皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!
いよいよ今回で「ファレホペイントコンテスト4」の作品紹介が最後となります。
今回も皆様思い思いの作品を制作されていましたね!
SRニュースをご覧の皆さんも、コンテスト作品を参考に制作してみてくださいね!
それではファレホペイントコンテスト4最後の作品紹介へとまいりましょう!
今回も様々な力作が登場していますよ!「ファレホペイントコンテスト4作品紹介⑯最終回」皆様是非ご覧下さい!
スタッフコメント:「行き詰まり」様が2作品目をお持ちくださいました。
エヌ小屋 函館市企業局交通部 500形電車 530号 ベースキットを使用された作品が登場。ホビー天国では稀有な電車作品となっております。
「行き詰まり」様は、スマートフォン向けのオンライン・位置情報ゲーム「Ingress prime」のプレイヤーで、ゲーム内に函館市電530号が登場するイベントをきっかけに本作品を作られたとのことです。
車両のカラーリングにこだわられており、実際の車両に近い色をファレホで厳選され見事に仕上げられております。
昨年9月に北海道・函館市でIngress primeイベントが開催され、函館市電530号が「NL-1331H」として実際に市内を走行、「行き詰まり」様も参加されNL-1331Hに乗車されたそうです。
IngressロゴプレートやNL-1331Hのロゴマークも、実車両と同じ位置に再現されているほか、側面から見える台車はゲームカラー ウォッシュブラックでスミ入れされ、メカニカル感を演出したリアルな仕上がりとなっています。
実際に乗車された車両を制作されるというスケールモデルならではの楽しみ方をされた作品ですね!
スタッフコメント:ファレホペイントコンテストに毎回ご参加してくださっている「一本槍 優」様が、今回もエントリーしてくださいました。ありがとうございます!
今回もホロライブ 秘密結社holoXシリーズを制作されており、最後の一人としてラプラス・ダークネスが登場!バンダイ 30MSララネルをベースにカスタムされた作品となっています。
ラプラスといえば頭のツノやボリューミーなロングヘアーが特徴的ですが、「一本槍 優」様はパテやヘアパーツの組み合わせにより、見事にラプラスの特徴を表現されています。
曲線とテーパーの造形に縞模様が組み合わさったツノですが、玄人でも塗装の難易度が高い縞模様を、筆塗りフリーハンドで丁寧に塗装されています。
またボリューミーなロングヘアーは30msの髪パーツをミキシングされており、接続部はジョイントで稼働できるようにもされております。
薄紫色の髪色は、下地にタミヤ ファインサーフェイサーL(ピンク)を使用し、下地を透けさせるようにファレホを薄く塗られたのだそうです。難しい髪色を下地を活かした塗装で見事に表現されています!
装飾の多いラプラスの衣装ですが、全てエポキシパテやプラペーパーで自作されており、腰回りのチェーンも一つ一つ針金を曲げて作られたとのことです!
衣装のメインカラーには黒に紫を調色されたダークパープルのような色彩で塗られており、ベルトや首周りの黒色の装飾とのアクセントをつけた仕上がりとなっています。
また、スカートの模様は全て手描きとのこと!曲線を含むシンメトリーの模様をフリーハンドでここまで正確に描き込まれているのは流石です!
「一本槍 優」様は、V.K.M.コンテスト時代からホロライブ 秘密結社holoXシリーズ作品を制作されており、今回のラプラスが最後のメンバーとなります。難易度の高いデザインのラプラスを見事に作り上げ、ラストに相応しい作品に仕上げられています!
スタッフコメント:バンダイの人気食玩シリーズ ガンダムアーティファクト第3弾より、Zガンダムが登場。製品版はハイパー・メガ・ランチャーを装備していますが、本作品は専用ビームライフルを装備したスタイルに改造されています。
アニメに忠実なカラーリングを、ファレホを使った筆塗りで仕上げられた作品となっております。
「オカムラ」様は、ガンダムの中でもZガンダムが一番気に入られているとの事で、本作品を制作されたそうです。
アーティファクト独特のディテールは、ゲームカラー ウォッシュブラックを使われてしっかりと表現され、大きさ約5㎝とは思えないほどの精密な仕上がりとなっております。
アニメ劇中のカラーリングで塗装されたその姿は、どこか懐かしくも新鮮な仕上がりとなっていますね。
背面も正面同様に、精密なディテールを活かしつつファレホで丁寧に塗装されております。
また、アーティファクト版のZガンダムは、フライングアーマーやスタビライザーが開いた状態となっているのですが、「オカムラ」様はそれぞれを閉じた状態で改造表現されています。格納庫や推進剤を使用していないシーンでは閉じた状態となっているため、本作品を「立たせて展示する」ことからフライングアーマーやスタビライザーを閉じた状態にされたのだそうです。「オカムラ」様のZガンダムに対するこだわりがよく伝わってくる作品ですね。
スタッフコメント:続きまして「オカムラ」様の2作目をご紹介いたします。同じくアーティファクトシリーズより、第4弾スーパーガンダムが登場。なんと本作品はGディフェンサーを外して「ガンダムMk-2」状態に改造されています。塗装はファレホを使った筆塗りをされており、機体のメインカラーには灰色寄りのホワイトで仕上げられています。
アニメをご存知であれば、ガンダムMk-2といえばホワイトを基調としたカラーリングをイメージされる方が多いと思われます。
しかし「オカムラ」様は、本作品のメインカラーを灰色寄りのホワイトで塗られています。これは「濃紺色だったガンダムMk-2を白を基調としたカラーリング(灰色がかった白)に塗りなおしている」というエピソードがあることから配色されたのだそうです。
ガンダムMk-2がなぜ白いのか?という事情をご存知であればニヤリとするこだわり要素ですね。
背面は、ファレホで丁寧に塗られた塗装面と、ゲームカラー ウォッシュブラックで精密に表現されたディテールに加え、肘や足首、バックパックのバーニア・アームに使われているシリンダーのメタリック塗装が楽しめます。
特にシリンダー部分はアーティファクト独自の造形となっており、金属塗料によるメタリックの質感がアクセントのついた仕上がりとなっています。
機体の精密なディテールやガンダムMk-2のエピソードに因んだ塗装、メタリックのアクセントなどが見どころの作品でした。
スタッフコメント:人気食玩シリーズ、GフレームFAよりギャンが登場。
ギャン独特の「西洋の甲冑をまとった騎士のような外観」とシルバーの輝きがとても良く似合っていて、両サイドのシールドから防御力の高い「重騎士」のようなイメージを想像させる仕上がりとなっております。
騎士甲冑を想像させる銀色の外装ですが、実は一色だけでなく明るいシルバーと暗めのシルバーの2色を使われています。また、関節には輝度の高いメタルカラー クロームを用いられ、装甲とフレームの見分けをつきやすくさせる工夫されており、各シルバーの特徴を活かしたアクセントをつけられています。
ギャンといえばやはりこの人「マ・クベ」大佐ですね。このマ・クベ大佐は、MGギャンに付属しているものを使われています。シルバーとブラックのカラーリングは作品全体の色味に合わせて塗装されており、気品のある色合いが高級感を漂わせる仕上がりとなっております。
シンプルな外観でありながら色彩の特徴を活かし、まるで芸術作品のように仕上げられた作風となっております。
スタッフコメント:大人気ソーシャルゲーム ブルーアーカイブより、イベントディーラー「PTsd」様のガレージキット「1/7 ブルーアーカイブ ホシノ2年生ver.」を使用された作品が登場。劇中設定の色彩で塗装されていて、下地のサーフェイサー以外はファレホを使われた筆塗り仕上げをされています。なんと初めて作られたガレージキット作品でエントリーしてくださいました!ありがとうございます!
ブルーアーカイブのメインの一つともいえる「銃」ですが、ショットガンの塗り分けやシールドの裏側など、「如水」様は細かく丁寧に塗り分けられています。
また、手慣れた玄人でも難易度の高いスカートのチェック柄ですが、マスキングを使われて3色しっかり塗り分けられています。難易度の高い複数色のマスキング塗装を、丁寧に仕上げられています。
ホシノの髪は原作の色彩に合わせて淡いピンク色で塗装されています。そして気になる顔の塗装には人間用のメイク用品を使われて仕上げられたとのことです。特にフェイスラインは人の顔と同じようにメイクでシャドウを入れられているため、自然な影がついて立体感のある仕上がりとなっていますね。
初めてのガレージキット作品でありながら、「如水」様の丁寧さや工夫が見られる作品でした。
スタッフコメント:PLAMAXミニマムファクトリーよりディードリットが登場。
ファンタジー作品の王道「ロードス島戦記」のメインヒロインでありながら、ファンタジー作品における「エルフ」のイメージを定着させた原点キャラクターを、繊細かつ優雅に仕上げられた作品となっております。
そして今回、スタッフセレクト賞を受賞されました!おめでとうございます!
「ぱも」様は、ロードス島戦記(小説)が角川文庫から発売されていた当時から好きな作品だったとのことから、制作に臨まれたそうです。
1/20スケールでありながらも、服の陰影や細かい装飾をファレホで丁寧に筆塗りされており、まるで1/8スケールフィギュアと見間違えるほどの出来栄えとなっております。普段はラッカー塗料を使われてメカ系を作られている「ぱも」様ですが、なんとファレホを使われた作品は今回が初めてとのことです。ファレホ初挑戦でここまで仕上げられる塗装センスはとても素晴らしいですね!
ディードリットのイメージカラーの一つとなる青色のマントは、ラッカー塗料で仕上げられており、柔らかいグラデーションが風になびく造形を軽やかに表現しています。
また台座は、草原をイメージしてジオラマ素材でつくられており、側面にはレンガのモールドを施されています。一見すると一つのオブジェクトに見えますが、実はこのレンガ模様は一つ一つプラ板を貼り付けているのだそうです!「ぱも」様曰く「台座の制作はディードリットよりも時間がかかった!」との裏話をお伺いいたしました。
丁寧にファレホで塗装されたレンガは、質感がよく出ていて、ファンタジー世界の雰囲気があふれる仕上がりとなっております。
ディードリットも台座も「ぱも」様の思い出と熱意が込められた作品に仕上げられていますね。
スタッフコメント:「蒼不動」様が2作品目のエントリーをしてくださいました。
リンボディビジョン209より、サダシ・クリーグ(75mm)が登場。メーカー塗装見本とは異なる色彩で仕上げられています。
「蒼不動」様は、サダシ・クリーグを「明るく社交的な人」という独自解釈をもとに、「桜色」をイメージされて全体を塗られたとのことです。
桜色の髪の毛が映えるように衣装は白を基調としている他、武器も髪色と相性の良いオレンジ色で塗られています。
作品全体の色彩バランスが取れていて、蒼不動様の色彩センスのレベルの高さがうかがえますね。
サダシ・クリーグは「妹思いの戦闘型サイボーグだが、時折敵味方無差別に攻撃する暴走を起こしてしまう問題を抱えている」というメーカー公式設定があることから、「蒼不動」様はバーサーカー(狂戦士)を連想され、暴走してボロボロになるまで戦い続けている様子を今回描かれています。
肌色をはじめ、髪の毛や衣装に「シャビー塗装」を施されてキズや汚れなどの表現をされているほか、赤く染まった目も彼女が正常でなく暴走状態であることがうかがえる描写ですね。
可愛らしい桜色の見た目とは裏腹に、暴走して戦い続けてしまう一面を併せ持つギャップを描かれた作品となっています。
スタッフコメント:ファレホペイントコンテストに毎回ご参加してくださっている「ミヤギ・ルカ」様が、今回もエントリーしてくださいました。ありがとうございます!
ガンプラ HGUCサザビーが登場。シャアの赤いパーソナルカラーとは打って変わった青いカラーリングが特徴的で、各所に独自のアレンジ塗装を施された作品となっております。
「ミヤギ・ルカ」様は、6VS6オンラインFPSゲーム「ガンダムエボリューション」(以下ガンエボ)に登場するサザビーのスキン「サファイアブルー」をモチーフに制作されています。「ミヤギ・ルカ」様がガンエボをプレイされていた当時はサファイアブルーのスキンがレアだったため、思い入れが強いスキンなのだそうです。青と水色の2色でアクセントをつけ、ゲーム内の描写に近づけるため光沢コーティングで仕上げられています。
サザビーが装備しているシールドには「義務」の文字が書かれています。これはガンエボプレイヤーの間で使われている専門用語をトレードマークとして書かれており、作品名にも同じように使われています。
また各所に独自のアレンジを加えられていて、ライフルやバックパックには迷彩柄をイメージした縞模様や、ファレホ偏光カラーを用いたポイント塗装やスミ入れなども各所に施されています。(写真では非常に分かりにくくて申し訳ありません)
ガンエボプレイヤーが見るとニヤリとする仕掛けや、「ミヤギ・ルカ」様の思いやこだわりが詰まった作品でした。
スタッフコメント:バンダイ プラノサウルスシリーズよりティラノサウルスが登場。その姿の大半をファレホで塗装されたティラノサウルスは、我々が良く知る色彩を忠実に再現されており、台座には大地をイメージされたカラーリングが施されています。
こちらの作品は恐竜が大好きな小学生モデラーの作品となっており、今回スタッフセレクト賞を受賞されました!おめでとうございます!
図鑑などに掲載されているイメージ通りのカラーリングで仕上げられているティラノサウルスですが、なんとこのカラーリングはファレホカラーセット ドイツ軍迷彩色を使われたのだそうです!ティラノサウルスに合う色を選別された色彩センスは流石ですね!
そして背中のウロコ肌をドライブラシで仕上げられており、ゴツゴツした質感を表現された塗装も小学生とは思えない素晴らしいセンスです!
ティラノサウルスが踏みしめる台座は、恐竜が生息する草の大地をイメージされて塗装されています。2色の緑色を使われてアクセントをつけた草色からは、大昔の大自然豊かな地球を想像させますね。
また台座側面の茶色は、大地の地層をイメージされて塗られているのだそうです。足元までしっかりと気を配られて制作された「よしな」様の作品でした!
さて、今回のご紹介で「ファレホペイントコンテスト4」作品紹介は終了となります。
最後までお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました!
それでは!
次回ファレホペイントコンテスト5でお会いしましょう!
現在、店頭にて作品エントリー受付中となっております。ぜひ皆様のご参加をお待ちしております!