみました。

スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテスト4にご参加くださった「如水」様が今回もエントリーしてくださいました!ありがとうございます!
フリー部門より、ちょい置きニパ子が登場。イベントディーラー「グリズリーパンダ」様のキットを使用され、付属デカールを使用せずアイペイントまで全てファレホの筆塗りで仕上げてくださいました。

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デフォルメキャラクターらしい緩やかなフォルムに合わせ、肌塗装では柔らく温かみのある質感を意識されています。フレッシュカラー数色と、肌塗装の仕上げではお馴染みの"パール"も混ぜて使用されており、筆ムラの無い美しい塗装面が目を引きます。うっすらと見られる頬の赤みも透明感を引き立てていますね。
デカールではブラック1色となっている瞳の部分ですが、こちらもハイライトから繊細なグラデーションまで全て筆で描きこまれています。シンプルなキャラクターデザインでありながらも、表情や可愛らしさが鮮明に表れた仕上がりです。

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キットのパッケージイラストとは異なり、服やリボンは明るいイエローで塗装されています。シワの陰影やスカートの塗り分けも丁寧に仕上げられ、何より髪色との色彩コントラストが活気溢れるキャラクター性を感じさせます。
ダークブルーの髪の毛も筆塗りでグラデーションを加えられており、デフォルメされた形状でも単調にならないよう立体感を引き出す工夫が感じられますね。
思わず触れてみたくなるほどの柔らかな肌塗装から、明るくポップな印象を引き立てるカラーリングのアレンジまで、デフォルメされたニパ子の魅力が存分に発揮された作品でした。




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参加部門A:ミニチュアペイント部門
作者名:ゴムのひと
メーカー名:リンボディビジョン
作品名:剣の戦乙女
ファレホ使用率:50%
コメント:以前製作した「槍の戦乙女」と対になるようにベースを作りました。蛍光色を多用したデザインにファレホの蛍光ゲームカラーが大活躍しました!

スタッフコメント:リンボディビジョン209といえばこのお方、「ゴムのひと」様の作品です!ボークス主催のコンテストではリンボシリーズのミニチュアを使用した作品で数々の受賞歴をお持ちの方で、今回も自作のアクリルベースとともにエントリーしてくださいました!ありがとうございます!
今回制作されたのは、大剣装備が特徴の「ヘクトル・ソード・ガード(75mm)」の3人組です。塗装の仕上がりから3人の配置まで、公式イラストがそのまま立体化されたかのような完成度ですね。
そして本作品は、ミニチュア部門「銅賞」を受賞されました!おめでとうございます!

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まずは中央のヴィクトリカ・レピドゥスから。重厚なアーマーはブラックを基調としつつも、エッジ部分にグレーで乗せることでシャープな造形を際立たせています。隣り合うピンクの装甲も美しく発色しており、鮮烈なアクセントとして目を引きつつ、光沢や透明感を感じさせる材質表現も魅力的です。
硬質なアーマーとは対照的に、腰回りはしなやかな肌塗装が目を引きます。肌の血色感や弾力に加え、エリート部隊らしい"力強さ"も兼ね備えた絶妙な塩梅に仕上げられています。

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グレーを基調としたルシア・キンタですが、モノトーンのアーマーとイエローの発光表現が独特のコントラストを生み出し、武骨な印象を漂わせつつもSFらしい近未来感を表現しています。各部に施されたブラックのラインも塗装で表現されており、さながらラインデカールのような精密な仕上がりですね。
そして特筆すべきは"顔"の塗装です。凛々しさの宿るアイペイントはもちろんのこと、繊細な陰影表現は顔全体に引き締まった印象をもたらしています。もはや75㎜サイズであることを忘れてしまうほどの緻密な仕上がりですね。
全体を眺めるもよし、一人一人をじっくり観察するもよし、どの角度・距離から見てもハイレベルなペイントスキルがうかがえる仕上がりでした。




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参加部門E:モンスター部門
作者名:raccoon
メーカー名:Furuta
作品名:豆腐うましら~?
ファレホ使用率:100%
コメント:もらった豆腐にうきうき。そんな小僧をびっくりさせたい泥田坊。満を持して飛び出したのに・・・。全ファレホ筆塗り。一つ目ばっかりw

スタッフコメント:ファレホペイントコンテスト3、4にご参加くださった「raccoon」様が、今回もエントリーしてくださいました!ありがとうございます!
Furuta 百鬼夜行 妖怪コレクションを使用されており「青坊主から豆腐をもらった一つ目小僧を、泥田坊が脅かそうとしたが全く気付いてもらえなかった」というコメディストーリーを制作。百均素材や鉄道模型素材を使って妖怪の世界感をリアルに表現したジオラマ作品となっています。
そして本作品は「スタッフセレクト賞」を受賞されました!おめでとうございます!

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本作品には、一つ目小僧、泥田坊、青坊主の3妖怪が登場しており、そのすべてがファレホ筆塗りでリペイントされています。
まず一つ目小僧ですが、赤い舌と大きな目が強調され、皿に持った豆腐を美味しそうになめている姿が見られます。次に泥田坊は、湿った泥にまみれた質感が光沢とともにリアルに表現されており、不気味さとポージングを活かしたコメディタッチが両立されています。最後に青坊主ですが、一つ目小僧に豆腐を渡した後、離れた所から様子を見守っているという立ち位置をダークトーンの落ち着いた色合いで塗られています。「raccoon」様は、青坊主が背景に溶け込んでいる様子を描きたいとされてこのように表現されたのだそうです。青坊主のイメージカラーと掛け合わせた見事な色彩表現でですね。

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表情豊かな妖怪たちに気を取られてしまいますが、「raccoon」様は背景にも力を入れられています。
ジオラマの舞台となる竹林は鉄道模型素材を使われていて、そのままだと玩具の様な違和感が出てしまうことから、ブラウン系のファレホで枯草のような古めかしさを表現されています。また朽ちた山門も色濃く塗られており、ジオラマ素材と合わせて「誰も近づかないで古びた様子」を表現されています。
妖怪たちのお茶目な一面を描きつつ、妖怪が潜んでそうな人里離れた森の様子を、ジオラマ素材とファレホ塗装で見事に表現された作品でした。




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参加部門F:フリー部門
作者名:raccoon
メーカー名:Victis miniatures、RN Estudio
作品名:じぃじ、どうかな?
ファレホ使用率:98%
コメント:ハニス親方は偏屈が玉にキズ、息子、弟子とも喧嘩別れ。四代続いた工房も・・・。「私、継ごうか?」ー馬締を見せる孫娘に親方もニッコリ。家の骨格以外、ファレホの手塗りです。

スタッフコメント:続きまして「raccoon」様の2作目をご紹介いたします。
海外ミニチュアメーカー「Victis miniatures」と「RN Estudio」のキットを使われており、西洋の鍛冶屋を舞台としたジオラマとなっています。本作品のストーリーは「素直になれない親方が弟子息子と喧嘩別れをしてしまい、跡取りに悩んでいたところへ、孫娘が跡取りを買って出る」というヒューマンドラマとなっております。持ち味のストーリー性ある作風に加え、細かな塗り分けや質感表現が見どころの作品です。

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数々の作品を作られている「raccoon」様ですが、実は人肌の塗装は本作品が初めてなのだそうです。黒と茶を使うと肌の色彩が暗くなりすぎるため、黒茶を使用せずに肌塗装をされているほか、ドライブラシの強弱に気を付けながら衣類やエプロンなどのスス汚れを表現されています。自然な人肌表現は、人物塗装が初めてとは思えない出来栄えとなっていますね。

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舞台となる鍛冶屋の作り込みは、100均素材を中心に組み合わされており、武器や鎧、工具などはVictis miniaturesのキットを使われています。塗装は全てファレホで塗られており、武器や鎧にはゲームカラーメタリック塗料で煌びやかなアクセントをつけられています。
暗色でまとめられた空間はファレホの艶消し感がいい塩梅となり、鍛冶屋のほのかに薄暗い雰囲気を醸し出し、およそ30mmサイズのミニチュアたちのヒューマンドラマの舞台を作り上げています。
ストーリー性あふれるキャラクターや細部まで作り込まれた小道具、雰囲気ある空間などが見どころの作品でした。




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参加部門D:ガールズフィギュア部門
作者名:applemart factory
メーカー名:フジヤマサンカク
作品名:The statue of Gawr Gura
ファレホ使用率:60%
コメント:サメはほぼファレホを使用し、ベースはモデリングから出力までこだわって製作しました。フィギュアが映えるようにサメは質感もよりリアルに表現したのでみてほしい箇所です。

スタッフコメント:元ホロライブEnglish所属の大人気VTuver がうる・ぐらが登場!イベントディーラー「フジヤマサンカク」様のキットを使用されて、ガールズフィギュア部門でのエントリーとなります。可愛らしいがうる・ぐらはもちろん、サメの台座は誰もが目を引くボリュームとなっており、迫力あるリアルな仕上がりとなっています!
また「applemart factory」様は、ファレホペイントコンテストに今回初めてご参加してくださいました。ありがとうございます!

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「applemart factory」様は「がうる・ぐら」をエアブラシ塗装で仕上げられています。使われているのはラッカー塗料で、袖口や裾の白から青への移り変わりはラッカー塗料ならではの美麗なグラデーションとなっています。また丁寧に塗装された服のシワは、生地の柔らかさが伝わってくるかのような滑らかな仕上がりとなっていて、躍動的なポージングが更にダイナミックに見えてきます。「がうる・ぐら」の元気でお茶目な性格がよく表れていますね。

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迫力満点のサメの台座は全てファレホで塗られています。
その塗装は実にこだわられていて、サメ肌特有のザラザラ感を表現するために、下地にはジオラマエフェクト サンディーペーストを使用し、その上から塗装されています。
また口の周りにはスペシャルFX ブラッドを2色使って塗装されており、サメの攻撃的な性格を表現されています。
がうる・ぐらの躍動感とサメ台座の迫力がうまく掛け合わされた作品でした。




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参加部門B:ロボ、メカ部門
作者名:みるふいゆ
メーカー名:バンダイ
作品名:JUST COMMUNICATION
ファレホ使用率:10%
コメント:ウイングガンダムの翼の黄色、ヒイロの肌とタンクトップ、靴にファレホを使用。TVの各話タイトルコールのポーズに変更。小さなヒイロを上手くできたので見てやってください。

スタッフコメント:バンダイ食玩 ガンダムアーティファクトより、ウイングガンダムが登場!アニメのタイトルコールでお馴染みの両手と羽を広げた象徴的なポージングに変更されており、足元には極小サイズ(1㎝ほど)のヒイロ・ユイも見られます。
そして「みるふいゆ」様は、ファレホペイントコンテストに今回初めてご参加してくださいました。ありがとうございます!

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ウイングガンダムは、クレオス 水性ホビーカラーをメインに筆塗りされています。更にバーニアをはじめとした要所にはガイアカラー メタリック塗料で金属質のアクセントを表現され、仕上げにリアルタッチマーカーによるウェザリングでダメージ表現を付けられています。キットの造形を活かしたウェザリング塗装は、引き立ったエッジによって情報量が増し、およそ55㎜サイズとは思えないほどの精密感を生み出しています。

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足元のヒイロ・ユイはファレホを使われて塗装されています。ヒイロのトレードマークともいえるタンクトップ姿を設定に忠実に塗られていて、わずか1㎝ほどの大きさながら、肌の陰影もしっかりと表現されています。まさに作品タイトル通り、オープニングテーマ曲「JUST COMMUNICATION」のイメージぴったりに制作されており、どこからともなく曲が聞こえてきそうな、雰囲気あふれる作品に仕上がっていますね。




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参加部門D:ガールズフィギュア部門
作者名:T
メーカー名:コトブキヤ
作品名:朱羅 九尾 祭
ファレホ使用率:100%
コメント:エアブラシ、筆を使用して全塗装しました。ファレホグレーズメディウムを混ぜて、エアブラシでグラデーションを入れ、さらに、KIMERAカラーを筆塗りしてプラスしました。

スタッフコメント:ファレホペイントコンテストに毎回参加してくださっている「T」様が、今回もエントリーしてくださいました!ありがとうございます!コトブキヤ メガミデバイスより朱羅 九尾 祭が登場。塗装にはファレホとKIMERAカラーを使われており、なんと髪の毛の色を「限定特典カラー」の色彩に塗装で変更されています。
そして本作品は「スタッフセレクト賞」を受賞されました!おめでとうございます!

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朱羅 九尾 祭は、本来の重武装とは雰囲気が変わり「夏祭り」をイメージした、露出度の高いミニ浴衣風衣装のデザインとなっています。そのため「T」様は写真映えなどを考慮され、朱羅 九尾の肌色を成型色よりも赤みを強くした色彩で塗装されています。ファレホ特有の艶消し仕上がりと相まって、肌の質感がしっかりと表現されています。

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限定特典パーツのカラーリングをした髪の毛ですが、本作品はパーツそのものを使われたのではなく、塗装で限定特典パーツのカラーリングを表現されています。
先ずファレホでブルーを塗装された上にKIMERAカラーを使われ、髪の毛のハイライトを意識しながら筆塗りでホワイトを薄く重ね塗りされたのだそうです。これにより、ベースカラーとなるブルーを一番濃い色としながら髪のモールドに立体感がでて、まるでCGイラストのような質感が表現されています。全体のカラートーンもバランスが良く仕上げられており「T」様のこだわりが見られる作品となっています。




さて、今回のご紹介はここまで!
今後もコンテストの作品紹介を順次行なって参ります。是非次回をお楽しみに!

■次回ファレホペイントコンテスト6
11月中旬頃:詳細発表予定
2025年末~2026年始:作品受付予定