皆様こんにちは!
広島ショールームのコウゾウです。
さて、いよいよ本日でエントリー作品のご紹介もラストとなります!
まずはこちら!
バランスよく配置された2セット分の「キジムナー」が非常にコミカルで愛らしい、素敵なジオラマが登場!
形状にこだわりました。という流木をベースに、一枚一枚切り抜いて貼りつけ製作したという枝葉や、ツルの表現などずっと眺めていたくなりますね。
キジムナー本体の塗り分けも、非常に丁寧かつ綺麗に塗られており、さすがです!
濃いめの色とはっきりとした陰影により適度に目立つことで、超自然的で、異質な存在である妖怪らしさがしっかり出ていて素晴らしいですね!
お次はスタッフ部門!
最後は、ミニチュア担当のコウゾウが「輪入道」を塗ってみました!
凝った塗り込みも最高に楽しいですが、さくっと筆塗りを楽しむのもミニチュアの良さ。
てなわけで下地塗装1日、本体塗装およびベースの巻物製作に1日の計2日間での仕上げながら、個人的にはなかなか満足のいく仕上がりとなりましたがいかがでしょう?
輪入道は全体に炎を纏っているので、光源設定が難しい・・・また黄色や赤を塗るのであまり彩度を落としたくない・・・
そこでハイライトプライミングの応用で、ファレホホビーペイントスプレー スカーレットレッドを吹き付けた後、ホワイトプライマーでダブルコートすることで、彩度とコントラストを両立しております。
ついでに下地を残しながら塗ることで、炎のグラデーション、内部からの発火、車輪への炎の照り返しなども表現でき、正に一石二鳥!
おまけに、これは意図していなかったのですが、ファレホホビーペイントスプレー スカーレットレッドの色味!
これが実は、鳥居などに使われる朱赤に近く、和の妖怪との相性が非常に良いというのも発見でしたね。
背景の巻物は、切り出した輪入道のランナーを芯に、手で薄く伸ばした紙ねんどを巻き付けて作成。
ファレホの73200 セピアウォッシュで全体をウォッシングしただけですが、突貫工事による雑な造形や、ひび割れがかえって良い感じになってくれて嬉しい誤算です。
(ただファレホ ゲームウォッシュの性能が凄いだけとも言います・・・笑)
基本的に初心者向けの塗るプラシリーズの中で、少々塗装難易度高めの「輪入道」ですが、こんなアプローチの仕方もあるということでこれから作る方の参考に少しでもなれば幸いです。
ということで8つの作品の紹介が、全て終了いたしました!
今回もすばらしい作品ばかりで、どれに投票するか悩みどころですね!
今回紹介した作品は現在、店内ショーケースにて展示中ですので、お立ち寄りの際は是非ご覧ください!
また以前の作品紹介記事は以下になります!
【「塗るプラコンテスト3 」in広島ショールーム 参加作品紹介! No.1】
【「塗るプラコンテスト3 」in広島ショールーム 参加作品紹介! No.2】
【「塗るプラコンテスト3 」in広島ショールーム 参加作品紹介! No.3】
それでは、次回のショールームニュースもお楽しみに!
広島ショールームスタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております!